求められているものにどこまで応えるか?悩ましき問いへの回答。

未来拓く、みうらひらくです。

退かぬ!媚びぬ!が…省みる、みうらひらくです。

 

 

先だっての講演会、本当のところ…登壇されたお2人の話が終わった後は朝生みたいな感じにしたかった。

お2人のお話を踏まえて、鏡野町をどうしていきたいか…どうしていくべきか…そんなテーマを立場や何だの飛び越えて議論していただき、盛り上げたかったのです。

まぁ俺には田原総一郎氏の真似事ができるはずもなく。

結局、質疑応答的な時間帯に質問してくれたのは気合いの入ったアニキ1人のみ。

ですので僭越ながら私が質問させていただいたり、意見を求める役を務めさせていただきました。

 

 

結果、あれで良かったと言ってくれる人が多かった。

それはもちろん素晴らしきゲストスピーカー、すしぱくさんYamashaさんのおかげです。

そしてもう1人。

お話される予定ではなかったにもかかわらず、俺の策略によりゲスト席に座らせられた上に…結局マイクを握る羽目になったカズキ ヒロさんに大感謝。

 

 

そのカズキ ヒロさんにぶつけた質問が、デザイナーや写真をやっている連中からは評判が良かったのです。

ただ写真を撮るだけでなく(もちろん写真も超うまいのだが…)、それをフォトモンタージュという手法で芸術性の高い作品に昇華させてしまうヒロさん。

 

 

本日のアイキャッチ画像を見れば、グダグダ語る必要はないだろう。

石畳の上の水たまり。

その中に、いやさを泳がせるという発想。

しかもこの鯉は同じ個体だそうです。

講演会でも紹介されたこの1枚には、衝撃を受けた面々は少なくなかったようです。

 

 

アーティスティックな作品を生み出されるヒロさん。

そんな方は一体どういう風に考えて作品を制作しているのか。

少なくとも、俺のような凡人は悩み続けていた。

音楽制作時もしかり、絵を描く際もしかり、デザインする際もしかり。

もっと言えば、あらゆる業種に当てはまるだろう。

 

 

求められているものと、自分自身が作りたいもの…やりたいこととの乖離を感じた際にどうするか?

 

 

本当はこうしたいけど…こっちの方が評価されそう、高く売れそう、一般的にはウケそう…だから変えちゃおう、妥協しちゃおうか?

そんなジレンマに陥ったことがある人間は、クリエイティブな仕事をしている方々の中にも少なからずいるはずだ。

 

 

 

ヒロさんの答えはこうだった。

”自分が見たいものを、自分で作るだけ…それだけです。”

 

 

カッコ良過ぎ。

結果を出しているからこそ言える言葉である。

しかし、こう言っている人が結果を出し、自分たちがその作品と言葉に心動かされたという事実を考えてみてほしい。

それをセンスで片付ける?

 

 

少なくともすでに、自身のフィールドで活用すべく具体的な話を進めている方々もいる。

こうした動きを波及させていきたいのです。

 

 

俺の体感的、感覚的なものだが…この近隣地域に住んでいる方々で、住んでいる場所に不平や不満を全く抱えていない人間は、ほとんどいないと思っています。

自分たちが住みたいような場所に、住み続けたいような場所に、変えていけば良いんじゃない?

もちろん、自分たちの手でね。

 

 

誰かを待っていても無駄。

行政を頼りにしても無駄。

まずは第一に自分たちでどうにかしようとする姿勢を見せなくては、誰も手助けなどしてくれない。

皆、自分自身のことで大変ですからね。

 

 

求められていることにどこまで応えるか…正直、結局そこはバランスだろう。

臨機応変さが求められる。

しかし、ヒロさんは求めていた答えを口にしてくださった。

俺も、俺が見たい景色を、皆で見たいと思うわけです。

俺が見たい景色が、皆が見たい景色と異なっていないことを願うばかりですな!

 

 

それでは本日はこんなところで。

また明日!

 

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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