獲得29万票超でも落選し、1.8万票でも当選する仕組み。制度を変えるためのたった一つの方法。

未来拓く、みうらひらくです。

昨日執行された参議院議員選挙。

個人的に応援させていただいた山田太郎議員は、29万票超という…おそらくほとんどの方の予想を遥かに上回る票を獲得しながら、残念なことに落選されました。

《参考リンク》
山田太郎氏、約29万票獲得も落選。民進党の比例当選トップを上回ったのになぜ?

「日本オタク党」の可能性──参院選・“オタク族議員”山田太郎人気から考える

オタク族議員って見出しで言われちゃうと、それだけじゃねーぜ!!って意味で違和感あるけど…ご本人は意に介していないようなので、OKってことですな。

うん、太っ腹。

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昨日も書いたように、選挙は結果が全て。

そう…全てではあります。

しかし、応援していた候補がこうした形で負けるのは…ぶっちゃけ何とも不条理に感じるのも、正直なところです。

政党or政治団体が獲得した議席数に応じて、獲得票数の多い候補者から当選していくという制度。

党籍は置いていないものの知名度が低い団体に所属している時点で、当選が難しいのは明らかでした。

うむ…わかっているさ。

ブヒブヒ言うことがカッコ悪いのは百も承知だッ!!

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しかし、よく言われる一票の格差問題をはじめ、選挙制度には道理に合わないと思われる点が少なくありません。

制度には一長一短あり、その制度のもとで戦うことが大前提なわけです。

今さら何を言っても…負け犬の遠吠えにしかならないことも重々承知。

もし、どうしても結果を受け止められないとしたら…選挙制度自体を、比例代表制のシステム自体を改革するしか道はないのです!!

その道は果てしなく険しいけどね…。

身を切る改革…などといった言葉だけは、散々見聞きします。

そう、あの口だけのやつな。

人は本来、それほど強いものではありません。

かつて書いたように、権力を得た人間をチェックしていくことは…健全な社会の維持に必要不可欠です。

《参考リンク》

全ての権力は”絶対に”腐敗する…そう、あなたのチェックがなければね!!の巻。

むしろ選挙の結果が出たこれからこそ、政治家にとっても有権者にとっても本当に大切な期間が始まるのです!!

公約が果たされるか否か、私たちは今後しっかりと見極めていかねばなりません。

やはり…と言うべきか、投票率は伸びませんでした。

それでも、選挙の結果は重い。

制度に文句を付けてみても…その制度を決めているのは、他でもない私たちの手によって選ばれた国会議員の皆さんです。

結局、政治を変えるために我々が持つ最強の矛であり最大の盾…それは選挙に参加すること。

appare

投票、誰かを応援すること、あるいは立候補することなど。

不条理を解決するために、それぞれができることをやっていく。

その積み重ねでしか、変化は起こせないのかもしれません。

大きな変化を起こすためには、それだけ大きな力が必要。

今後も一人でも多くの人に政治、選挙に興味を持ってもらえるべく努めていきます!!

それでは本日はこんなところで。

また明日!!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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