平和こそ最大の幸福。北朝鮮の水爆実験に思う。

未来拓く、みうらひらくです。

今日は真面目に書くぞ!!
…って書くと、いつもふざけているみたいですが、きっと誤解です。

しかし年明けから何とも…イヤなニュースが飛び込んできましたね。
北朝鮮が核実験を行ったようです。

年末の韓国との一件も、今回の実験を察知していたのかもしれないアメリカからの、日韓双方への強い働きかけがあったからだろうと、今日は色んなところで見聞きしました。
国としての政治だな…ま、それはそれとして。

やはり単純に、自分は核兵器というものが嫌いなのです。
今日はそれを再確認しました。
核、だ〜い好き!!って奴もいないと思いたいですけど。

子供の頃、私たちの世代はおそらく皆が(少なくとも自分の通った義務教育の課程においては)戦争放棄・平和主義を謳った日本国憲法の第9条は本当に素晴らしいものなのだという教育を受けて育っています。

純真無垢(?)だった子供時代、人のためになる仕事がしたいと願い、それは究極的には世界平和に繋がる仕事だと考えていました。

そして、月日は流れました。

世の中の仕組みや世界情勢を、少しばかりは理解した汚れつちまった今の自分は、ただ盲目的に平和を望み、戦争も核もない世界を夢見ていた幼少期とは違うと思っております。

しかし、それでも今現在でも、私は戦争や核のない世界が実現できたとしたら、それは素晴らしいことだと信じているのです。

ま、できるできないの話は今日は一旦置いておいてね。

青臭い&うさん臭い発言ではありますが、世界平和を望まずして何が政治家でしょうか。
仮に世界平和を実現できるとして、それ以上の仕事の成果が政治家にとってあり得るのかと、そう思うのです。

平和こそ最大の福祉。
福祉って言葉に抵抗があるのなら、幸福と換言してもいいでしょう。
平和こそ最大の幸福。

人は平和でない以上、幸福ではあり得ないのではないでしょうか。

(いや、性癖の話とか別ね…今日は真面目な話だってば!!)

核の抑止力という神話も、テロリズムがここまでの脅威となっている現在、その効果の永続性を疑ってみることも大切でしょう。
少なくとも備えておかねば…想定外では済みません。

世界には平和の定義すら異なる人たちがいる以上、何らかの強制力が必要だと考えます。
それは価値観の押し付けになりかねないからこそ、実現が難しいわけですが。

…ってかソレ無理じゃね、って言うものわかる。
だから現状、こんな世界なわけでね。
政治より宗教の方が可能性がある気もします…手段としては。


宗教??
ま、この話も危険だから一旦置いておこう。

かつて私は小学校の修学旅行で広島を訪れました。
原爆ドーム、平和記念資料館等々。
行く先々で、原爆被爆国の一国民として、こんな悲劇は決して繰り返されてはならないと感じたことを、今でも鮮明に覚えています。

核兵器は使ってはならないのです。

科学の進歩、技術革新、新しい可能性。
そういった素晴らしいテクノロジーは決して兵器に使われるべきではない。
…って言ってみても、現実に国防のため、必要とされるものがあることは重々承知です。

だって現に、こうやってお隣さんがやらかしちゃうんだものなぁ。

やはり人間には立ち入ってはいけない領域ってものがあるのかもしれません。
たとえば人のクローンとか、さすがに自分の感覚でもNGだし。

同様に、核エネルギーを兵器に使うってことは許されるべきではないと思います。
平和に向けて(ってのは表向きという側面もモチロンあるだろうけど)イランも動いて核拡散防止、軍備縮小の動きが世界的なトレンドとなる中でのこの粗相っぷり。
そういった意味でも今回の核実験は言語道断、許し難い行為なのです。

北朝鮮的からすれば知らねーよ、って話なんだろうけど。

ま、とにかく何とも悲しい話でしたね。
悲しいでは済みませんけど。

で、今回の実験が原爆じゃなく水爆による核実験だったらしいって報道を見て、久々に思い出したわけです。

第五福竜丸事件
そして、その事件から生まれた物語。

”トビウオのぼうやはびょうきです”

小学生の時に読んだこの絵本をどうしても読みたくなり、図書館に行って借りてきました。
30年ぶりくらいに読みましたが、ページをめくるたびに当時の気持ちがよみがえってくるようでした。
読んだことがない方には読んでいただきたいです。
昔読んだなぁって方も、今読んでみると違った感じ方ができるかもしれません。
ぜひ。

そして願わくば、平和実現のために自分にできることを見つけ、行動していただきたく思うのです。
私も精進してまいります。

やるべきことを、やっていくのみです。
ありがとうございました。

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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