未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
標題とアイキャッチ画像にある通りなのですが…8月20日に、ある勉強会で、少しだけお話をさせていただく予定になっています。
ご参加いただけるのは、地方議員あるいは地方議会議員経験者の皆さまということになっていますが、難病支援に関心をお持ちの方であれば対応できることもあるかとは思いますので、ご興味をお持ちの方は個別にご連絡ください。

津山市議会においては、私が触れている以外には近年ほとんど取り上げられてきていないと言って良い難病支援施策ですが…理解不足や誤解、無知などにより問題が発生していることを、一昨年の9月議会、昨年の6月議会と12月議会での一般質問でも取り上げるなどして、議会内外で現状改善に向けて指摘、提言等させていただいてきているところです。そうした経緯などについて報告させていただく予定です。
今回が第5回目となる難病者の社会参加を考える議員勉強会と題されたこの勉強会は、当ブログでも何度も紹介させていただいてきているパブラボにおいても、難病者の社会参加を考える研究会の皆さまをはじめとした当事者の皆さまと共に、運営メンバー仲間である前目黒区議会議員の田添まゆさんが中心となって継続的に開催してきた経緯があります。実は誰にとっても身近なテーマであり、お住まいの自治体にも必ずおられる難病の皆さまの生の声を聞くことができる貴重な機会として、多くの学びに繋がり、実際に複数の自治体において大きな現状改善に結びついています。
まずは難病者は見た目などでは判断できないことも多いことを知っておいていただきたいです。ちなみに、令和7年3月末時点で美作保健所管内には指定難病1,066名の患者さんがおられることを確認しています。これは津山市内の身体障害者手帳所持者数3,317人、療育手帳所持者数1,056人、精神障害者保健福祉手帳所持者数962人と比べても、決して少なくなく…どれだけ身近におられるかがご理解いただけるはず。しかもその総数は人口減少社会の中で、年々増え続けているのが実際のところです。また、指定難病に含まれない難病があることも知っておいていただきたいと願います。特に指定されていない難病者の皆さまへのサポートなどが、制度上追いついていないようなケースもあるようです。

今回、私以外に登壇される議員の皆さまからは、それぞれに先進的な取り組みや目覚ましい変化があった事例等が共有されることになるはずです。津山市では全くもって胸を張って報告できるような変化には繋げられていないのが現状でして、自分など登壇するに値しないというのが正直な思いでもあります。ただ、難病者の社会参加を考える研究会の中心メンバーで、ご自身も難病者、NPO法人両育わーるどの理事長である重光さんからは、「先進事例だけではなく試行錯誤事例にこそ価値がある。議会質問を継続していくことで生まれた変化について、話していただきたい」と言っていただきました。
他の自治体の皆さまも含め…難病者をはじめとした痛みや苦しさを抱えている方々が生きやすい、参加しやすい社会、世界としていけるように…そのために津山市の話が少しでも参考や助けになればということで、お話させていただきます。
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議員以外の皆さまには改めて報告します。

本日はこんなところで。また明日!