非公開の津山市議会の議員会議、その内容を共有!4つのテーマについて君はどう思う?ご意見常時募集中!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今年初めての全員協議会と議員会議が開催されたことについては昨日も触れたところですが…色々と全協の話を書いているうちについつい長くなってしまい、議員会議の内容にまでは触れられずじまいでした。全員協議会での報告事項などを聞き、質問等が終わったのちに市長をはじめとした行政執行部の皆さまは退席され、議長を中心に議員だけで話し合う時間を持っています。それが議員会議なる会議です。

ゆーても昨日の内容は結構大切なので、特に津山市民の皆さまは是非ご覧ください!

つやまポータル、2月1日スタート!地震や大谷翔平選手からのグローブ寄贈の話も!今年初の全協開催。

2024-01-15

そもそも議員会議とは?

設置に法的根拠があり、多くの自治体で設置されているであろう公式な会議体である全員協議会(津山市役所議会棟には全員協議会室という専用の立派な部屋もあります…本日のアイキャッチ画像参照!)とは異なり…津山市議会独自の慣習である議員会議は、議長が全議員を参集することにより行われる会議体です。

議員間討議を行う場として、今までにも任意のタイミングで行われてきましたが…私が議員にならせていただいてから後、それこそ数えるほどしか開催されてきていない、およそ頻繁に開催されてきたとは言い難い状況ですし、現在の中島議長は議長選挙の際に定期開催化に言及されていますが、今のところ実現には至っていません。そして報道陣を含め、傍聴不可能な非公開の形で開催されるものです。全議員に関係があるテーマ、議会内部で話し合うべき課題を扱う場ですが、個人的にはそれはつまり全市民にとって関係があるということとほぼイコールだと思っていますから、公開すべき&公開しても差し支えないと考えているんですけどね…。

つか、公開できないような話なんてすべきじゃないでしょ!

ゆーても勝手に公開することはルール違反であり、結果的には現状改善から遠のくことになると考えていますので、今回は私自身の責任と判断のもとで…誰がどういう主張をしただの何だの…議論の内容については詳しくは書きませんが、話し合われた項目についてのみ、共有させていただきます。

改めて言っておきましょう。

当ブログに書いてあることは全て私自身の、私個人の責任と判断による内容です。

私の個人サイト内のみうらひらくブログなわけですから…言うまでもなく津山市議会や会派ツヤマノチカラ、その他の所属する団体等を代表しての主張ではなく、津山市議会議員である三浦ひらくの、議員個人としての主義主張であります。ときには議員ではなく一人の人間として書いていることもありますが、公職に就かせていただいている身として私は、公私の境目はそれほどハッキリと線引きできるものではなはないと思っていますので…基本的には議員としての主義主張だと捉えていただいて構いません。

そして、表現の自由を守る活動にも力を入れて取り組んできている身として…例えばクレームを頂戴したり、削除等の対応を求められようとも、修正や追記をすることはあっても、基本的には削除はしないようにしているところです。

さて、話が逸れましたが…今回話し合われたのは主に下記の4項目について。

逮捕・勾留等された場合の議員報酬

これは前任期中の議会活性化調査特別委員会において、当時副委員長を務められていた村上議員と共に、委員長を務めさせていただいていた私自身が提案させていただいた件です。

上の動画で確認できますが…2年前の3月議会の本会議において触れているように、パフォーマンスに過ぎない、強制力のない辞職勧告などよりもよほど有意で市民ニーズに寄り添ったはずの施策であることを確信している本件も、未だに実現には至っていないのが津山市議会の現状であることは情けない限り。今回はようやく条例変更に持っていけるかと思ったのですが、次回へと持ち越しになっています。

いつまでも話をするような内容ではない、こんなことに何年掛かるんやというのが率直なところですが…当然ながら言い出した者として投げ出すことはせず、責任を持って必ず変えていきます。ちなみに過去に遡って適用されるような制度ではなく、あくまでもこれから先のことを定めるルールですので…今後、逮捕・勾留されるようなことをしなければ何の問題もない話だと思っています。

委員長手当の新設

降って湧いてきたような話ですが…つまり実質的に委員長を務める議員の報酬をアップするという提案です。なぜこのタイミングで市民感情を逆撫でするような、こんな話が出てきたのか理解に苦しむところでしたので、思いっきり先陣を切って反対をさせていただきましたが…皆さまは、どう思われるでしょうか。確かに常任委員会や議会運営委委員会、特別委員会も含めて委員長や副委員長に手当を支給している議会はありますが、私は津山市議会には不要であると考えています。これも持ち越し、要検討となっています。

ちなみに現在、津山市議会議員の報酬は月額でそれぞれ、議長555,000円、副議長515,000円、議員465,000円、議会選出の監査委員は月額44,500円が報酬にプラスされることになっています。

芸術・文化に関する議員連盟設立

文化都市、芸術のまちとしての顔も持つ(持ってる…よね?)津山市においては来年度には岡山県北部を挙げてのビッグイベントとなるであろう森の芸術祭がありますし、1987年から30年間の長きにわたり行われてきた津山国際総合音楽祭に代わる企画として、よりパワーアップが期待されている津山総合芸術祭(仮称)も予定されているところで、こうした議員連盟設立の動きが出てきてもおかしくはないとは思います。

ただそれ、意味ある活動ができるかね?

ちなみに津山市議会にはすでに、津山市議会観光振興議員連盟という議連があります。津山市行政においては芸術・文化振興を担う文化課と観光振興を担う観光振興課は同じ観光文化部所管であることや、観光振興議員連盟が実質的にはほとんど活動していないことからも、その必要性には首を傾げてしまうのも正直なところ。

ちなみに私自身は全国組織である文化芸術振興自治体議員連盟の立ち上げメンバーですし、この分野に関しては誰よりも強い意識で取り組んできている自負も持っていますので、しっかりとした設立根拠と活動計画が示されないのであれば不要だと考えています。

ハラスメント防止条例の制定

これについては終了直前、こうした趣旨の条例を制定した方が良いと思うのですが…という話が出たのみでしたので、詳しい議論などは一切されていませんが…このところ岡山県内でも笠岡市や美咲町などでこの種の条例制定が続いているところです。上の議連の件で書いたことの繰り返しになりますが…無意味な条例ならつくるだけ無駄です。そして本来ならばわざわざ条例制定しなくても、意識が高い人ばかりであればハラスメントなんて起こらないわけですが…実際には起こりまくっているのが現状なので、これに関しては、しっかりした内容になるのであれば制定しても良い…と言うか、あった方がベターでしょうね。

大体こんな感じ!

結構詳しくシェアしてしまいましたね…とは言え、私自身の思いが大半だから良いでしょう。それぞれまだ何も決定していない話ですので、市民の皆さまがどう思われるのかを伺いたいところです。

どう思われるか、是非ご意見ください!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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