未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
先だって…現時点で津山市長選挙に挑まれることを表明している3名の立候補予定者のうち…最も若い候補者である、光井さとしさんの事務所開きに出席し、まさかの挨拶をさせていただいたことなどを書かせていただいています。年が明けているので、昨年のことになりますが…11月末のお話でした。
そして本日は、谷口圭三市長の事務所開きに出席させていただきました。
参加者700名超!3期目への挑戦に際し、圧倒的な人数が集合
さすがに現職市長の事務所開きだけあって…極めて多くの参加者が集っていた印象です。人数は光井さんの事務所開きの際よりも一見しただけでも明白に多かった印象です。もう一人の立候補予定者である玉置みつたかさんの事務所開きにはそもそも呼んでいただけていないので、直接は見ていないのですが…500名ほどの参加だったとの報道があったと記憶しています。本日夕刻に、わざわざ御礼のお電話を頂戴した際に確認させていただいたのですが…市長ご本人から、今日は700名以上が集っていたと伺いました。
この種の集まりで、これほど多くの皆さまが集っている様子を私は見たことがなかったので…現職への応援の多さはさすがの一言でしたが、ただ光井さんのケースと比べて、若い層の参加者が少なかったことや子どもの姿はほぼ見られなかったことは支持層の大きな違いなのかなと感じています。
事務所開きはその名の通り…後援会活動、そして選挙の拠点となる場所が“立ち上がる日”ですから、会場の空気は熱く…お誘いいただいていた私は一応、来賓扱いで、国会議員や県議会議員の皆さま、そして津山市議会の同僚議員16名らと共に、市長ご夫妻や後援会、地域代表の皆さまらと一緒に、神事にも列席させていただいたところです。それなりに余裕を持って向かったのですが会場周辺は混雑していて、危うく遅刻するところでした。会としては厳かな雰囲気の中で室内での神事が終わったのち、外で皆さまの挨拶→市長の決意表明→事務連絡、的な流れで進みました。
事務所の場所は、昨年末まで”つるや志戸部店”だったところ…と言えば、津山市民の多くは理解できるでしょう。
大きな看板が掲げられています。
冒頭に後援会長から、短期間で事務所の整備を整えられた背景として、地元の地権者をはじめ、多くの支援者の皆さまに助けてもらって設営できたことへの謝意、さらなる結束の呼びかけがありました。さらには、活動の積み上げの象徴として、市政報告会を100回実施することを目標に進めており、現時点で93回実施しているといった話も出ていました。
で、最後に“合言葉”となったフレーズが登場…高市早苗総理大臣の発言をもじった表現だと前置きをされていましたが「動いて、動いて、動いて勝つ!」と締めくくられました。動いてと何回言ったのかは数えていませんが…ともかく動くぞという強い意思表示は伝わってきました。
個人的には、選挙の際以外にも動きまくっていただきたいところですが…谷口市長は普段からも動いているのだぞという話については、その後の来賓代表の皆さまの挨拶で散々語られていました。
来賓紹介と挨拶ラッシュ:共通していたのは「流れを止めるな」
挨拶は前財務大臣・加藤勝信衆議院議員、自民党青年局長・平沼正二郎衆議院議員、小林孝一郎参議院議員、千田博通岡山県議会議員、中島完一津山市議会議員と続きました。
それぞれに印象的なフレーズもありましたし…なるほどと思うような内容もありました。ただ挨拶の中身をざっくり束ねると、皆さまに共通していたのは以下の3点かなと思います。
「2期8年の積み上げ、この流れを止めてはならない」
「国や県に働きかけてきた市長だ」
「選挙は一人では勝てない、支援者が声を広げてほしい」
そして、ここでも繰り返し登場した合言葉が、「動いて、動いて、動いて…」というものでした。岡山県の首長の中でも最も頻繁に東京に足を運び、国に働きかけているという具体的なエピソードなどが、何人もの口から語られ、選挙前だけ動いているわけではないんだぞと強調されているような印象も受けました。もちろん事実なのでしょうし、具体的な成果に繋がっているものも多々あるのだろうと思いますので…今後は、それをできる限りわかりやすく示していくことも必要ではないかと感じています。
そして本編:谷口市長本人の話(ここからが今日のポイント)
市長の話は、感情的な熱量もありつつ…意外と(失礼)ロジックが強めだった印象です。
超絶にザックリ言うと…「動いて財源と事業を取りに行く」→「津山の将来像はこうだ」という流れで組み立てられていたのかなと思います。
「東京に行くのは遊びじゃない」:財源とネットワークの現実論
まず強調されていたのが、いわゆる“東京によく行く問題”について。まぁ自分も同じことをよく言われます。「津山市長なんだから津山にいなさい!」って話ですね。私の場合は津山市議会議員なんだからと読み替えていただければと思いますが…これは、まず指摘が超的外れだと思っています。
よく東京に行っているが、遊びではない!
それは当たり前の話ですが…八割がた日帰り出張で行かれているという姿勢には、素直にリスペクトの気持ちを抱きました。むしろ私の場合はほぼ逆で多くを宿泊を伴う形にして、夜と翌日にも予定をぶち込んでいますが…市長の場合は忙し過ぎてそんなスケジューリングはできないわけです。
市の事業は規模が大きく、市だけで全部を賄うのは現実的に難しい
だからこそ国や県、関係者と連携して、より有利な財源を確保して事業を進めていくのだという話にも改めて言及されていました。私たち議会関係者の中では当然の前提として共有されてる事実ですが、理解されていない市民の方も少なくない印象です。
毎年500億円を超える一般会計予算を組んで実施している津山市の事業、提供している公共サービスを維持していくために、国や県の補助は必要不可欠です。
津山市単体の財布からでは、4割も出せないのが実情。
つまり、国や県の補助がなくなったとしたら、半分以上の事業が行えなくなってしまう…あるいは全事業の規模を半分以下に縮小するなどの対応が必要になるわけです。このあたりは、当然ながら選挙に向けての演説といった雰囲気ではなく、財源調達の説明といったイメージで、わかりやすく発されていた感があります。ネットワークが大事なのだという言葉も、フワッとした美辞麗句ではなく、その前になされた来賓の面々のお話による説得力も相まって、動いた結果として成果を手繰り寄せてきているように伝わってきました。
谷口市長が描く津山のイメージ:3本柱でくっきり
谷口市長と言えば、代名詞的な”津山八策”というビジョンがありますが…本日の場で市長が語られた目指す津山のイメージについて、私の個人的な受け止めとしては…だいたい以下の3本柱かなと理解しました。
①拠点都市:県北だけじゃなく「中国地方東部の内陸拠点」へ
津山を「県北の拠点」にとどめず、中国地方東部の内陸拠点都市として位置づけたいという話が出ていました。
周辺を含めた広域の文脈で、津山が中心になる…つまり「津山が伸びる」だけじゃなく、周辺地域にも責任を持てる都市基盤を作るという方向性。
これは超大事なことなので大賛成だけど、本気ならもっと今までにも示していただきたかった姿勢です。
②歴史文化:保存で終わらせず”活用”して外部へと発信
次に出てきたのは意外にも(?)、歴史文化資源の話。
1300年以上の歴史文化がある地域の魅力をそれを再認識して終わりではなく、外へ向けてプロモーションする。
文化財も「保存」だけでなく、活用して価値を生む方向へ…という文脈で、津山城・城下町泊事業に触れられました。
12月議会でもこのあたりは取り上げまくっているので、個人的にはツッコミどころが多々ありましたが…ここでは、津山を「守るまち」ではなく、資源を使って伸ばすまちとして描いているように聞こえ、好印象でした。
③教育都市:教育機関を核に若者定住・人材育成(美作大公立化もその文脈)
そして、個人的に最も重みを感じたのが教育の話。
市長は津山を、かなり明確に 「教育都市」「学園都市」 として語られていました。
高校・専門学校・大学などの規模感にも触れ、同規模都市比較の中で上位だという趣旨の説明も入りました。
ここでのロジックは、若者が減ると地域経済への影響が大きい→地域で必要な人材を育てられなくなる→そんな津山の未来はダメだよね、だからこそ教育機関を核にしたまちづくりが重要ってな流れ。
この文脈の中で、美作大学公立化にも言及がありました。
つまり、美作大学の話を単発の論点としてではなく、“教育都市としての津山”の柱の一つとして置いている、という整理です。
最後に、基礎自治体としての王道テーマにも触れられて話を締めくくられました。
それは高齢者支援だったり、少子化対策だったり…農業支援、公共交通だったり…市民に一番近い役所の長として、便利で快適、「この街に住んでよかった」をつくっていく…という締め方でした。
そして市長もまた、「動く」というフレーズを用いられていましたので、選挙云々ではなく…言われたような津山の実現に向けて、選挙前のこの1ヶ月間も、他の二人の立候補予定者にはできない、現職市長としての務めも果たしていただくべく、精一杯動いていただかねばなりません。そうした活動も、市民の皆さまはしっかりと見て評価されることでしょう。
まとめ:谷口市長が描いた津山市とは?
動いて資源を集め、教育と文化で伸びる拠点都市・津山。
そういうことだったように思います。精神論のスローガンと言うより、動かなければ財源も制度も情報も来ないという現実論として語られていたのが印象的でした。良いことは言われていたと思います。私としては、これから本気度と現実的なロードマップをどれだけ示していただけるかが重要かなと感じています。
本日はこんなところで。それでは、また明日!




