未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日、津山市議会では12月定例会が開会しました。
2025年最後の議会のスタートです。

毎度お馴染み(?)の全員による市民憲章朗読から開会。
決算議案は賛成多数で認定、でも私は反対しました
昨日の記事でも触れていた通り、初日の本会議では、9月議会の閉会日に質疑を行い、各常任委員会に分割付託されていた決算議案の採決が行われました。津山市議会における決算審査のあり方は、まずこの時点で問題です。行政実例によれば、一つの議案を分割して委員会に付託する行為(分割付託)は違法状態に当たるとされていることもありますし、現状のやり方では所属常任委員会の所管事項以外について掘り下げる機会があまりにも少ないという大きな欠点があります。
議案第21号・令和6年度津山市一般会計歳入歳出決算の認定について、私は「反対」の立場をとりました。
結果としては、13対10の賛成多数で認定されています。
ただ賛成・反対いずれの立場であろうとも、市民の皆さまに対する姿勢や、当局の皆さまに対するメッセージという観点からも、議案に対するスタンスと、その理由はできるだけ丁寧に示しておくべきだと考えています。
そのため、討論に立たせていただきました。
ぜひ動画で実際の発言内容をご確認ください。
ChatGPTに反対討論の内容を簡潔にまとめさせると、以下のような感じになります。
令和6年度一般会計決算の認定に反対する。
職員の努力や事業の必要性を否定するものではないが、
①公金管理方針や基金運用が公開されず、決算資料も市民目線で見ると分かりにくく説明責任を果たしていないこと
②不用額の多さや地方債への依存、公金運用を低利の預金に偏らせるなど、限られた財源を最も必要なところへ効果的に振り向けるという観点から財政運営・公金管理が妥当と言えないこと
③子ども・若者や生活困窮者等への支援、人員配置・処遇、デジタル施策などの優先順位付けが十分でないこと
この3つを理由とする。
予算と決算は役割が異なり、予算に賛成していようとも議員が決算で不足点を指摘し改善を求めるのは当然の責務であり、その立場から本議案に反対を表明する。
さらに私自身の言葉で超ざっくり言ってしまえば…「お金の使い方・見せ方・優先順位のつけ方が、まだまだ改善できるはずだ」という問題意識からの反対です。今までにも同じように思い続けてきていましたが…私は決算議案に反対したことはありませんでした(予算には反対したことアリ)。賛成13反対10というほどに反対が多かったことも記憶にありませんので…同じように感じられた同僚議員が少なくはなかったということ”かも”しれないなとは思っています。
12月議会の質問戦は来週、私の出番は3日(水)の最後!
そして毎回恒例の「質問戦」についても…誰がいつどんな内容を尋ねるかが発表されています。
12月1日〜4日の予定で議案質疑・一般質問が行われるのですが、その中で私は3日目となる12月3日(水)の5番手として登壇することになりました。「今このタイミングで、どうしても私が質しておかねばならないこと」に的を絞って、質問項目を組み立てていき、決算質疑で掘り下げることができなかった点などもフォローしていかねばと考えています。
次年度予算編成に反映してもらうためには、ここで触れないわけにはいかないからです。
ツヤマノミライに直結するテーマを中心に、現状の問題点を指摘しつつ具体的提言を含めた前向きな改善を訴え、投げかけていくつもりです。
ご注目ください!
傍聴大歓迎、インターネット中継(録画は24時間365日OK!)でもご覧いただけます。
議会前ということで、すでに多くのご意見等を頂戴しているところですが…「ここをもっと詳しく尋ねてほしい」「こういう視点もあるのでは?」といったご意見等も、いつでも遠慮なくお寄せください。
本日はこんなところで。また明日!



