未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
昨日の記事で書いた防災訓練後の話になりますが…汗だくになった訓練を終えて、一旦帰宅してシャワーを浴びてから、岡山市へと車を飛ばしました。世界一可愛い子を同乗させていましたし、まさに秋の全国交通安全運動が始まった日でもありましたので…もちろん安全運転ではありましたが、気持ちの面ではカッ飛ばしていきました。
10時から開催されていたこのイベントに参加するためです!

昼前まで防災訓練で津山市にいたわけですので…到着は午後14時を回ってしましましたが、関係者からお声掛けいただいていたこともあり、行かないわけにはいかないなと思っていました。声を掛けていただき、チケットまで手配くださったことに改めて感謝申し上げます。
津山市議会の歴史の中ででeスポーツについて取り上げたのは私が初めてで、令和3年3月議会のことでした。その後も何度も質してきている経緯があり、昨年の3月議会では全国にはeスポーツに関するイベントを主催している教育委員会もあれば、eスポーツを介して学生や生徒と交流することで議員との距離を近づけるという取組を行っているような議会すらあることなども紹介した上で、取り組み充実に期待すると発言しています。
手段としての可能性はそれこそ無限大。
何しろ年齢や性別はもちろん、障害の有無や場所さえも飛び越えて共に楽しむことができる手段なわけですからね。ただ、他の議員からはこの分野の質問が出ることはほとんどありません。世の中の普及状況に津山市の姿勢や津山市教育委員会の姿勢、そして津山市議会の理解も追いついていっていないと、個人的には感じています。だからと言うわけではありませんが今回…会派ツヤマノチカラの田口浩二議員、そして前回選挙で勇退されたツヤマノチカラ創設時のメンバーである安東伸昭さんの、朝から観覧し続けていたという姿勢には、さすがだなと感じ入りました。

津山市としても、ちょうど2年前の令和5年9月議会の段階で、当時の副市長から「eスポーツは若者だけでなく高齢者も含め幅広い年代で参加できるとともに、観客や視聴者として居住地以外においても様々な形で楽しむことができるものであります。また、社会のデジタル化が進展する中、娯楽や教育に活用するだけでなく世代間、地域間交流を図る手段としても大きな可能性を秘めているものでございます。今後は、多くの方々がeスポーツの楽しさを感じ、体験、交流できる機会を広げていくため、普及啓発や実証実験に取り組んでまいりたいと存じます。」との答弁を本会議においていただいています。
しかしながら現状は当時と比べて大きく動いていないに等しい状況であり、本件に係る津山市の動きの鈍さについては、産業委員会においても同僚議員から指摘があったことも把握しています。まちづくり・地域活性化の観点からも、若者の居場所確保や多様な形での教育振興、あるいは多世代交流などの観点からも、大きな機会損失に繋がっていると言わざるを得ません。二番煎じと言われようが規模が小さかろうが、こうした趣旨の取り組みは今からでも進めていくべきだと強く思っています。
リバーシ大会には子どもたちも沢山集まっていました。子どもが集まるということは、保護者である大人も集まるということであり、それによるポジティブな効果は枚挙に暇がありませんし…何より皆さま、とても楽しそうでした。
会場である杜の街グレースが、ちょうど3年前に出来たこと自体は知っていましたが、私自身は恥ずかしながら今回初めての訪問でした。複合施設自体が持つ魅力も大変に素敵だなと感じられるものでしたから、こうした場所を津山市にも…という思いは、やっぱり強く抱いてしまったところのが正直なところです。

ゼロから創り出すという話にはならないかと思いますが…既存施設を上手に利活用していくことで、ポジティブな効果を最大化していくことは可能だと考えます。また色々と考えて、提言にも結びつけていきたいと思っていますので、皆さまからもご意見等お寄せいただけますと幸いです。
eスポーツのようなテクノロジーを活用した新たな選択肢を、公の場にもっともっと取り入れていくことこそが、津山市が掲げるスマートシティ構想の実現に不可欠な姿勢です。津山市としてもデジタル人材育成に向けた取り組みの一環として、拠点整備に取り組むと打ち出しているわけですから、これはやっていただかねばならないことの一つです。
引き続き、なすべきことをなしていただけるように、しっかりと市政に向き合っていきます。







本日はこんなところで。また明日!