会いたい人に会いに行く!佐藤毅先生の“いのちの授業”を個別受講気分で、くーちゃんに胸を張れる仕事を。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今回の東京出張は最後までとても濃い内容でした。最終日も新幹線の時間ギリギリまで…とても有効に時間を使えた印象。

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帰ってきたのは昨夜ですが、最後にお会いして、アイキャッチ画像でご一緒してくださっているのは…東京東京学芸大付属国際中等教育学校の佐藤毅先生。

読売新聞2025年7月20日付け紙面より。

佐藤先生は長きにわたり、臓器移植を切り口とした「いのちの授業」を続けてこられており…私自身もオンラインで、いのちの教育セミナーというJOT(日本臓器移植ネットワーク)関連イベントでお話を伺ったことがありましたし、新聞記事などでも活躍を拝見していました。

直接お会いするのは初めて!

私自身が移植医療の理解促進のための普及啓発活動に取り組む中で抱いている問題意識や主張のポイントには、佐藤先生と重なる部分が少なくないなと…勝手に思わせていただいていました。

私はただのドナー(臓器提供者)家族です。ただ、多くの読者の皆さまは存じてくださっているように…自分のいのちよりも大切だと誰に対しても胸を張れる愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)のいのちを自身よりも先にこの世界から喪失してしまった父親として…つい先日も大阪での臓器移植推進国民大会に登壇させていただく機会を頂戴するなど、私自身とても強い気持ちを持って、自分自身のライフワークとしてこの件には取り組ませていただいているところです。

普段の活動の中でも言えることですが自身で継続的、精力的に取り組めば取り組むほどに問題を深く理解するようになるわけで…諸々の課題を実感するようになり、なおのこと頑張らねばと思いを新たにするのです。一つのテーマに長年向き合い続け、色々とありながらも前に進めてこられた方々には無条件で敬意を覚えるところですが、その中でも特別に熱い気持ちを持ち続けて、活動を継続されている真に尊敬すべき対象の中のお一人として、いつかお会いできたらと願っていた方、それが佐藤毅先生だったのです。

お世話になっている関係各位からも何度もお名前を伺うことがありましたから、今回の上京に合わせてお時間を取ってくださることになった際は心躍ったのですが…果たして、その期待を裏切らないどころか大いに上回る、素晴らしい時間を過ごすことができました。

あっと言う間に2時間以上が経ってしまうほど話が盛り上がり、今までの先生の取り組みの積み重ねという、何物にも変え難い経験に裏打ちされた非常に多くの知見を惜しみなく伝えてくださり、メチャクチャ参考になりました。ご自身の背景や抱いてきた問題意識、直面する課題の分析や現在の仕組みや制度の問題点など…お話くださった内容のほとんどが激しく頷けるものばかりで、お願いして録音しておくべきだったぜと思うくらい…ある意味で、極めて贅沢で濃縮された”いのちの授業”を一本、受講させていただいたような心持ちです。

問題意識やジレンマに対して、教育の現場で考えるキッカケにしてもらおうと…全国の小中高校をはじめ、大人たちも含めて非常に興味深い授業を行っておられる佐藤先生の活動は徐々にその輪を拡大し、先生のフォロワー的な活動をされている方々も増えてきたと伺っています。ご自身の労力と仕事の結晶とも言える貴重な内容が詰まった資料についても共有されたりしているそうで、その姿勢には敬服せざるを得ません。自分だけ良ければ良いと考えるような人間も少なくないように感じられる社会の中で…目的が何であるのかを見失わなければ、そんなことは問題じゃないですよと言われた爽やかな笑顔は、初めて入った星乃珈琲店の素敵な店内でも、一際輝いて見えました。私自身も今回、資料などを頂戴しています。

上に貼り付けた新聞記事内でも書かれているように、授業では、事実を伝えた上で、考えてもらうように促すとのこと。そしてこうした活動の原点となったのは、小学生の頃にクラスで発生したいじめだっとのことです。いじめ対策や自殺対策など…やはり、私自身の活動や背景などとも重なる部分が多いお話を聞かせていただき、佐藤先生にはお会いする以前よりもいっそうの敬意を抱いたところです。私自身もより一層精進してかねばならないと思うと同時に、幾つか明確に目標化できたこともあったので、本当に感謝しています。

佐藤先生とお会いするキッカケや、繋いでくださったご縁をくださった皆さまにも、改めて感謝いたします。いのちを守ること以上に大切な公人の務めなどないと確信していますし…津山市議会議員としての活動の幅を広げていくことも当然これからもしていきますが、一人の人間として、今後もこの日の学びを生かしていくための仕事をしていきます。

教育は、津山市政の課題の中でも私個人として最も多くのリソースを割いて向き合い続けているテーマですし、継続的に子どもたちとも意見交換させていただく機会がありますし…何しろ私自身が子どもたちと接することが大好きなので、これから、佐藤先生が取り組まれてきたような形での活動にも関わってくことができれば最高だなと思っています。色々と企てていることもありますので…しっかりと結実させていくべく尽力していきます。

くーちゃんも望んでくれていると思うので、頑張ります!

佐藤毅先生、有難うございました!

本日はこんなところで。また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。