LM推進連盟役員会。議会改革にAI活用、予算決算審査の充実…地方から日本を変える次の一手をどう打つ?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は深夜帯にローカル・マニフェスト推進連盟の役員会がありました。22時には終わりたいねと話していた会は23時を回ってから、ようやく何とか今日のところはここで終えようぜという話に。

リスペクトする面々の中に加えていただけていること自体が有難いことであり、私はメンバーになってからの日も圧倒的に浅いわけですが…2005年の発足以来、議会改革と政策本位の政治実現を目指し、私などは同志と呼ぶのもおこがましいような先輩方が活動を積み重ねてこられたこの連盟は、今や議員だけでなく、議会事務局職員や自治体職員、市民の皆さまとも連携する新たなステージに立っているところなのです。

今夜の議論のテーマも非常に多岐にわたる内容でした!

まずは5月9日…津山市では超絶やれやれやれやれな展開の臨時会が開かれていたために、役員の中で私だけが不参加であった研修会の振り返りからでした。思いだすだけでも嘆息ものの臨時会の話は先日も書いた通りですので、もう触れませんけどね…。

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研修会参加者から寄せられたアンケートからは高い評価が伺えましたので、余計に参加できなかったことが残念に思われました。率直な声も寄せられていましたから、運営面の改善点なども含め、しっかりと総括して次回以降に生かしていくことを確認したところです。

そしてこの秋に開催予定の全国地方議会サミットに向けても、熱い議論が展開されました。

今年のサミットは11月8日&9日、法政大学&オンラインでのハイブリッド開催です!

議会改革やAI活用、主権者教育実践のあり方、そして民間企業や他団体などとの新たな連携などを模索すべく、研究者や実務家の登壇も検討されました。どれも現代社会が抱える根本的な問いを突きつける内容として期待できるものになると思いますし、時代を切り拓くサミットになる予感は溢れていますので…逆に、2日間でまとめ切れるのかが不安になるくらいに話は広がった印象です。ここから短期間のうちに精査・厳選して、魅力的なプログラムを組まねばなりません。

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例えば…壇上で最後の最後に金の靴をいじられまくって、どの登壇者よりも強烈な印象を残したなとまで言われた昨年のサミットには「非常事態への備え、これからの議会。」というキャッチフレーズが付けられていました。つまりメインテーマは防災・減災関連だったわけですが、今年は少なくとも現段階ではそうした大きな一つのテーマに絞ることなく、ある程度総花的な内容としていく方がベターではないかというところに着地しています。

決算審査に“監査の視点”を取り入れた研修会なども計画中です。詳細は未定ですが、津山市の歴史友好都市でもある岐阜県可児市の議会において進められている先進的な決算審査の事例を中心に、決算に臨む際のイロハを学ぶ機会を設け、議会が“言いっぱなし”で終わらず、政策提言としてまとめ上げていく手法を探っていくような企画を実施する予定です。

さらには自治体・議会と民間の連携について、実践的な観点から深掘りする研修や、弁護士など法の専門家の視点から、自治体法務体制の強化と議会との連携について考える場づくりなども、ご縁を頂戴していることもあり、具体的に進めていけたらということで検討しています。

かつて「お願いから約束へ」と語られたローカル・マニフェストの原点を受け継ぎながら、今、私たちは「実践と連携」でさらに先へと進もうとしているところなのです。

議会から、そして地方から、社会をより良く変えていくために。

やるべきことはまだまだ山積みです。まぁ…津山市議会はその中でも本当に山積みすぎてイヤになるくらいなのも正直なところではありますが…そうした課題に一緒に挑む仲間がいるのです。それが、何よりの希望です。

仲間は随時募集しております!

少しでも興味を持ってくださった方は、お気軽にご連絡ください。地方議員の皆さまはもちろん、議員でなくても一緒に取り組めることがあります。ご意見・ご要望・ご質問等も、とりあえずは私個人までお気軽にどうぞ。

本日はこんなところで。それでは、また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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