10年後のまちを若者抜きで論じるという壮大なコント…議会報告会が悪い冗談みたいで笑えない。

未来拓く、みうらひらくです。

昨日に引き続き、2箇所で開催された、津山市議会の議会報告会。

gikaihoukoku7

本日は友人と2人での参戦。

雇用等をテーマに扱うはずの、産業委員会のメンバーによる久米公民館での会に参加しました。

時間の都合で前半の1時間ちょっとを聞いただけで失礼しましたが。

当然、昨日と同じ内容を報告している部分もあるのですが、率直なところ…昨日よりははるかにマシ。

進行の邪魔をする人はいない感じでした。

まぁ…突っ込みどころは少なくなかったけども。

humuhumu

正確にはわからないけど…参加者の平均年齢は今日もかなり高め。

昨日に至っては、60歳超えていたんじゃねってレベル。

10年先の津山市を考えようって会を開いているのに、若者の姿が全くと言っていいほどないのは…普通に考えれば異常。

おかしいというか、ナンセンス…もはやギャグの領域だと思う。

nainainai

だって、仮に昨日のメンバーで50年先の話とかしようってことになったら…まぁほとんど全員お亡くなりになっているでしょう。

10年先の話をする…将来の話をするためには…10年先だけじゃなくて、その先の何十年のことだって考えなくちゃならない。

その場しのぎでやってきた、そのツケが現状なわけですから。

自分が死んだ後の話を、当事者意識を持って論じろっていう方が無理だと思う。

老い先短い、ご老体にはね。

老兵は死なず、ただ消え去るのみ…。

もちろん死ななくても良いけど、表舞台からは消えるタイミング…去り際があるとは思うのです。

atamaban

若い若い、10年早いと言われますが…38歳なんて全然若くない。

肉体的な衰えは感じまくりだし…考え方もそう。

20代や…もっと言えば10代の参加者がガンガン意見を出して、それを我々のようなおっさんお兄さん世代や、さらに上のじーさんおじさん世代が聞いて、助言しながら結論を出していく方式の方が望ましいのではないか??

お互いを尊重しようという意識が、あまりにも足りない。

itatatata

さらに言うと、女性の参加者があまりにも少ない。

おばさんお姉さん世代や、ばーさんお母さん世代もっと積極的に参加できるような会であるべきです。

一応…子育てのことを扱うべきということになっていた、昨日参加した厚生委員会の会場ですら、女性参加者は私の把握している限りでは2名のみ

失礼ながら、お子さんもある程度の年齢に成長されているであろう年齢に見受けられました。

つまり、いわゆる子育て世代の女性参加者は0ってこと。

リアルな声なんて、届きようがありません。

いや…そういう現役世代の方が実際に来られていても、声を届けられるような状況ではありませんでした。

それこそが大問題。

子どものこと、孫のことを思えば理解できる…なんていうのは綺麗事

現実に当事者として、物事に当たっている人間の声が持つ説得力は、やはり全く別物です。

議会報告会の本来の開催意図に立ち返って、市民に開かれた場とするためには…議員側の意識も大切で、参加する市民側の意識も大切だと思います。

hage

たまにいる”超個人的な質問をする人”。

そういう方が公の場で質問をすると、時間的にも非常にコスパが悪くなるので、進行役の方はその辺りを厳しく制することがあっても良いと思います。

誰も(もしかしたら本人さえも)理解できない、誰も聞いていないような話を、誰も止めることなく話し続けさせるのは、会自体の価値を貶めることに他なりません。

もっと面白い会にしたら良いのに…って漠然と思っていたけど、誰でも無料で参加可能ってことにしちゃうと、どうしても進行がしっかりしていないと難しい。

しっかりしていても、難しいけどな。

siiin

参加者のほとんどは町内会だの、何ちゃら会の会長だの…いわゆる名士的人物ばかり。

名乗らずとも議員さんが名前を知っているような方々ばかりの現状では、自由闊達な意見交換などできるはずがないと思います。

ちなみに友人の感想は…「こんなことやってるんじゃなぁ…ま、議員さんっていう人種を見られて良かったわ。」というものでした。

…意味深な。

appare

第2回タウンミーティング津山を開催するしかないなコリャ。

本日はこんなところで。

また明日!!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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