曖昧な十人十色は色弱の俺には判別不能!少数派の真実を伝える。

未来拓く、みうらひらくです。
智と痴の探求者、
みうらひらくです。

そう言えば俺自身も正真正銘のマイノリティーだったことを忘れていたYO!

くたばれ既成概念!!発想の自由を縛り付けるイドラという鎖から解き放たれるべし!!《前編》

2016-05-24

世の中には様々な人がいます。例えば”十人十色”という言葉が古くから使われていることなどが示すように、私たちの多様性というものは今までの社会でも”何となく”受容されてきました。

”何となく”曖昧ながらも受け容れられているように見えていた多様性ですが、もはや”何となく”では難しい時代になってきています。マイノリティーと呼ばれる比較的少数派に属する層の人たちが、その数の少なさゆえに大きな声を上げることができなかったことによる歪みが、現在社会では少しずつ明らかになってきているからです。セクハラを告発する#metoo運動や、今回LGBT講演会を主催するに当たって改めて知った当事者への偏見・差別、いじめなどの問題は決して看過して良い話ではありません。

日本でも広がる「#metoo」 しかし、勘違いしないでほしい

性的少数者(LGBT)がどれだけ差別されているかデータで調べてみた

こうした事例を見ていく中で気づいた共通点があります。

あらゆる問題の最も根本にあること、それは決定的な理解不足です。しっかりと事実が知られていないこと、それこそが全ての根元に潜んでいる病原体なのです。

多様性を受け容れるということは、マイノリティー側(少数派)の主張をただ丸呑みにするということではありません。つまり当然、マジョリティー側(多数派)の意見も尊重されるべきだということです。

結局は、多様化している様々な”事実”を知った上で、自分自身がどう判断するかです。いたずらに主張を押し付けるだけでは物事は前に進みません。自分を理解してくれというからには、同様に相手を理解するべきでしょう。

そして極めて重要なことですが、決して相容れない考え方をする人や立場が、厳然と存在するのです。その相手すらも認めなくてはならない。それこそが真の多様性の容認です。しかしそれは非常に難しい話。認めること=受容することと考えると、ぶっちゃけ厳しいですよね。例えば私は宗教のためなら殺人すら正当化されるという考え方を受け容れることはできません。

しかし、そーゆー考え方をする人たちがいることは”知って”います。

それは事実であり、否定しても始まらない…と言うよりも、否定のしようがないのです。

だって実際にいるんだからさ。

実際にいる以上は、そうした人たちの考え方や生き方も、無視することはできないのです。もちろんそれは、同じコミュニティーで生活するなら…という前提のもとでの話ですが。同じ生活圏に暮らす以上…自分と異なる考え方をする人たちとの間に、利害関係の対立など解決しなくてはならない問題が生じてきます。そうした際、相手に対して正しい知識を持っておくことは必要不可欠な前提だと言えないでしょうか。もちろん相容れないという判断に至ることもあるでしょう。それは自由なのです。

ただ、マイノリティー、マジョリティーにかかわらず…同じ生活空間を共有するあらゆる人たちへの理解を深めていくことは、より暮らしやすい社会の実現のために最も効果的でありながら手軽に始められる、最優先の施策だと考えています。

だからこそ私は集合市構想などという妄想をブチ上げ、その実現のために少しずつ出来ることをやっているところです。

集合市実現のため。ハードル下げつつ、質を保つという無理ゲー。

2018-02-20

少数派を優先するのは無論、多数派に比して圧倒的に理解されていないという理由からです。

講演会については現在既にお申し込みを頂戴しております。

まだまだガンガンにイケますので、是非ご参加ください!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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