質問しない選択肢はない!大喧嘩を経て見えた建設的キャッチボール術。今だから話せるぶつかり合いの裏側。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

質問戦準備真っ最中で、昨日もほとんど時間がない中ではありましたが、ここのところ毎日更新を”一応”続けている当ブログの更新を、そう簡単に止めるわけにもいかないなぁ…と思いながら書いたところ。

今回もネタ盛り過ぎ注意報発令中?12月議会質問詳細を発表。市政の気になる点に全力で切り込む特攻隊長!

2025-11-26

本日も昨日よりは多少マシとはいえ、やっぱりなかなか余裕があるとは言い難い一日。それでもサボるわけにはいきませんので…キーボードを叩いている次第です。

恒例の(?)教育委員会との「事前バトル」とも呼ぶべき意見交換タイム

ただいま絶賛進行中なのが、12月議会・質問戦に向けた事前の答弁協議。

特に本日の午前中は、なかなかハードな時間帯でした。 ここ何年も、定例会ごとに津山市教育委員会の皆さまとは、かなりガッツリと時間をとって、膝を突き合わせて協議をしているのが実情です。その後に議場での質問当日を迎える…という流れが定番化しています。

なぜそこまでやるようになったのかと言えば…かつて一度、議場でバチバチにやり合ったことがあったから。

最も物議を醸したのは令和3年度3月議会での一般質問と、委員会審査後に行った討論です。色々と書けないようなこと、書くべきでないようなこと(本当は書きたいけど!)もありましたが…結果として私はこの時、当初予算にも反対しています。

当時も事前のやり取りは何度もさせていただいていましたが…正直、「本当に教育委員会さんとは上手にキャッチボールできないなぁ」と、私の側でもフラストレーションを募らせていた時期でした。この際も確か土日も費やして着地点を模索したけれど、良い結果にならなかった記憶が残っています。

バトルの先にあった「一緒にやった方がいい、そうしなきゃならないよね」という結論

ただ、その後…時間を置いて、そして時間を掛けて冷静に話し合いを重ねていく中で、 お互いのためにも、そして何より子どもたちのためにも、 きちんと事前に相談・共有してから進めていく方が、どう考えてもベターだよね…という結論に至りました。結果として今では、市教委の皆さまとは、どの部局よりも多くの時間を事前に共有していると言っても過言ではありません。

私自身が津山市議会でも特に教育関連の質問が多い議員の一人であることは間違いないでしょうし、市教委側でも、私への対応にはかなりのリソースを割いてくださっているはずで、歴代の”担当”とも呼ぶべき方々には本当に感謝しています。 そして今日も、お二人が会派控室まで足を運んでくださいました。

ここ数年の同様のやり取りの中でも、最も充実した、前向きな着地点が見えた話し合いだったように感じています。

そのおかげもあってか(?)、その後に控えていた他部局との協議にも、比較的大らかな気持ちで向き合うことができ、全体としてスムーズに進んだ印象すらあります。いずれにしても、大きな三つの項目の中のっ二つ目である”子どもたちを取り囲む環境に関して”についての項目は、自分自身でも展開が楽しみになりました。

合間に視察の段取り、そして「質問しない」という選択肢はない話

そんな事前協議ラッシュの合間には、来年に予定している会派視察の行き先やテーマの詰め作業なども挟みつつ、バタバタと一日が過ぎていきました。

…とは言え、定例会開会から質問戦スタートまでの一週間が忙しいのは、ある意味で当たり前。

職員の皆さまにも、私たちが質問することで多くの負担を強いている自覚はありますので、だからこそ無駄な質問はせずに、しっかりした内容にすべく努めねばなりません。

以前、このタイミングにわざわざJIAM研修をブチ込んで、自分で自分の首を絞めるようなスケジュールにしてしまったこともありましたが…どんなタイミングであろうとも「定例会で質問しない」という選択肢は、私の中にはないのです。

議場での質問は、私にとって”議員としての職責を果たすための場”の一つであり、”私だけのものではない”からです。

私を議場に立たせてくださっている有権者の皆さまはもちろんのこと…子どもたちを含めた市民の皆さまにとっても大切な機会であるはずで、それを無駄にするわけにはいかないからです。

それでも質問することはゴールではなくキッカケに過ぎず、手段でしかない

ただし勘違いしてはいけないのは…質問そのものが目的ではないということ。

あくまでも、質問を通じて現状を少しでも良くしていくことが目的なのです。 そのためにも、今日のような事前協議は非常に重要なプロセスだと思っています。 互いに情報と認識を擦り合わせておくことで、当日の議場でのやり取りが、少しでも「有意義で建設的な議論」になるようにしたいのです。 目的が達成されるのであれば、質問を取り下げることもします。

今回も意味のある質疑・議論の時間にできるよう、引き続きしっかり準備します。

本日はこんなところで。 それでは、また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。