言葉のチカラに背中を押された夜。田辺一城古賀市長の講演とパブラボ再始動に向けて。変化を起こすために!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日は久しぶりに、オンラインでの対応がメインの一日になりました。朝イチで歯医者に行って治療していただいたのちは…事務所や自宅、市役所などを行き来しながら、時間を有効に使えた日にはできたと思います。昼間には当ブログでも何度も関連記事を書いてきたパブラボの主宰で元川崎市議でもある小田理恵子さん、そして渋谷区議の神薗まちこさんとzoomで1時間ほど話す時間がありました。アイキャッチ画像は超忙しい合間を縫って時間を割いてくれた小田さんが退出された後の写真。

それぞれの近況などを伺ったのち…事実上の開店休業状態が続いているパブラボを、また良い感じに再始動できたらと相談させていただいたところです。

こちらは逆にまちこさんがいないけど…現行運営メンバーで集合した際の一枚。前列左から反時計回りに、小田さん、白井亨さん(小金井市長)南雲由子さん(元板橋区議会議員)田添まゆさん(元目黒区議会議員)高橋まきこさん(東京都議会議員)と…オマケのイロモノ枠。

18時からは、その小田さんプロデュースのイベント…先日も当ブログでご案内させていただいていた、福岡県古賀市の田辺市長が登壇される企画がありました。

自治体職員&地方議員にオススメの企画案内!地方自治の未来を信じられる福岡県古賀市長のトークが聴ける!

2025-06-24

私自身が各方面に告知宣伝しまくっていたにもかかわらず…緊急SOS対応のため、前半部分を聞き逃すという残念な展開になりましたが、後半部分だけでもメチャクチャ参考になる話が伺えて、勉強になりました。同僚議員や津山市の職員さんをはじめ…何人もの議員仲間などから、良い案内をしてくれて感謝との声が聞こえてきているところでして、嬉しいなと思った反面…「うちの自治体では無理!首長の姿勢が違い過ぎる!」というような感想も届いて複雑な感情も抱えています。

あ…一応言ってきますが、津山市の方からではありませんけどね!

ただ、自分たちの自治体に即時にそのまま落とし込むことが出来なくても(そもそも地域事情が異なるはずで、そのままパクるなんてことは出来ないはず)、優れた自治体の取り組みを広く知っていただくことそれ自体が、地方自治の質の向上、ひいては日本全体の政治の底上げ、つまりは社会をより良くすることに繋がっていくと期待できます。田辺市長ご自身からも、総括的な部分でそうした趣旨のご発言がありました。

本来は地域をより良くするという目的を共有する同志のはず。

会派だの党派だのイデオロギーだのを超えて、取り組んでいきたいです。

自分がしっかり聞くことができたお話は多くありませんでしたが…ペーパーレス化への道筋や、走りながら考えるDX推進スタイル、公民連携の拡張手法と実績、組織風土醸成に繋がる職員対応の基本姿勢、スピード感とプロセス重視のバランスなど…短時間の中でも(ほぇぇ…)と感じ入るような内容で、それを熱く語る田辺市長の紡ぎ出す言葉の数々は、小田さんが表現されていたようにまさに、”言葉のチカラ”を感じさせる大変に力強いものでした。

3月議会に引き続き、今回の6月議会での質問の中でも触れた、津山市でも策定中の総合計画に対する姿勢も、田辺市長のそれは極めて真摯なもので…なおかつ、基本構想の下に位置づけたアクションプランを毎年ローリングして予算ベースで見直していくという現実的、効果的な取り組み方をしているという事実を知れたことは、大きな収穫でした。明確な二重構造にした上で、検証・評価を次年度予算へ連動させ、PDCAサイクルを回していくという姿勢は、計画の形骸化、時代遅れの内容にすることを防ぐ非常に有用な取り組みだと感じました。

走りながら考えるというフレーズに込められたように、実行しつつ業務&施策を改善していく姿勢は、問題解決を早めることにも繋がります。スピードを重視しながらも丁寧な裏付けを確保していっていることについても述べられました。プロポーザル×民間の創意による施策推進の可能性等についても、大いに積極的に活用していっている状況説明がありましたが、人的側面を重視していること…たとえ職員にミスがあろうとも許容し、多様な人材を尊重していくチームビルディングのあり方などにも言及があり、公務員こそが社会全体を良くしていくための主体になれる存在で、チャンスが大きいのだという話は、特に職員の皆さまにとって希望が持てるものだったのではないかと感じました。

決して効果・効率一辺倒の話ではなく…随所に温かさ、熱さを感じさせてくださる、適切な表現かどうかわかりませんが…とても”人間らしい”お話を聞かせてくださったのが、とても印象的でした。

小田さんをして、全国でも3本の指に入るのではと言われていた田辺一城古賀市長の施政方針は、こちら(田辺市長ご自身のnote)からお読みいただけます。以下はその最後の段落から引用させていただいた言葉です。チカラを感じられるのではないでしょうか。生成AIには作れないと言われていた意味がわかる文章ですので、皆さまに読んでいただきたいです。

まずやってみること、挑戦すること。確固たる理念を共有すること。そうすれば、夢がかない、未来が拓ける。

私自身また、まさにこのように信じて日々の業務に取り組ませていただいています。より一層のやる気をいただけた時間でした。

田辺市長と小田さんはじめ、関係各位に感謝です!

本日はこんなところで。また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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