そろそろ”前例がない”だけで却下するのは止めましょうYO!!先入観というイドラ。

未来拓く、みうらひらくです。

先入観…なかなか厄介なものです。

思い込みって言い換えるとわかりやすいか。

本日岡山県津山市は雨降り。

予報では明日も降るとか…。

雨の日は車の運転も、いつも以上に気を付けないといけません。

思い込みによる”〜だろう運転”ではなく、”〜かもしれない運転”をすることが大切ですね!!

…と、僅か3年弱のサラリーマン生活の間に2回免停になった男が言ってみる。

しかも営業職だったんだけども…。

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コトバンク
大辞林 第三版の解説より

イドラ【idola】
〘哲〙 〔偶像の意〕 F =ベーコンの用語。実在の正しい把握を妨げ,無知と偏見の原因となる要因。

先入観に囚われてしまうことは”事実”を理解する妨げになります。

そうは言ってみたところで、先入観なしに物事に対応するのは…事実上不可能だと言えるでしょう。

なるべく偏りなく判断したいと思っていても、先日書いたように全ての情報はすでにフィルタリングされたものです。

それにどんな人間であれ、一切の感情を抜きにして思考を進めることができるとは思えません。

う〜ん
本日取り上げたいのはある言葉についてです。

多くの方々にとって人生の転機ともなった、東日本大震災

その折りに…きっとそれ以上多くの人々が見聞きしたであろう言葉です。

それは”想定外”というキーワード。

発生から1ヶ月近くが経過した熊本地震に関しても、残念ながらこの言葉が報道に登場することは少なくありません。

当ブログの中でも何度も繰り返し書いてきていますが、想像力…イマジネーションは、社会生活を送っていく中で非常に大切です。

人と人との関わりの中で…それこそエスパーでもない限り、自分以外の人の心を完全に理解することは決してできません。

それゆえ、他者の心を想像する…思いやるという行為には豊かな想像力が必要不可欠なのです!!

難しいことではありません。

家族や恋人、友人…どんなに近しい間柄であっても、通じ合っているようでいても、結局は相手の考えている本当のことは相手にしかわからない。

私たちにできることは言葉や表情、身振り手振りなどを用いてのコミュニケーションと、信じることのみではないでしょうか。

何が伝わるかしら…?

何が伝わるかしら…?

本日出ていた報道の一つに、このような内容がありました。

防災計画:連続震度7想定せず 全ての都道府県

東日本大震災から僅かに5年。

極めて直感的な印象ですが、想定外という言葉が通用するとは…どうしても思えません。

想像力の欠如だけで片付けられる問題ではないかも知れません。

が、あれだけの災害を経た後ですら…震度7の揺れが連続して発生するケースは47都道府県全てで想定されていないというのが現状だという内容の記事です。

”かもしれない対策”を何故しないのか??

ってか、対策ってそういうものでしょ!!

怒りとか失望とかいった感情ではなく、呆れを通り越した驚きに近い思いで記事を読みました。

連続して発生することを計画に盛り込んでいない理由について、各担当者は「国が想定していない」(滋賀県)▽「過去に例がない」(長野県)▽「1回でも複数回でも対応は同じ」(宮崎県)−−などと回答した。

実際、時間や予算の都合もあるでしょう。

どこかで線引きをしないといけないのは必然。

しかし、その線を引くことへの責任…万一の際の責任を取ることを恐れるがゆえに、前例にないことや、先進的な取り組みは”無難こそが最上”といった組織においては決して認められません。

新しい試みや先鋭的なアイデアの中にこそ、今までの結果を劇的に変化させる可能性が含まれているにもかかわらず…です。

凝り固まりたくはないものです。

それでは、また明日!!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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