※公開当初、参議院議員選挙の投開票日を誤って7月21日(日)としておりました…大変申し訳ありません!
現在は修正させていただいておりますが、正しい投開票日は”7月20日(日)です。
ご指摘くださった方、有難うございました!
未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
もちろん、ご存知の方もおられると思いますが…第27回参議院議員通常選挙が、7月3日に公示されています。
つまり、選挙が始まっています。
投開票は7月20日(日)で、すでに選挙戦はスタートしています。参議院議員の半数を選ぶための選挙です。参議院議員の定数は248人で、うち100人が比例代表選出議員、148人が選挙区選出議員。全国で124議席を争う大規模な選挙(今回は実際には東京選挙区で欠員1の非改選の選挙も同時に行われるため、125議席を争う選挙)なのです。衆議院と異なり参議院に解散はありませんから、選挙は常に任期満了(6年)によるものだけです。ただし、参議院議員は3年ごとに半数が入れ替わるよう憲法で定められていますので、3年に1回、定数の半分を選ぶことになっています。
選ばれた議員はすべからく、2025年から2031年までの日本の舵取りに直接影響を与えるわけです。
言うまでもなく、全ての日本国民にとって極めて大事な選挙であるわけです。

でも正直、あまり選挙って実感がないんだけど…?
そんな声も聞こえてきています。参議院議員選挙の選挙運動期間がかなり長いことも一つの理由かもしれません。
選挙の種類 | 選挙運動期間 |
---|---|
参議院議員選挙 | 17日間 |
都道府県知事選挙 | |
政令指定都市 市長選挙 | 14日間 |
衆議院議員選挙 | 12日間 |
都道府県議会議員選挙 | 9日間 |
政令指定都市 議会議員選挙 | |
一般市 市長選挙 | 7日間 |
一般市 市議会議員選挙 | |
町村長選挙 | 5日間 |
町村議会議員選挙 |
また、岡山県議会議員選挙や津山市議会議員選挙などに比べると、選挙区の広さや候補者の少なさの影響で、どうしても選挙カーなどを経由して届く候補者の声も少ないわけで、街宣なども控え目に感じると聞いています。地元での井戸端会議やLSNSなどのコミュニティでも話題にすらならないという現実も耳にしました。中には、なぜか今回の選挙そのものを津山市議会議員選挙と勘違いされていてか、「あなたも選挙なんでしょ?忙しい時にごめんね!」と私を気づかってくださった方までおられたくらいで…市民の皆さまに全くと言って良いレベルで浸透していないなぁと強く感じた次第です。
それもそのはずと言えるかもしれません。
今、政治不信はかつてないほど高まっているとさえ言える状況でしょう。

政治以外の問題解決手段が歴史上最も多く存在している時代だとも言えるでしょう。
政治には、”信頼回復”が求められていて、そのためにまず”丁寧な説明”が必須であると…国政でも県政でも市政でもそれは同じだと、そう思っています。政治が国民の信任の上にしか成り立たないことは歴史が証明しており…国政でも政治資金問題や閣僚人事の透明化について、石破総理も言及されてきていますが、それが票に結びつくか否かは別問題。
当たり前のことを当たり前にするのは、それこそ当たり前のことで…信頼を失った政治に対して、信頼で応えるのは簡単ではありません。今までの体制、制度や仕組みに問題があったのであれば可及的速やかに改善した上で、その上で、本来なすべき住民福祉の向上という役割を、具体的にどのように果たしていくことができるのか、それを示していき、共感していただかねば、政治は何も変えられないのです。
それでも、もう一つ、ハッキリしていることがあると思っています。
私たちもまた、何もしなければ変わらないということ。
「選挙に行っても意味がない!」と言いたくなる気持ちもわかるけれど…選挙に行かなければ、今後もますます、意味のない政治が続くだけかもしれません。行っても続くかもしれないけど…行かないよりは確実に、あなた自身の意思が反映される可能性が向上するのです。
変える第一歩が、選ぶことです。
議会の現場に身を置く者として…「たった1票で何が変わるの?」と聞かれるたびに、思うことがあります。
1票では変わらないかもしれないけど、“1票の積み重ね”がなければ、何も変わらない。
これは間違いない事実です。たとえば今、国政どころか津山市の中でも”若者の政治離れ”が叫ばれていると感じていますが…私はむしろ”政治の側が若者から離れてきた”と思っています。だからこそ、投票によって”近づける”必要があるのです。
「国政なんて関係ない!」と思いますか?
市議会議員として言わせていただきますが…国の制度や仕組みが地方行政の足を引っ張っている実例は、山ほどあります。先日反対した請願も、基本的に国の話でした。
教育・医療・子育て・介護・公共交通・災害対応等々…地方に落とし込む段階で無理がある国レベルの政策などが多すぎる印象です。私は国政政党に直接的な関係がない無所属地方議員ですが、だからこそ国政選挙でも黙っていられません。
あなたが行かなきゃ、変わらない。

議員として現場に近い立場で、できる限りの声をあげ続けます。あなたが”選ぶ”という行動を起こさなければ、思いや声が政策決定の現場に届いていくことはないのです。
報道などでも言われているように、今回の参議院選挙はただの“半数改選”にとどまるものではないかもしれません。自民党支配が続いてきた政治の行方を占う選挙であり、これからの日本の輪郭を決める分水嶺となる可能性も確かにあるでしょう。自民党を支持しない、変えていこうという思いが強い人はもちろん、いわゆる保守派の皆さま…今までの政治や価値観、世界が変わらない方が好ましいと思う方々も、投票による意思表示をしなければならない局面ではないでしょうか。
候補者の顔も政策も知らない?
当ブログが読める環境であれば必ず、選挙公報をご覧いただくことができるはずです。お住まいの都道府県のサイトなどをご確認いただくか、お問い合わせください。
政治に裏切られたと感じる人にこそ…期待していない人にこそ…投票に行ってほしいと願います。

そして本当にこりゃダメだ、ロクな選択肢がない、選ぶこともできない、棄権するしかないと思ったら棄権するのも一つの手でしょう。白票も認められています。ただ、白票など無効票には大きな意味は全くないのです。それならあなた自身が代わりの立候補者として立つべきでしょう。
私自身は、そんな思いで立候補させていただきました。
思いがあっても当選するかどうかは全く別の話ですが…長くなってきましたので、その話はまた別の機会に…長くなりそうだけど。
私が自信を持ってオススメする候補者についても、書かせていただかねばなりませんしね!
それでは本日はこんなところで。また明日!