未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
昨日のエントリーに書いた通り、本日は8時15分からの全員協議会を経て、14日に逝去された津山市議会の同僚・政岡あきひろ議員への弔意を議会として示すための本会議が8時半から開かれました。私としては初めての経験ですし、できればこうしたことはないに越したことはありませんが…現職議員が亡くなった際にはこうした対応が慣例となっているとのことでした。
議案会として提出された弔意を示す議案は、議会運営委員会の松本委員長から提案理由の説明があり、同じ会派を代表して中島前議長が事実上の弔辞を読み上げるという形で、皆が略礼服に黒ネクタイ、そしていつもの議場とは明確に異なる非常に厳粛な雰囲気の中で、全員一致で可決されました。市長からも挨拶があり閉会となり…決議文はその後、同僚議員の多くも参列された葬儀の場で、霊前に捧げられました。
葬儀にも、前日に執り行われた通夜同様に多くの皆さまが参列されていました。
津山市議会の岡田議長、続けて同級生の皆さまで作られていた会のご友人が弔辞を述べられました。喪主である息子さんは(ああ、あきひろさんなら言いそうだなぁ…)と、その場の絵が思い浮かぶほどに具体的なエピソードをいくつも披露してくださり、語られる言葉の向こう側にある気持ちを想像すると、涙を堪えるのが難しいほどの、大変に立派なご挨拶を聞かせてくださいました。
議場での中島前議長の言葉は、さようならという言葉で締めくくられていました。別の場で盟友と語られていたお二人の関係性ならではの、気持ちを込められた表現だったと思いますが…それでもやっぱり、私自身はさようならとは言いたくはないのです。これは、あきひろさんに対してだけでなく、自分に関わってくださったすべての皆さまに対して抱いている気持ちでもあります。たとえ、それがあまり好ましい関わりかたではなかったとしても…どんな形であったとしても同じです。
今の私を構成する一部には、間違いなく”あなた”が関わってくれたという事実がエッセンスとして含まれているからです。

人は二度死ぬ…そんな表現を聞いたことがある人もおられるでしょう。
愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)が亡くなった後のブログ記事でも書いていますが…この世界から誰かがいなくなったとき、いなくなった人のことを大切に思うのであれば…残された人は、先にいなくなってしまったその人のことを覚えておくべきだと、私は強く思っています。
人が本当に死ぬのは…脳が死んだときでも心臓が止まったときでもなく、その人が生きていたことを覚えている人が、この世界に誰もいなくなったときです。
ちょうど今、津山市総合福祉会館に掲げられている認知症理解啓発月間の垂れ幕の表現を借りるなら…”いなくても、私はあなたを忘れない。”って感じです。

私は政岡あきひろ議員を忘れません。だから、さようならも言いません。
同じように、あなたのことも忘れません。
だから心配しないでも大丈夫です。
このところ家族や身近な人たちの中に、心身を悪くする人が増えています。ストレスを感じずに生きていくことは難しいし、いつまでも元気でいることなど誰にもできませんが…なるべく楽しく、なるべく元気に、なるべく長く生きていければというのは、多くの皆さまに共通の願いではないでしょうか。できることには限りがあるわけですが…実現していきましょう。
少しずつ、世界はより良く変えられるのです。
富士フィルムのCMみたいですが…何事もあきらめずに努力することが肝要です。例えば上に貼り付けた、5年以上前の記事内でも触れている救急安心センター事業#7119は…県議会でも取り上げていただき、津山市議会でも触れてきました。この10月1日から、急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷った際に、専門家からのアドバイスを受けられるようになるのです。

ただ自分からは…迷ったら救急車は呼べと伝えておきます。
健康第一と言いますが…健康維持も災害対応と似たところがあります。自助・共助・公助と言うのと同じように…まずは自分自身で健康管理に努め、家族など周囲にも助けてもらいながら、本当に必要な場合には、病院や公的機関のサポートを受けることが大切です。
私としては公職に就かせていただいている以上…私自身が日々の活動で行わせていただいている議員としてのサポートも公的サポートの一種だと考えています。なので正直、それは自分自身でやっていただくことでしょと思われるような相談などは、そのように伝えてお断りする場合もあります。ご理解いただけないこともありますが、本当に助けが必要なケースを優先させていただくためのトリアージ的な判断は、私自身の責任で私が行わせていただいていますので、ご了承願います。
本当に大変な際には自分のこと以外に考えられなくなることは、誰にでも起こり得るとは思いますが…人は誰も一人では生きていないのだという事実を忘れることなく、支え合い、助け合うことで幸福度を高め合っていけるような社会を実現していくために、今後も尽力し続けていきます!

それでは本日はこんなところで。また明日!