未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日は4日間にわたる津山市議会の12月定例会、質問戦最終日でした。ちなみに、私自身が登壇させていただいたのは昨日ですので…昨日までの質問は以下のエントリーでご確認ください。
このところ毎回、最終日が一番傍聴者数が多い気がしていますが、本日も4日間の中で最も多くの皆さまが傍聴に来られていたような印象があります。そんな中で最終日に質問することが多いメンバーだなと感じる同僚議員4名が登壇され、午前中に2名、午後から2名と、比較的バランスの良い時間配分で質問がなされました。
やっぱり、普通に考えると質問の途中で一旦昼食休憩を挟むのは、ちょっとイヤなものですからね。やっている方はもちろんそうなのですが、傍聴している方としても、熱が冷めるような気がするという話を、以前私自身の質問が休憩を挟む形になった際に聞いたことがあります。
さて、昨日までの3日間は前置きが長くなり過ぎた気がしていますので…今日はサッサとシンプルに同僚議員4名の質問を紹介したいと思います。
ご確認ください!
金田 稔久議員
1.市政の喫緊の課題について
①財政とまちづくり
②観光施設のあり方
③安全安心のまちづくり(公共交通・医療・看護・防犯)
④久米たい肥施設
⑤小中学校のあり方
2.津山の未来…学びからしごとへ
①学園都市の現状と課題
②美作大学公立化有識者会議
③高等教育機関による人材育成と津山の未来
近藤吉一郎議員
1.指定管理について
2.部活動の地域移行について
3.津山市の住民生活の課題について
①ごんごバスの路線について
②高齢者施設の虐待防止について
政岡 大介議員
1.市長の政治姿勢について
①津山市の財政状況(基金等)について
②美作大学の公立化について
③アルネ津山に対する財政支出について
末永 弘之議員
1.市長の基本姿勢
①総合計画と美作大学公立化に関して
②国保一元化と市長会について
2.津山の農政と食肉処理センターについて
①食肉処理センター移築と流通対策
②食べていける農畜産林業は
3.教育問題
①少子化における学校の在り方
②中学校プールの在り方について
今回の質問戦は、すでに昨日までの記事でも書いているように、議場システムの不具合により、残り時間のカウントも氏名テロップも、普段の便利機能がほぼ使えない状態からのスタートでした。ただ手書きで残り時間を表示するというアナログなのに妙に安心感のあるタイムキープ方式は、全国地方議会サミットなどでもお馴染みの方式であるため…個人的にはむしろ”ホーム感”さえ覚えました。議場の雰囲気としては、いつもとちょっと違う“文化祭感”すらあったかもしれません。
配信についても、ズームアップやテロップこそ使えないものの、引きの映像や音声は問題なく届き、ライブ・録画配信を確保。「完全に止まってしまう」という最悪の事態だけは避けることができました。システム修繕等にかかる費用については未確認ですが、いずれにしても復旧は定例会終了後になるとのことです。デジタルに頼り切りにならないバックアップの用意、いざという時にも最低限の配信は維持する工夫、傍聴希望の方への情報提供の仕方など…今後の改善に活かすべき気付きも数多くあったように感じています。
計18名が登壇し…財政・行財政運営・将来見通し、美作大学公立化と高等教育・学園都市の未来、子育て・教育・子どもを取り巻く環境、交通・公共インフラ・防災・有害鳥獣対策、歴史文化・観光・まちづくり…等々、本当に多岐にわたるテーマが、それぞれの切り口から投げかけられました。
同じテーマでも、どこに重点を置くか、どこに問題意識を持つかは、議員によって全く違いますし…執行部の答弁となると、それは尚更に顕著です。
”事実は一つでも、見方によって見え方はこんなにも違う”ということを、改めて実感させられました。
質問戦の4日間は、あくまで12月定例会の前半戦。来週以降は常任委員会、特別委員会での議論の深掘りを経て、予算・議案の採決へと続いていきます。
”質問したら終わり”ではありませんので…ご意見、ご感想等はガンガン寄せてやってください!
引き続きアナログとデジタルの両方を活用しながら、これまで以上に津山市議会を開かれた…いや、拓かれた議会へと近づけられるように…全力で取り組んでいきます。
本日はこんなところで。それでは、また明日!






