今さら足し算…さらに掛け算だと?ポジティブ男のマイナス思考。

未来拓く、みうらひらくです。

恐ろしいくらいにポジティブだとよく言われる、みうらひらくです。

 

 

確かに、ポジティブだという自覚はある。

積極的な方だと思うし、自己肯定感ハンパないし…それは悪い方に働くこともあるけど。

しかし、楽観的ってのはまた違うと考えています。

 

 

放っておいて良くなることなんて、そうそうない。

虫歯を放置しても治ることは”絶対に”ない。

歯医者の美人先生にそう言われたことがあるのを思い出します。

 

 

放置するのはもちろん良くない。

しかし間違った手段による治療は、むしろ症状を悪化させかねません。

 

 

私の住む岡山県津山市、勤務地の鏡野町はいずれも田舎です。

ってか、地方なんてほとんど田舎。

田舎の現状はどうであるか?

田舎のこれからはどうなるか?

現実から目を逸らさず考えると…人口が増えて発展するなどという夢物語を根拠なく描くことは、楽観的どころか滑稽、哀れですらある。

 

 

人口は減る。

人口が増えていた時代の施策の継続、往時の考え方を当てはめるのには無理がある。

スケールを圧縮していく必要があるってこと。

 

 

かといって新規事業や実験的挑戦を行わなくなれば、その時点で戦線撤退。

あきらめたらそこで…ってヤツ。

そうした問題を解決するには、無駄を省くしかない。

 

 

不要なものや、適切じゃない使われ方をしている予算を見直す。

こうしたお金のやり繰りは個人でも、家庭でも会社でも…それぞれやっていること。

当然、自治体でもしっかりとやっていかないと!

 

 

田舎には農業あるいは水産業など…いわゆる1次産業が経済の重要な基盤となる地域が多い。

2次産業ってのは製造業とか。

3次産業は販売など。

 

 

作って、加工して、売る。

 

 

それ全部やっちゃえば良いじゃんってのが6次産業の考え方で、1+2+3あるいは1×2×3ってことで6になるってこと。

理屈は通っているけど、全部ナカでやろうってのは…もはや厳しくないか?

現実的な視野を持ち、柔軟かつ臨機応変に目的達成のために動いていきたいところです。

 

 

足し算や掛け算にばかり目がいってしまう気持ちは超わかる。

掛け算とか超楽しいもんね、派手だし…やってる感味わえるし。

でも、地味にマイナスしていくこと…引き算していくことの方が、今後を考えると実は重要なのではないか、そんな風に思うわけです。

ポジティブであらんがために、敢えてマイナス方向に考えてみる。

将来を見据えたプラス思考です。

 

 

それでは本日はこんなところで。

また明日!!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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