母は強し…と言うけれど。職場に子どもを連れていくのはアリか?

未来拓く、みうらひらくです。
コスパ重視派と昨日も書きましたが…コスパより大切なこともある派、みうらひらくです。

コスパなんて考えていたらだのだの言ってられまい。いや、それさえもコスパだと言い切ってしまうこともできるだろうが…それは悲しき暴論だ。

無償の愛の代表的な例として挙げられる親子の愛情。多くの親が注ぐ愛情はコスパなど無視したところにある。周囲を見渡しても、自身の今までを振り返ってみても…そうでなければ説明がつかないことが多過ぎる。

親にとって子は大切な存在。恐らくそれは、子にとっての親がそうである以上に。母は強し”という言葉がある。俺自身色々言っているが…女性の方が強いのかなと思うケースは実際ある。例えば昨日のこの報道。

熊本市議 議場に赤ちゃん「子育て女性も活躍できる場に」

要するに熊本市議会の議場に、母親である議員が7ヶ月の赤ちゃんを連れてきて、一緒に本会議に臨もうとしたということ。

どう思われるだろうか?

正直に言おう。

自分がこの女性議員の立場だったとしたら…同じ行動が取れたとは思えない。

もちろん記事中にあるように賛否両論噴出する事案であることは明白だ。男女平等、女性の社会進出を積極的に推進していこうという潮流があるとはいえ…実際問題キレイゴトに過ぎず、大きな壁が立ちはだかっている現状もまた明らかである。

改めて結論を言おう。

子ども連れで行くのは、俺はアリだと思っている…にもかかわらず、彼女のような行動はとれなかっただろう。多くの批判にさらされ、今まで以上に矢面に立たされることになることは当の女性議員が一番理解していたはずだ。実力行使に打って出て世間の耳目を集め、問題解決の糸口を生み出していこうとする姿勢…そのやり方には大いに共感する。って言うか…俺がいつもやっていることでもあるし、やり続けていきたいことでもある。

俺はまだまだショボ過ぎる。

言い訳はいくらでもできる。間違いなくコスパは悪くなる。赤ちゃんがグズることがあれば議事進行の妨げになることは容易に想像できる。議場は子育てをする場ではなく、会議をする場であると言う声は必ず出てくる。

それって結局、子育てしとけやってことだよね?

現実として放棄できるわけがない育児と、仕事との二者択一などナンセンスだ。

状況を変えるしかない。そのためには多少強引であっても手を打つべきだろう。とは言え、例えば子どもに危険が及ぶような職場には誰も連れていかないだろうし…職種によって事情が異なるのは当然と言えよう。

ハッキリ言って正解がわからないままに書いていますが…状況改善のために何もしないという選択はあり得ないと感じています。

それがヒトであれモノであれコトであれ、コスパより大切なものがあるとして…その何かのため自分の意思でコストを費やすことができるのなら、これほど幸せなことはないと思うのですYO!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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