これ誰のせい?蔓延する”お前のせいじゃない病”根絶のススメ。

未来拓く、みうらひらくです。
何事も政治に絡めるのが好きな男、みうらひらくです。

好きというより、もはや日常…それが当然のことになっているのは否めません。毎日のブログで扱うテーマによっては、そんなことを政治に絡めるんじゃないなどと言われることもしばしばです。

スポーツもその代表格。しかし制裁措置としてスポーツの祭典であるオリンピックへの参加が認められなかったり、実際は政治の影響を受けまくりンゴなのが事実ですし、政治力や金のニオイが漂いまくるのはプロスポーツの宿命とも言えるでしょう。

何度か書いてきているように、スポーツについて話すように政治のことを気軽に話せる世界にしたいと考えています。深く知らなくても、気軽に話したって良いじゃんってことです。最初は誰だって何も知らないわけですからね。もちろん今でも実際は良いわけですが…政治のこと、例えばレストランやバーなどで話すのには、何となく抵抗があるって人も多いのではないでしょうか。さて本日はスポーツについて…しかも俺の超大好きなサッカーの試合について触れます。実質的にはクラブチームの世界一を決める大会と言っても決して過言ではないと思っている、ヨーロッパ各国のサッカーリーグの成績上位チームのみが参加できる超ハイレベルな大会、UEFAチャンピオンズリーグの決勝であります。

本当は超書きたいけど…試合内容についてグダグダ述べるのは止めておきます。それをする場ではないし、サッカーに興味がない人にはどーでも良い話ですからね。

政治同様に結果が全て、それこそが最も重要であるスポーツの世界においては常に勝者と敗者が存在します。試合の結果をザックリ言います。

俺にとって世界一カッコ良いハゲ、ジダンが今年もその座を防衛したYO!

監督を務めるチームが昨年史上初めて成し遂げた件の大会の連覇を、もう一回やってのけるという前人未到の3連覇を成し遂げたのです!

タレント揃いのツワモノ集団をまとめ上げることは、誰もが認める世界最高の選手の1人であった現役時代の貯金だけで出来るはずがありません。多くのスポーツファンがそうであるように、俺に監督をやらせろと思いながら観戦することが少なくない私。ハゲジダンの選手起用方法に疑問符が浮かぶこともありましたが、結果を見るとタイミングを含め全てが正解だったんだなとしか言いようがありません。

で、日本時間早朝4時前に始まった今日の試合では、勝負を決めたのはGK…ゴールキーパーのミスだという論調が、インターネット上を中心に語られまくっています。

実際、敗れたチームのキーパーは責められてしかるべきミスをしていました。

3点取られた内の少なくとも1点は超絶なミスでした。それは当然本人が一番わかっているはずです…だから泣きながら謝っていた。当然、悔やんでも悔やみきれないのは当事者である選手自身です。

しかし当事者はミスした本人だけじゃない…選手はもちろん、チームに関わる全員が当事者だと言える世界でしょう。まぁファンは置いておいたとしてもね。プロ中のプロ、批判に晒されるのは当然の話だと考えます。

チームスポーツにありがちな”お前のせいじゃないよ”的エセチームワーク病。

これはチームのためにはならないのではないでしょうか。もちろん、チームスポーツは1人で出来ないのは当然ですし、個人の責任でない場合の方が多いのは重々承知しています。

先に取り上げたイニエスタの件で触れたように、1人の存在がポジティブな意味で全てを変えてしまうことがあるように…逆に、たった1人が全てをブチ壊しにしてしまうこともあるのです。俺はジダンを超好きですけど、12年前のW杯決勝でフランスが負けたのはジダンの責任だと思っております(決勝まで行けたのもジダンのおかげだと思ってるけど…)。どんなスーパープレーヤーであれ、人間である以上はミスすることはあるってことです。しかし場合によっては、それを糾弾しないのは間違いです。

この病は社会全般に見られます。ミスをした仲間に”お前のせいじゃないよ”と気遣ったかのように見せかけて、実は自分がミスした時に叩かれないための保険を掛けるという見せかけだけの優しさ(?)は、最終的には集団の能力を貶めるだけです。

原因があって、結果がある。

当たり前のことですが…結果を生んだ原因から目を逸らしていては、前に進むことなど出来ません。

なかなか大きなブーメランが返ってきそうなエントリーになってしまいましたが、自分はそういう風に思っています。だからチームスポーツをやっている頃やバンドではメンバーとよく揉めていました。今でも仕事やプライベートで似たようなことは多々あります。ですが、それこそが良い結果に繋がると信じているから…最終的には楽しくてたまらねーぜって笑顔になれる道に通じる近道だと信じているからこその行動なのです。

時には優しさは厳しさを意味することがあるぜってこと、今一度思い出した方が良いと思いますYO!

しかし今日のジダンは可愛かったな。

ハゲがハゲを呼び、ハゲが世界を救う。

リアップ忘れないようにします。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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