未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日の津山市議会では定例の全員協議会が開かれていました。
ただ、私は今回は東京へ。
…と言うと、「え、全協サボり?」みたいに聞こえるかもですが(※サボりは私の専売特許ではありません!)、今回の全協では特段に大きなトピックが予定されていなかったという前提もあり…ローカル・マニフェスト推進連盟(LM)による研修会に参加して、しっかり“仕入れ”をしてこようという判断です。全協の後には津山圏域議長協議会合同研修会もあったのですが、以前直接お話を伺ったことがある先生の講演だったため、パスさせていただいた次第。サボりではなく、市民の皆さまに対して胸の張れない判断ではないと思っているからこその対応で、成果は議会内外で示していきます。
”津山に残ってネタ薄め”より、”東京で濃いネタを仕入れる”作戦!
楽天本社(楽天クリムゾンハウス)へ!
”ふるさと住民登録制度”についての研修的企画でした。
ふるさと納税の次に来る目玉施策としてなのかどうなのか…新しく始めますよと政府が掲げているものの、まだまだ周知も理解もが進んでいない制度だという印象です。説明を聞くだけじゃなく、自治体・議会としてどう活用していくのか、準備も含めて、民間(楽天)側の視点=実装の現実まで含めて考える場になっているのが、今回の企画の目玉だったと思います。
そもそも「ふるさと住民登録制度」って何?
ざっくり言うと、住所地ではない地域にも継続的に関わる人(=関係人口)を “見える化” することで、地域の担い手確保や、地域経済の活性化に繋げていく…という発想の仕組みをつくろう、という話です。
議会質問でも取り上げてきた”関係人口”ですが、政府としては実人数1000万人、のべ1億人という大規模な登録目標を設定し、地方への若者の移住者倍増や、人口が減っても「稼げる」地方を実現していくことを目指して創設される仕組みについての研修でした。「住民票がない=関係がない」という雑な二択から抜け出して、“自治体に興味関心がある人”を、地域がちゃんと受け止められる器を作ろうという方向性だと思います。まだまだ精査が必要だと感じましたが、返礼品競争による実質上の官製通販と化している”ふるさと納税の問題点”をカバーするような考えも感じました。
津山市のような地方都市に超関係ある話。
「関係人口」って、実は“津山にもすでに何人もいる”ってこと
ここ、実は超大事だと思っています。
「関係人口を増やしましょう!」って言うと、何か“新しく生み出す”みたいなニュアンスになりがちなんですが…実際にはすでに、帰省で定期的に戻ってくる人、学生時代に縁があって”ずっと津山推し”の人、仕事や趣味で何度も来てくれている人、ふるさと納税等をキッカケに気になってる人、津山出身の有名人の方を応援しているなどの理由で好きでいてくれる人…などなど、多くの関係人口と呼べる方々がいるわけです。もちろんこれは津山市に限った話ではありませんが、自治体って住んでないけど関わりたいって人が、実は決して少なくないはずなのです。
そこに制度として光を当てることで、地方創生はもちろん、少子高齢化・人口減少への対策としての機能も期待させるという制度設計をしようとしているのだと理解しました。
ふるさと住民応援コンソーシアムと”民間の実装力”
今回の話を“現実のサービス”に寄せていく動きとして出てくるのが、今回の企画の主催でもある…ふるさと住民応援コンソーシアムの皆さまです。楽天グループが中心となり、制度の普及などを掲げて、自治体や企業と連携していく枠組みとして立ち上げられた連合体という整理で…今回はそこに共催として、私自身も役員の一人として関わらせていただいているLMも名を連ねさせていただいたという整理です。
こうした制度の方向性は国が出すものですが、 “使われる仕組み” にしていくためには、しっかりした設計が要るわけです。民間企業の皆さまや行政職員、そして議員も含めて、地方の現場で実際に制度の最前線でその運用に携わる人間たちが、本来制度設計の段階から関わっていくべき(少なくともそうした声を反映させる仕組み程度は必要)だと強く感じました。
机上の空論で終わる理念倒れの取り組みにとどまることがあっては税金の無駄になりかねないわけです。
制度って、つくることより運用して“使われる” 方がきっと何倍も難しい。
今、政治の世界では衆議院の解散が最大のトピックになっていますが…立憲民主党と公明党が一つの政党になるだとか、大阪府ではまたしても都構想の信を問うだとか、極めて大きな動きが頻発しているところです。国政の影響は津山市のような地方においても当然にありますので、私のような無所属議員であっても、地方の自治権を守りつつ無関心ではいられないところ。
今日集まっていた議員仲間の中にも、大いに影響を受けることになる国政政党所属の方々が何人もおられましたし…大変だよなぁと思います。ただ、こうした政局に起因する選挙業務に巻き込まれる地方の現場は本当にもっと大変ですよねソリャ…。
津山で考えるなら「二地域居住」「デュアルスクール」と直結する話
ところでこの”ふるさと住民登録制度”ですが…私がこれまで津山で提言してきた”2地域居住”や”デュアルスクール”といった取り組みとも、相性が良過ぎる話なんですよね。もはや同じ鍋で煮込めると言って良い話です。
津山版に落とし込むためのアイデアを、色々とお話を伺いながら妄想していました。様々な部局の皆さまとも具体的にメニューについて話をしてみたいなとも思いましたが、とりあえず2月の市長選挙を経て誕生する、津山市のこの後4年間の舵取りを担う新市長が誕生した際には、しっかりと話を聞いてもらおうと思った次第です。
ともかく、先を見え据えての価値設計が必要であることは明白です。実は今日の研修に先立って、各方面にも事前に探りを入れてありましたが…ある意味では”ふるさと納税同様”に、先行者利益を得られる形で進めていくことになる見込みですので、津山市が置いていかれるようなことがないようには働きかけていくつもりです。
有料研修でしたので、詳細な内容を共有することは控えておきますが、個人的にもとても有意義な時間が多い研修になりました。天下の楽天グループの役員クラスにも何人もご参加いただいた情報交換会では、多くの方々と新たなご縁をいただくことができましたし…新たな展開の超具体的な相談もさせていただくことができたことは、極めて大きな収穫です。参加している議員の方とも、いつもの面々や久しぶりの方、初めましての皆さまなど…相変わらずイロモノ感全開で過ごさせていただきました。帰り際には可愛い楽天パンダのお土産までいただきましたし…オジサンばかりでオシャレなお店に行ったほぼLM運営メンバーと言って良い面々での二次会も濃い内容で、楽しかったです。
早朝5時過ぎに家を出て参加した甲斐があった一日でした。こーゆー動きは、少なくとも現在の津山市議会では私が担当するしかないと思って取り組んでいますし、ツヤマノミライのために必要なアクションだと信じています。
あと、津山を発信する効果も…かなり絶大なんですぜ!
本日はこんなところで。それでは、また明日!



