介護現場で命を張ってくれている皆を守れ!我々は何をすべきか?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日も津山市内で新たに新型コロナウイルスへと感染した方が確認されています。またここのところ、市内の商業施設および高齢者施設の関係者の感染が確認されていることで…例によって不安や恐怖が募った方々からのご連絡を相次いでいただいています。

それぞれ公式サイトで発表されていることですので、発信されていた内容を引用させていただきますが…これらはあくまでも自主的に発信された内容であり、岡山県ではここまで詳細な情報を出していないため、その情報が統一されていないことが本来不要な問題の発生源になっているという指摘は何度もさせてきていただいている通りです。

大切だからこそ何度でも言う。公式情報は統一し皆に届けるべし!

2020-10-26

こうした情報発信は全て、誹謗中傷や不評被害、デマを防ぎ…事実をありのままに公開することでネガティブな効果を最小限に止めるための苦渋の決断であると思いを馳せていただき、どうか粛々と受け止めていただきたいと願っています。

ただ正直、この傾向に不安を覚える面もあります。

上記の2つのケースではハコそのものがかなりのサイズだった…つまり分母が大きかったからこそ、こうした対応が可能になっている面もあります。関係者が極めて少ない小さな施設や企業で同様のことが起こった際に発表がなかったとしても、それは直ちに批判されるようなことではないということです。

そこをご理解いただきたい!そもそもどこの誰が感染したのか…そんなことは、もはや私たち一般人のレベルで考えても今さらあまり意味がないことです。濃厚接触者の特定など必要な疫学的調査、また消毒や検査の指導についても必要に応じて保健所が責任を持って対応してくださるわけで…素人が心配して色々と考えても良い結果には結びつきません。(赤字部分:UP時の表現が誤解を招きかねないものだったため修正11080220)

感染が起こった事実を公表することで、個人や団体等が不要な被害を受けるリスクが高いとき…無理して発表する行為など、社会規範上必要ありません!

当該商業施設では消毒や必要な検査はすでに完了し、問題ないと専門家が判断したからこそ…明日から営業を再開するのです。

そしてさらに深く考えていただきたいのは高齢者施設です。新型コロナウイルス感染症の脅威が大きくなり始めた頃に、高齢者施設でのクラスターが発生したことを記憶している方も多いでしょう。

介護の現場で働いている方々からの直接の声も沢山届いています。

想像くらいは私たちにもできることです。

高齢者の中には…とても幼い子どもたちと同じように、マスクの着用を嫌がったり、勝手に外したり、中には唾を吐きかけてきたりする人すらいるのです。そして子どもたちよりも力が強く体も大きいことが多く…その現場は新型コロナウイルス問題がなかったとしても…とても厳しいものである事実は、皆さまもご承知のはず。

現場の皆さまはコロナ禍の中…大袈裟でなく、それこそ命がけで、日々の業務に継続して取り組んでくださっているわけです。抵抗力や免疫力が低いと思われる、つまり新型コロナに対してのリスクが極めて高い命と向き合うという意味で…そこは医療現場とも共通する、ものすごく大切であると同時にものすごく厳しい職場であります。

そうした現場で働いてくださっている皆さまを、我々は全力で支えていかねばなりません。

なぜなら職員の方々は場合によっては我々に代わり…全力で家族を支えてくれているのです。

他にもリスクが高い業種は沢山あります。

私は一昨日髪を切ってもらいました…例えば美容師・理容師の方などもリスクと向き合いながら仕事をしてくださっています。だからこそ、そうした皆さまの仕事の支えとなることはあっても、足を引っ張るようなことは絶対にしてはなりません。

そしてもう一つ忘れてはならないのは、自宅での介護に取り組んでいる方々のことです。

在宅介護の方々が沢山おられることは明らかで…なかなか外からは目が届かない介護する側の皆さまの負担が日々増していっていることも強く感じています。

この件を根本的に解決するためのアプローチは正直言って医学的手法に頼るしかないと、今の私は思っています。宗教など精神的な意味での救いを否定する気はありませんが…個人的な思いとしては医学的な救いを私は求めています。

ただ、政治にも負担を減らす助けとなることはできるはず!

答えはきっと一つじゃないのよ。

それぞれの立場相手の状況やその時々によって求められる姿勢や対応は当然変わってきます。

でも、私たちにもできることは絶対にあります。

もはや、あたりまえの積み重ねも立派な支援の一つ。

昨日のエントリーで詳しく案内させていただいておりますが…こうした役割を果たすための一つの手法として明日、津山市発の素晴らしい企画が開催されます。新型コロナ問題とは別の話ですが、コロナ禍の前から、コロナ禍の今も…社会的に大きな課題の一つにとしてずっとあること。

ひきこもりを知る。ながら見も退出もOKのオススメ企画を紹介!

2020-11-06

ひきこもり支援。

初めての方から当事者まで、どなた様にもオススメのオンラインシンポジウムが開かれます。津山市主催ですがYouTubeをご覧になっていただける環境であれば、どこにお住まいの方でも参加可能。

きっと何かしらの気づきが得られます!

視聴を全力でオススメします。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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