桜の時期こそ鶴山公園入園無料化?こんな時こそ試すべき超提案!

未来拓く、みうらひらくです。
アンガージュマン、みうらひらくです。

さて、花見シーズン真っ盛りの今日この頃…日本全国、綺麗な花々が見られるところが多くなってきました。

先日から取り上げていた岡山県津山市の津山城跡・鶴山公園でも、エイプリルフールの昨日から毎年恒例の春の一大イベント、津山さくらまつりがスタート。嘘のような盛大な人出で超賑わったようです。私の職場である鏡野町からも出店していましたが、参加した面々からも例年にない人出に驚きの声が聞かれました。

今や届いた情報と写真を元に、鏡野町の奥津温泉街からでも津山市の鶴山公園にいるかのようなSNS投稿という荒技が可能な時代。現地に行かずともリアルタイムで状況がわかります。鶴山公園周辺は相当に混雑したようですが、鏡野町の奥津エリアや岡山市内などもかなりの人出だったことを把握しています。昨日出掛けられた方々、そしておもてなしに携わった方々はお疲れ様でした。

行楽シーズンという言葉の定義は曖昧ですが、桜の季節は間違いなくその代表格の一つに含まれると言えるでしょう。

鶴山公園・津山城跡運営かくあるべし。無料化の先にある収益化。

2018-03-30

個人的にはマジでプッシュしている上記リンクのエントリー。入園者が集中する”さくらまつり&もみじまつり期間に狙いを絞って入園料値上げ”を図り、通常時の入園を無料にしちゃおうというアイデアに対しては、嬉しいことに数多くの賛同の声を頂戴しております。

ただ批判的なご意見もいただいております。こっちはこっちで本当に有難い。

その中に「本当におもてなしの気持ちがあるなら、一番良い時期に値上げなどとんでもない!むしろ無料化すべきはその時期だ!」という主張がありました。

いやいやいや…何を言ってるの?が、ふと…それも一理あるかもと思ったのです。

集客が見込める時期に集中的に稼ぎを生み出そうという考え方自体は理に適っています。繁忙期の値上がりはあらゆる業界で当然の話。我々はそれを受け容れているのが現実です。

例えば宿泊料金などは年末年始等はもちろん、概して週末に割高になるのは周知の事実です。ただ、そんな中で365日同料金などというサービスを打ち出している施設もある。

そうしたサービスには通常時は訴求力が感じられないもの。ただ年末年始や週末には格段に魅力がアップする。割安感、お得感が出てくるのです。

稼ぎという概念を捨ててしまえるのなら…一番良い時期を無料化してしまって、なるべく多くの人に桜を楽しんでいただこうとする考え方は成立するでしょう。しかし、ボランティア活動でないなら継続は難しい。現に300円の入場料を取っても多くの人が来ている状況があるにもかかわらず、それでも無料化しようと言うのなら理由が必要です。

だが、理由はある。桜の時期は短い。紅葉のピークも然りです。この気候が続けば、今シーズンの津山さくらまつりの会期(4月1日〜15日)終盤は淋しいことになるでしょう。

そこで無料化の出番。

桜はない。いや、正確には桜の花がない…そんな時期のさくらまつりに、それでも”おいでなさい”と言うのなら、それなりの動機を用意せねばなりません。それこそがおもてなしであり、心意気では?

さくらまつり中に桜が散ってしまったら、無料化したら良いんじゃない?

その時機判断はまつりの実行委員会なり主催者が決めれば良い話。出来ないことではない気がする。

自然相手なんだ、臨機応変にいきましょうぜ。
結果として、その方がパフォーマンスが向上すると信じます。週末には多くのイベントが予定されており、出店を予定している者もいるわけです。無料ならもう一回行こうかという人たちも出てきます。駐車場や物販で数字は取れますぞ。

こっちの方が皆が幸せになれるんじゃないか?

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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