政務活動費という甘い誘惑。津山市議会議員の使い方を参考に、本来の趣旨をもう一度考えてみる。

未来拓く、みうらひらくです。

お声掛けいただきまして、昨夜は参院選も絡むイベントに参加するため、岡山市まで行ってまいりました。

正直、内容には期待していませんでした。

ぶっちゃけると…雨降ってるから、行くの止めようかなと思ったくらい。

しかし、結果としては非常に面白かった…その件は改めて書きます。

humuhumu

昨夜は天候のせいもあってか車が進まず、帰宅までに思ったよりも時間が掛かったせいで掘り下げ損ねた(…と、言い訳してみる)、津山市議会議員の政治資金と政務活動費の公開状況についての所感

そいつを今日は深掘りします。

政治資金0、政務活動費0という…一体どうやって活動しているのアナタは?という議員さんもいるという話を書いたのが昨日のエントリー

他にも色んな方がおられます。

多様性の容認は、私自身の政治信条の中でも大切なことの一つ。

しかし、政治資金の使途公開に関してはいただけない。

俺は非公開、私は公開、僕は気が向いた時だけ公開…そういうわけにはいきません。

色んな人がいて良いじゃん、という類の話ではないのです!!

ikari

津山市議会議員政治資金の収支報告書に関しては先日のエントリーを、政務活動費についてはこちらをご覧ください。

政治資金はゼロだけど、政務活動費はガッツリ全額使いましたというケース。

そういう議員さん、結構な数おられます。

可能性としては超低いけど「政務活動費の支給額ちょうどで、議員としての活動経費が収まり、なおかつ政治活動は一切行っておりません!!」…というのなら、まだ理屈は通る。

しかしコレ、簡単に言うと…税金分は活動しますけど、自腹はいっさい切りませんって人ってことだからね!!

awawa
自腹切ってりゃイイってものじゃないのは確かです。

誰だって私財を投げ出すのはイヤだわ。

公のためという目的であっても…何かの拍子に、何で俺だけが!!…ってなるのは少し理解できなくもない。

私、聖人君子ではございませんので…。

しかし、それがイヤだからといって政治活動の範囲を小さくし、やるべき仕事をやらないというのは…おかしいと思うのです。

yahho

政治に携わる者に本来期待される役割を考えた時、やはりNGではないでしょうか。

例えば、政務活動費が少額過ぎて活動に差し支えるのであれば、金額を引き上げる方向に持っていくなり…解決方法はあるはずです。

それが有権者に理解されるかどうかは別問題。

ただ、本当に必要なのであれば、理解してもらうべく努めるのが政治家のあるべき姿だと考えます。

問題提起することではなく、問題解決していくことが政治家の仕事。

問題をスルーしてしまうのは問題外でしょ!!

siiin

いずれにせよ、今回チェックした限り…政務活動費を全額使っている人は、少額であれ足が出ています。

足りなかった金額をどこから支払ったのか??

政務活動費≒税金でまかなえない分は、どこから支払ったのか??

ご自身の財布??

…税金で足りない分は、仕方ないから自分で出しとこか…ってか??

本意ではないが、少し譲って…それでも良いとしてみます。

しかし、それなら何故…みずから拠出した金額を政治資金収支報告書に記載しないのでしょう。

atamaban

結局、これまた理解不能。

政治活動のため…政治家としての職務に期待される目的達成のために必要な経費だと、全ての有権者に対して、何ら恥じることなく主張することができるのであれば、私はむしろコストは掛けていくべきだと考えます!!

当然それは有権者にとっても納得いくものであることが求められ、選挙はその審判の場としての役割も担っているのです。

kakuseiki

”どうせ誰も見ないから”という甘えのもと、形式上だけ公開していることで、このような”杜撰(ずさん)”な処理が横行することとなります。

まさしく、権力は腐敗する例…わかりやすく表れています。

コスパの検証は必要(簡単じゃないのは当然だけど)ですが、必要な経費を使わないで「節約しています、よって仕事もしません!!」では本末転倒。

やはり、政治に関しての資金の流れはガラス張りにしていくしかありません!!

mieru

少し長くなってきたので、続きは改めて。

それでは、また明日!!

 

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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