誰か助けてください!被災者の声を聞け。不安が不満に変わる時。

未来拓く、みうらひらくです。
口だけ番長、みうらひらくです。

あ、これは本当は番長なんかじゃなくて超腰の低い良い子だって意味ね。

口だけ野郎とは違うのでな!

口だけ野郎が馬脚をあらわすのは、非常時である。

人の本性は本当に困った時や、テンパってしまった時に表に現れるものだ。

今回の大雨なんて、誰がどう考えても非常事態。こうした際に誰がどう動くか、何をしてくれるかでわかるものや見えてくることがあるはずだ。ブーメランになる前に告白しておくと、俺自身も極めて粛々と日々の業務をこなしているのみだ。

正直、復旧に向けて大した活動をしていない。

ただ基本的には常時、自分に出来ることを全力でやっている積もりだけどね!

じ…常時は嘘です、時には(?)サボります…チャハ!

さて…本日は冗談を言っている場合ではない。

この大雨で生活環境に大ダメージを受け、非常に困っている友人を紹介させていただきたいのだ。岡山県津山市に住んでいる、中学校からの付き合いになる熱い男の話だ。

今一度、この記事のアイキャッチ画像を見て欲しい。

思いっきり道路が崩落している。

友人が7年前に建てた家。彼が奥様&可愛過ぎるチビッ子たちと暮らすこの素敵マイホームを、今回の大雨が襲った。

川沿いであることはもちろん気にはなったが、津山市に甚大な被害を出した20年前の水害でもこの川は氾濫しなかったという事実もあり、購入を決めたらしい。当時の状況としては、現在は崩れ落ちた道幅4mの道路、そしてガードレールもあったため…子どもたちのことを考えても大丈夫だと判断したのは当然といえば当然だろう。実際今回も川が溢れることはなかった。

しかし。

コンクリで固められていたかに見えた地層がえぐられ、道路は崩落してしまっている。

こんなエピソードがある。

大雨の後に増水した川を見て不安になった友人は、たまたま活動報告チラシをポスティングしにきた地元選出の津山市議会議員に相談したそうだ。実際にガードレールの前まで案内し、心もとない状況である崖部分を見てもらい、危険なので何とかして欲しいと懇願したとのこと。

戻ってきた返事はこうだったそうだ。

「優先順位が低いから今回は難しい。」

そして、こうなった。

現場で作業している方々のお話によると…全壊半壊した家屋等を除けば、津山市内の今回の大雨被害で最も重度な事例ではないかとのことだった。もちろん主観に過ぎないが、誰がどう見ても明らかに酷い状態である。

地盤が緩くなっていることは確実で、いつ傾くか知れないこの状況の家に、幼子を含めた家族に住み続けろと、誰が言うことができるのだ?

河川の管理は岡山県だそうだ。しかし道路は津山市の管轄。管轄がまたがっていることが事態を複雑にしているのも間違いないだろう。

これ、誰に言えば良いの?

市議会議員の人とか、こんな時に仕事しないでどうするの?

先に触れた方には俺の方からも一応コンタクト取ってみたが…どうやらスルーする方向のようだ。

まぁ一度も話したことのない方だし…俺のことは知らないかも知れないし、知っていても良い印象を持ってくださっているとは思い難いので、そこは百歩譲って理解しよう。

最初に触れたように、超腰の低いメッセージ送ったけどね!

しかし直接話した本人の方からも再度のアプローチを掛けたわけだが、全く何の連絡もないそうだ。

有り得ないだろ?

別に誰だって良いのだ…市議会議員だろうが県議会議員だろうが、市長だろうが県知事だろうが。

誰か何とかしてやってくれ!

俺自身に力がないのが情けないことこの上ないが、一市民が言うのとお偉い先生方が言うのとでは効果が異なるというアドバイスを受けたそうだ。

何それって思いもあるが…現実はそうだろう。

頼むよ、力がある人たち。

明らかに津山市民、岡山県民が困っているじゃん。

倉敷市真備町の方々の方がもっと困っている?確かにそうかもしれないが、あなたの仕事は真備町の人を助けることじゃないんじゃない?

あとさ、真備町でもそうみたいだけど…野次馬的に見にくる人が超多いみたい。正直…気持ちはわからないではないが、好奇心を満たすのはテレビやネットで我慢しとけ。

実際に苦しんでいる人がいるんだ。

その人たちの姿、その人たちの所有物(今回の場合は家)などを撮影して、勝手にSNSに晒すとか…本人たちにとっては苦痛でしかないぞ。

俺も、もの凄く申し訳ない気持ちになりながら撮影した。空は超青かった…めっちゃ晴れてた。だけど友人の心が晴れていないのは超伝わってきたから、余計に心が痛かった。

俺がやっていることも同じだ。友人の家、その前の道路、そうした写真をブログに晒し、永遠にネットに流通させている。ただそれに意味があると思ってくれたからこそ、そうしてくれと言ってくれたのだ。

誤解しないでいただきたいのは、彼自身も状況改善のために必死で動いている。自助努力なしで誰かにすがろうという甘えた男ではない。

だが1人で出来ることには限界があり、それぞれ抱えているものもある。

全てを踏まえた上で力を貸してやろうって方、是非ご連絡をお願いいたします!

アドバイスだけでも大歓迎。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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