岡山県って…どこだっけ?いわんや津山をや。そもそも中国地方がマイナーなのではないかという件について。

未来拓く、みうらひらくです。

昨日のエントリーが諸事情により非常に消化不良、思わせぶりな終わり方になっておりましたので…本日はその続きをば。

つーか体調不良なんだが。
インフルじゃなさそうだけど…皆さまもお体にはお気をつけください!!
まだまだ朝晩冷えるのに、昼間は結構暖かかったりするし…服装難しいからね。

岡山県はどこを目指すべきかって話だったな。
岡山県のホームページを見る限り、全国に向けて発信していこうという思いはあるようですが…一体何を伝えたいのか☆
岡山県ホームページ《晴れの国おかやまへようこそ》

ま、岡山県民なのに地元をディスっても始まりません。
まぁ昨日のエントリーで比較対象として挙げた香川県大分県を見ても、見やすいページとは言い難い気はする。
莫大な予算を費やしている東京都ですら、率直に言って魅力的なページとは感じないしな。

色々と理由はあるのでしょうが自治体のホームページってカッコイイの少ない印象はありますよね。
ココはカッコイイorオシャレな感じだぜってのあったら、是非教えてください!!

さて、岡山県内でも一部で物議を醸した(?)PR動画たちをご紹介しましょう。
それぞれ紹介文はもんげー岡山ホームページより引用。

まず”もんげー”って何ぞやってトコだとは思うけど☆
もんげー≒すごい、ってイメージで良いんじゃないかな。

もんげーチャレンジ!

岡山県は地味で目立たない?そんなことはない!
日本中に元気と勇気を届けるもんげーチャレンジを。岡山県ならきっと、できる。

もんげーチャレンジ1
新・桃太郎
新・桃太郎とは何者だ?岡山県が贈るスペシャルムービー。

しかし岡山県民が観ても微妙な気が…いや、これは県民だからこそ感じる違和感なのでしょうか?
おっと、他にもあるぞ…。

もんげーチャレンジ2
めざせ紅白!「もんげー岡山!」を歌おうプロジェクト
岡山県ゆかりのメンバーで歌いつなぐスペシャルPVが完成!

もんげーチャレンジ3
みんなで踊ろう!もんげー岡山!ダンスプロジェクト
アップアップガールズ(仮)が、もんげーダンスに挑戦!

昨年末から今年の頭まで東京近郊に行っていたのですが、羽田空港内には全国各自治体や大手企業などの広告宣伝パネルがいたるところにあります。
その多くの中に『もんげー岡山』と書いたパネルもあったような気はします…多分ですが。

観光を取っ掛かりとして、最終的には移住にまで持って行きたいって狙いなのかな。

日本国内だけでも各自治体や企業が誘客に力を注ぐ中、目を引く広告を打ったり、際立って面白い企画を実際に行い、なおかつターゲットに届け、好ましい結果に繋げることは…非常にハードルが高い困難な目標であるといえるでしょう。

ブランディングやマーケティングといった言葉が市民権を得て、インターネットでの情報発信は個人レベルで普及し、誰もが情報の受信者であり発信者となることが容易になった今だからこそ…安易な戦略と甘い見通しでマーケットへ参戦することには、実は大きなリスクが潜んでいることを知るべきです。

本気で日本中に元気を届けようというのであれば、時には潮流に乗ることをあえて拒む…言わば見逃す勇気、参加しない勇気も必要であるということを心に刻んでおくべきではないでしょうか。

それは時として、何もしないで手をこまねいている傍観者のように映る危険性をはらんでいますが、大いなる目標達成のためには、じっと耐えるべき時間もゼロにはできないのかもしれません。

引用した動画の3番目の作品に至っては、オフィシャルページからリンクが貼られているにもかかわらず…今、このエントリー投稿時点で、アップされてから3ヶ月近く経つというのに1100回強しか再生されていません。

私が選挙後Facebookに上げたお詫び動画ですら、数日でそれ以上の回数再生されていました。

正直なところ、この数字一つとっても岡山県が本気で取り込んでいるとは、どうしても考えられません。
現場には当然優秀な方々が多くおられるはずですし…もっともっと成果を出せるはずではないでしょうか。

桃太郎スピリッツか…自分も色々と考えてみようかな。
まず自分自身のブランディングから始めろって話ですが☆

都道府県に関する各種ランキングにおいて、岡山県は中途半端な位置が多いってお話もいただきましたが…実は2014年度の移住者数ランキングでは全国トップなのです!!

地方移住 14年度、1万人超え 5年で4倍 毎日新聞など調査

2位の鳥取県を500人近く引き離す、断トツの1737人という実績。
これはやはり自然災害が少ないことが一番の要因なのでしょうか?

何にせよ、歓迎すべき結果だと思われます。
人口減少社会の中で、移住したいとまで思える土地であり続けることは大変なことだと思いますが、このアドバンテージを生かさない手はないでしょう。

残念ではありますが、岡山県には現在…香川県におけるうどん、大分県における温泉レベルで推せるものはないのかもしれません。

ないなら、つくればいい。

引き続き様々な角度から、より魅力と価値のある場所として地元を盛り上げていくべく、頑張っていきたいと思います。
斬新なアイデア、募集中です!!

都道府県単位ではなくとも、ご自身がお住まいの自治体に置き換えて考えていただけると面白いかもしれませんね。
どんな発明も最初は空想から生まれるのです。
自分たちで動き出さないと始まりません!!

私としては…せめて日本国内ではどこにあるどんな県(市)かってのを、サクッとした説明で「あぁ、あの岡山県(津山市)ね!!」って理解してもらえるようにしたいものだと考えています。

では本日はこんなところで。
また明日!!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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