超アナログだけど、慣れ親しんだカンペ&チンベル体制でスタート!12月質問戦初日は同僚議員4名が登壇。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

議場システム不具合の非常事態!リアルタイム配信なしでも質問戦は止まらない。レア回確実、傍聴も大歓迎!

2025-11-28

先だっての記事でも書かせていただいていますように…今回の津山市議会12月定例会は、議場システムのトラブル発生により、平時とはかなり異なるイレギュラー運営になる見込みでしたが…本日、無事に(?)質問戦がスタートしたところです!

システムは未復旧…でも質問戦はスタート

まず気になるのはシステムの状況ですが…残念ながら、依然として不具合の原因はハッキリしていません。
そして、問題なく使える状態に復旧するまでには、短く見積もっても「およそ3週間」は掛かる見通しとのこと。つまり、今回の12月議会の会期中に元通りの状態に戻すのは、ほぼ難しい…と言うか無理だという説明がなされています。修繕にどれくらいの費用が掛かるのかも現時点では聞いていません。

「え、じゃあ中継とかどうなるの?」

当ブログ読者の多くの皆さまには、埋め込んだ動画をチェックするなどしていただいていますので…そんな心配のと声も聞こえてきそうですが…ここはひとまず、朗報を共有。

ライブ・録画中継は“最低限”バージョンで継続

当初は「ライブ中継・録画中継も厳しいかもしれない」という話もあったために上記ブログ記事のような発信になりましたが…本日の開会前の説明で、調整の結果、ズームアップなどの細かな操作はできないものの、最低限の配信は可能という報告が正式になされ、直後に始まった質問戦に臨んだ同僚議員4名の質問の様子は、きちんと公開されています。

ただし、通常時と比べると幾つか“いつもと違うポイント”があります。

答弁時の映像が、かなり引き気味の「全体を写した」画になっているため…誰が答弁しているのか、ややわかりづらい場面があります。また答弁時の職員の皆さまの画像の下はもちろん、質問時にアップで写る議員映像の下に、氏名テロップが入らないため、初見の方にはこちらも少し不親切かもしれません。

ただ音声は問題なく聞き取れますし、質疑応答の中身を追う分には大きな支障はないように感じます。配信そのものが止まってしまうという最悪の事態は避けられたという意味では、まずは一安心…といったところです。

超アナログ?でも安心のタイムキープ体制

もう一つ、今回イレギュラー対応として導入されたのが議場でのタイムキープです。通常はシステム上でカウントダウンされて、議場内大小のディスプレイに表示される議員の持ち時間の情報が、今回は全く使えません。そのため今回は議会事務局の職員さんが一人、議場に常駐してくださり、残り10分、残り5分、残り1分の3段階で、手書きの紙を掲げて知らせてくれるという、超アナログ方式になっています。

…と言いつつ、実はこれ、地方議会サミットなどでも毎回、お姉様方にお願いしている“実績ある方式”だったりしますので、個人的にはとても安心感があります。今でもテレビ番組の撮影現場などでは、こうした形でカンペでの指示が飛びますし…結局コレがわかりやすくて良いですよね!

さらに、持ち時間終了1分前と終了時には「チンベル」を鳴らして知らせてくれるという親切設計。

質問する側としては、時間配分の目安がハッキリしているのは本当に助かります。

本日の質問者は4名、まさかの“午前中で終了”

それでは毎度お馴染み、本日登壇されたのは4名の同僚議員の質問を動画で紹介します。ちなみに経験上…4人いればほぼ間違いなく午後までかかるパターンなのですが、今日は何と、昼休憩前に4名すべての質問が終了しました。近年では本当に珍しいパターンで、サクッと(?)初日が終わった形になりましたが…その内容はどうだったのか、しっかりとチェックしてみてください!


吉田 耕造議員

1.まちづくり行政施策について
①中心市街地活性化に向けたまちづくりビジョン
②自動運転バス

 

勝浦 正樹議員
1.美作大学公立化について
①公立化に関する有識者検討会議報告書の内容と方向性
2.森林再生について
①森林環境譲与税の状況
②意向調査の進捗状況
③森林経営管理制度
④地域脱炭素重点対策加速化事業
⑤加茂郷エネルギーパーク構想
⑥第6次総合計画

 

髙橋 寿治議員 
1.市長の施政方針から
①行財政改革について
②財政について
2.教育関係から
①令和6年度児童生徒の問題行動・不登校生徒の諸課題について
②学びの多様化学級について

 

田口 浩二議員
1.補助金について
①畑地化促進事業
②耐震補助金
2.有害鳥獣対策について
①ガバメントハンター

 

明日以降の登壇予定と、私の出番

今回の質問戦は、4日間・計18名が登壇する予定です。

2日目(明日):5名が登壇
3日目(明後日):5名が登壇(私もこの日の最後に質問に立たせていただきます!)
4日目(最終日):4名が登壇

それぞれの議員が、それぞれの視点から市政の現状や課題を問い、提案を行うものです。普段はなかなか見えづらい…議会で何が議論されているのかを知る絶好の機会でもありますので、是非お時間の許す範囲でYouTubeをご覧いただければ幸いですし、傍聴も大歓迎!

今日も傍聴に来てくださると言ってくださった方がおられたので嬉しかったです。

トラブル続きの中でも、出来る工夫を積み重ねながら…いつも以上に「開かれた議会」になるよう、しっかり取り組んでいこうと思っていますので、ちょっとでも興味がある方はご連絡ください!

本日はこんなところで。それでは、また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。