残り任期を突然投げ出した市長を、それでも俺は超尊敬している。

未来拓く、みうらひらくです。

昨日…以前も当ブログで取り上げた俺が最も尊敬する政治家の一人、今村岳司西宮市長が任期満了を前に辞職された。

殺すぞ!と言ってしまった市長を、それでも俺は超尊敬している。

2018-01-07

すでに全国ニュースでも報道された内容、今日あたりはワイドショー的な情報番組でも散々取り上げられるだろう。俺自身が今回の件についてどう思うか、昨日にうちに尋ねてきてくれた方もいた。有難い話だ。

結論だけ先に言ってしまえば、標題の通り。

正直、違和感はある。リアクションとしてはボロクソに叩いている人と、絶賛している人の二極化が見て取れる。そもそもどちらかに振れないと積極的にリアクションを取ろうなどという気にはならないだろうが…西宮市民の大多数は、それでもやはりサイレントマジョリティーなのだろう。

そして今村市長は、市議会議員時代(4回当選、うち3回はトップ当選)からその西宮市民に選ばれ続けてきた人間であることは疑いようがない事実なのだ。

その仕事の成果を見れば、西宮市民の判断は間違っていなかったと超部外者の俺でも断言できる。

凄まじく長いブログエントリーで、今回の一連の出来事に関してご自身の口から語っておられる。俺のブログがお子ちゃまに見える長さ…読まない人は読まないだろう。俺自身はもはや自身が彼の”ファン”であることを認めている。この発信内容を、色眼鏡で見ない皆さまはどう受け止めるのだ?

本日は俺にとって重要だと思える部分のみを引用させていただき、詳細な感想等は次回に譲ろう。全文を読みたい方はこちらをチェックしてほしい。繰り返しになるが超長い…しかし読ませる。

【政治家今村岳司を支援し続けてくれた西宮市民へ~ありがとう】

二十六歳の初めての選挙のことです。何もわからずに手探りで始めた選挙の、最後の演説を阪急夙川の駅前でやりました。喉も枯れてぼろぼろになりながら、何を言っているのかわからないような拙い演説だったでしょうに、駅から降りてくる人もバスから降りてくる人もロータリーにどんどん溜まっていって、駅前は気がつけば黒山の人だかりになっていました。バスが来ても乗らずに残って話を聞き続けてくれました。演説を終えてマイクのスイッチを切って頭を下げた瞬間、駅前は拍手万雷、がんばれという声がそこかしこから聞こえました。泣いているお年寄りもいました。後援会組織などをつくったりせずに、西宮すべてに対して直接自分で政治を発信し続けようという政治態度の原点は、この平成十一年四月二四日土曜日一九時半の阪急夙川駅での街頭演説でした。「きっと西宮の至るところに、私の知らないところに、私の政治に期待してくれている人がいるはずだ」という西宮市民への信頼は、ここから始まりました。
「清き一票のお願い」はぜったいにしませんでした。有権者には選ぶ権利があるのだから選んでもらえる政治家になればいいだけだと思っていました。後援会はつくりませんでした。閉鎖的な仲間うちではなく全西宮市民に対してあるべき政治を訴えようと思っていたからです。これまで五回やった選挙でやったことは、ただひたすらの早朝駅頭とポスティングによるチラシ配りと、演説だけでした。
四年前には、ほんとうにたくさんの人に「あんたが若いときから演説は聴いてきた」とか「あんたのチラシは昔のからぜんぶとってあるよ」などと言っていただきました。そして、ほぼすべての議員と政党と団体に支持された現職候補に挑戦した市長選挙で私は当選し、西宮はあたらしい政治を始めました。これまでの選挙の常識を覆す結果でした。
文教住宅都市西宮市ふさわしい政治を取り戻したのは、私ではなく投票所で賢明な選択ができた西宮市民でした。私を市長にしてまちを救ったみなさんは、善き市民としての達成をあらためて誇りにしていただきたいと思います。歴史の息づく文化の薫り高いまち、高い品質の教育のあるまち、美しい自然と街並みのある子供の帰ってくるまち。危機に瀕していた文教住宅都市西宮は、みなさんのおかげで守られました。
惜しんでいただく声を数え切れないくらいいただきましたが、みなさまに十九年支えていただいた政治家今村岳司は、使命を終えましたので引退いたします。もとより文教住宅都市西宮の完成は永遠になく、私は長い歴史の中のごく短い期間に責任を負ったにすぎません。抜本的改革と、安定的経営は別の政治家が担うべきです。また、政治家は役割を終えてなおその場に留まることで悪影響を及ぼしがちです。政治家の引退に遅過ぎはあっても、早過ぎはありません。自らの使命を見つけることができ、何にも媚びることなく闘いきってそれを達成することができたのは、政治家冥利に尽きます。誇らしい政治家人生を与えていただいたみなさまに、心より感謝申しあげます。長くお世話になりました。
ほんとうにありがとうございました。

ほぼ全ての議員と政党と団体に支持された現職市長を打ち破って誕生した新市長…まさしく改革のために誕生した市長だ。

俺は今、津山市でも同じようなことが起こらないとダメだと考えている。津山市に誕生する新市長、そして今村氏と同じく任期満了前に去ろうとする前市長。

自らの口で多くを語ることなく…報道機関に話してある内容を参考にしてくれというスタンスです。

自分で発信する気ないなら、SNS辞めちゃえば良いのに。

こんな茶番を繰り返している場合ではないのではないか?

皆さまはどう思われますでしょうか?

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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