森林を考える岡山県民のつどい2025、森林と笑える未来へ!秋の一日、ガクテンソクトークは立ち見続出。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

森林の未来は暮らしの未来…森林を考える岡山県民のつどいへの誘い。ガクテンソクトーク&苗木配布あるよ!

2025-09-13

先だって告知エントリーも書いていましたが…本日はグリーンヒルズ津山で開催された第24回となる森林を考える岡山県民のつどいに参加してきました。このイベント、上に貼り付けた記事内でも、昨年や一昨年の様子を紹介しています。つまり私自身にとってはもうお馴染みと言って良い企画で、多くの市民の皆さまと交流できるチャンスがある、毎年楽しみにしている秋の恒例行事の一つでもあるのです。

例年は「苗木の無料配布係」として、ブルーベリーの苗木をお渡しする側に立っていました。まぁ、その無料配布自体にも言いたいことがあるのが正直なところですが、とりあえずその件は置いておいて…。

今年は趣向を変えて(?)、いつも津山市議会議員が担当していた配布役を他の市町の議員の皆さまに、そして例年、他の市町の議員の皆さまが担われていた会場の受付係を、私たちがお手伝いさせていただく形になりました。

つまり、イベントの“入口”で最初に皆さんをお迎えする役割でした。

接客業とか、観光業とかの経験が長く…今でもイベント企画や司会はドンと来いの私としてみれば、これはハッキリ言って超絶得意分野です。まさに“人と森林を繋ぐ入り口”に立たせていただいていたような心持ちで、楽しみながら前向きに務めを果たさせていただいた感じでした。

🍂 受付で感じた、人と森林との繋がり。

朝から続々と来場される皆さまに、「おはようございます!」「有難うございます!」と声を掛けさせていただく度に、会場全体がじわじわと温かい空気に包まれていったような気がしています。先着300名限定のブルーベリーの苗木+ヒノキ入浴剤のプレゼント引き換えチケットは、30分少々の間に配布し終えてしまいました。

スタッフの一人として、お客様である皆さま一人ひとりの笑顔に直接触れられる時間の中で、森林を守っていくというテーマは単なるスローガンではなく、日常の中で人と人が出会う機会そのものになり得るものだと改めて感じました。

👨‍👩‍👧‍👦 思いがけない再会や新しい出会い。

会場内では、これまでの活動を通じてご縁のあった方々や、多くの友人や知人…そのご家族などに再会できました。「あれ、ひらくくんじゃないの!」「お久しぶり!」…そんな感じで何人もの皆さまに声を掛けていただき、まるで地元の同窓会のような雰囲気の時間帯もありました。様々な団体等が多種多様な出展をなさっており、老若男女問わず楽しめるイベントになっていましたので、小さなお子さん連れのご家族も多く、特に長い行列で大人気の様子だった焼きそばや、興味深げな取り組みを行っていた木工体験ブースの前などでの、子どもたちの笑顔が印象的でした。「会えたら見せようと思っていたの!」と言ってくださって、昨年私が配布させていただいたブルーベリーの苗木の成長をスマホの写真で見せてくださる方までおられ、胸が熱くなりました。

🎤 ガクテンソクのお二人が語られた“森林と人間のリアル”

今回の目玉企画の一つは、吉本興業所属のお笑いコンビ「ガクテンソク」さんのトークライブでした。動画撮影はもちろん、一般は録音も写真撮影も禁止だったので、会場の様子を伝えられる写真は開会式の最中の雰囲気を写した一枚くらいしかありませんが…大人気でした!様々な方がこの場で講演される場面に立ち会ってきましたが…今までで最も人気だったんじゃないかなという印象です。

立ち見が出まくりの超満員!

入り口近くで拝見していたので、始まってからも続々と皆さまが入ってこられる様子を肌で感じていましたが…配置していた椅子の数を考えても、子どもたちを含めた若い世代の皆さまを含め、400名近く入っておられたと思います。狩猟免許を持つメンバー、よじょうさんの話を相方の奥田さんがいじり倒すネタ…と言うかフリートークの中で、狩猟現場の話題や自然環境の変化の指摘などを大変巧みに盛り込んでいきつつ、しっかり笑いを取る話術は、さすがプロフェッショナルでした!

登場早々、テンポのいい掛け合いで会場を笑いの渦に包み込みつつ…話の内容は驚くほど“森林と人の距離”に踏み込んだものでした。会場の皆さまをしっかり笑わせながらも、内容が進むにつれて話はどんどん深い方向に…。

山の食べ物が減ってきて鹿やイノシシが人の住む場所に降りてきているって話や、クマと遭遇した際の心得など…昨今の事情を踏まえての、野生動物たちが人里に現れる背景をユーモアを交えながらも真剣に語られる姿、そして観客の皆さまの中には爆笑しているだけでなく、何度も強く頷いているような方々もおられたことが印象的でした。さらに、狩猟現場での“命と向き合う瞬間”を通じての自然との付き合い方など、笑いの端々に教訓が込められていたように感じました。森林をテーマにしたイベントで、笑いの力がこんなにも深いメッセージを届けられることに、大袈裟でなく感動したところです。1時間の予定のトークセッション全てを拝見したかったのですが、30分経ったところで外に出ました。

🍴 森と食と様々な体験、家族皆で楽しめるイベント。

ホール外の広場には地元グルメ等の屋台がずらり。

焼きそば、唐揚げ、かき氷等々に…地元産の木を使ったクラフト体験などなど…そしてお楽しみのブルーベリー苗木配布には長蛇の列。ただ、行列に配慮してか予定時刻より前に配布されたようで、それには不満の声も聞かれました。

秋の空の下でのこの“にぎわい”は、地域の元気の象徴だと感じました。

🌳 森林は「考える」より「感じる」場所!

「森林を考える」と題されたこのイベント。もちろん考えることは大切ですが…でも、本日会場におられた皆さまの多くは、“考える”よりも“感じていた”と思います。

木々の香り、笑い声、人との繋がり──そのどれもが、森林と共に生きる喜びそのものだったと言えるでしょう。その中心にいたのは、地域の森林業を支える人たちであり、苗木を育てる人、木を加工する人、森を守る人、そして笑いを届ける人や集っておられた一般の皆さまを含め、すべてがこの“森林”という舞台で繋がっていた企画でした。受付で多くの方々を迎えさせていただき、再会や新たな出会い等もあり…笑って、学んで、そして感じる。今年の「森林を考える岡山県民のつどい」は、自分にとってまさに“森林と人のフェスティバル”でした。

森林を守ることは、地域を守ること。

会派メンバー揃って受付!

そして地域を元気にするのは人の笑顔だと、改めて実感した一日になりました。

本日はこんなところで。それでは、また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。