未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
関連エントリーも先日書いていますが、インフルエンザ脳症に倒れ、5歳で亡くなったのち臓器提供した私の世界一可愛い娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)と共に、二日目には世界一可愛い息子である歩空(あるく)の写真も掲載されるなどして、今までのこの種の取材の中で、地元・津山市の皆さまから最も多くの反応をいただけた山陽新聞さんの記事。

この中に、私自身が寄稿させていただいた手記があります。
私の書いたまま、ほぼそのまま掲載くださった山陽新聞さんのご配慮に感謝しつつ…何年にもわたり取材してくださった内容をグッと凝縮して、色々と難しい事情がある中で掲載へとこぎつけてくださった担当記者さんの努力とご厚意を感じていただける記事そのもののシェアについては、大変多くのブログでの公開リクエストを頂戴しているのですが、基本的には有料記事として配信されている(だけどメールアドレスでID登録すれば無料で読める!)ということもありますので、そこはもう少し時間をいただいたのちにさせていただくつもりで考えています。
ただ、手記については私自身が書いた内容です。講演の際などにもお話させていただくことと重なる部分もありますが…なるべく多くの皆さまに知っておいていただきたい、誰にとっても関係がある話だと思っていますので、大事なことだからこそ繰り返し様々なシーンで繰り返し発信していく必要があると考えていますし、本日のエントリーで紹介させていただきます。
手記・大事な人と話し合う機会に
私が 「娘と息子は世界一かわいい!」と思えるように、皆さんにもきっと世界一大切と思える誰かがいるでしょう。
その大事な人がこの世から突然いなくなってしまう。
そんな想像したくもない未来を、それでも本気で考えていただきたいのです。
病だけでなく、世界では毎日のように事件や事故が起こり、子どもたちを含め、たくさんの命が理不尽に失われています。
今回の記事は私たち家族の話でしたが、あなた自身にいつ降りかかってくるか分からない話でもあります。どれだけ医療や科学が進歩しても、残念ながら大切な人との別れをゼロにはできません。
ただ、移植医療は助からなかった誰かの命をつなげていける選択肢となります。
そして臓器提供は誰かの命を救えると同時に、深い悲しみの中にいるドナー(臓器提供者)家族を救う手段にもなり得るのです。
耐えがたい悲しみに直面せざるを得なくなった際、臓器提供が痛みを和らげる一つの光になるかもしれないこと、そうなっている家族が確かにいることを、経験者の一人として証言させていただきました。
運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどの裏面には臓器提供の意思表示欄があります。
記入するのは重い決断と思われるかもしれませんが、実は何度でも書き直しができます。
判断が変わっても良いのです。
くーちゃんはよく「パパ、人それぞれだからね」と言っていました。
まさにその通りだと思います。
読者の皆さんご自身と大切な人が、なるべく長く元気で幸せでいられることを、くーちゃんと一緒に願っています。
今回の記事が命について考えていただくための、大事な人と話し合っていただくための、きっかけになれば幸いです。

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良い記事にまとめてくださったこと、感謝しています。
本日はこんなところで。また明日!