未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
さて…津山市では津山市長選挙、そして津山市議会議員補欠選挙と、どちらも“三つ巴”の戦いが続いています。この二つの選挙はどちらも「3人の中から1人を選ぶ」選挙なのですが、その重みは同じではありません。
市議会議員の補欠選挙は、私自身を含めた24名の同僚議員となる1人を選ぶプロセスです。つまり、25人の議会の一員を選ぶ選挙だと言えます。一方で市長選挙は、任期の4年間、そしてそれ以上先の津山市にも大きな影響を及ぼすことが間違いない、”任期中、津山市に対して最も強い影響力を持つ人物”を選ぶ選挙なのです。そしてそれはいずれも、有権者である私たち市民一人ひとりの意思の積み重ねによってのみ、結果として示されるものなのです。
ある意味では、首長一人と、25人が集まった議会が対等なのが二元代表制。
だからこそ市長選は、勝ち負けだけじゃなく、その先の市政運営の「空気」まで含めて、津山市の未来を左右する…津山市にとって、最も重要な選挙なのです。
情勢が読めないからこそ、選ばれた”新市長”も圧勝ではないハズ
8日の開票結果がどうなるかは、誰にもわかりません。議員という立場柄か選挙戦の状況については尋ねられることも多く、皆さまからも色々と話も聞きますが…情勢は結局は「わからない、見通せない」というのが多くの皆さまの共通認識であり、少なくとも現状ではやはり投票箱の蓋を開けてみるまでわからない…そんな空気なのかなと思っています。
だからこそ、あくまでも個人的な感覚ですが…今回は”圧勝”は起きにくいだろうなと思っています。誰が勝つにしろ、届かなかったお二人の票を合わせると、当選された方の票を上回る可能性が高いと見込んでいます。そして、もしもそうなれば…最終的に投票率が何パーセントであろうとも、”積極的に投票に行った市民の皆さまの支持を半分も集められていない”という構図にもなり得ます。
もちろん、法の上では有効投票総数の4分の1以上を集めれば当選人となれる“法定得票数”がありますし…当選の事実が揺らぐわけではありません。今から当選者にケチをつけたいわけでもありません。
ただ、その上で…津山市を”ほぼ三分”しているような結果…が出たとしたら、その結果を厳粛に受け止める必要があると思います。そして選挙結果を市民利益に沿う形で市政へ最大限に反映させるべきという観点から、私には、当選者となられた方に心からお願いしておきたいことがあるのです。
玉置さん、光井さんが当選された場合はもちろんのこと…谷口市長が3選されたとしても同じことです。
結論:新市長は「落選した二人を副市長として迎えるべき」だと思う
結論から言います…って、すでに標題でも盛大にネタバレしていますが…。
新市長は、落選されたお二人を副市長として迎えるべきです。
副市長を複数置くことは制度上も可能であり…事実として、谷口市長は現在も津山市職員だった野口副市長&岡山県職員だった長尾副市長という2人の優秀な副市長を置くことで、脇を固めておられる印象があります。つまりこれは、夢物語でも、パフォーマンスでもなく、やろうと思えば現実にできる”選択肢”です。
津山市に限った話ではないことは重々承知していますが、少なくとも本市ではこれまで…極めて無意味なラベリングが繰り返されてきた印象があります。
市長派か反市長派か…現市長派か前市長派か?
極めてレベルの低い、あまりにも非生産的な二者択一を迫られるようなシーンや空気感が、津山には確実に存在してきました。私が津山市議会議員として初当選させていただいた際にも、何人もの同僚議員や、いわゆる地域の有力者の皆さまなどから同種の問いを何度も繰り返し受けました。ニュートラルな立場だと答えると「そんなものが許されるか!」とか「何のために議員になったんじゃ!」などと言われたものです。
二元代表制の観点から言っても、市長と議員は馴れ合っていてはいけません。そして、政党所属の皆さまを否定するつもりは一切ありませんが…少なくとも地方議会において、イデオロギー的な固定観念や先入観に縛られた議員活動をすることは市民代表としても決して好ましくないように私は考えています。
だからこそ今回は、津山市政の最前線のあり方や空気を、大きく変えるチャンスです。
4年に一度しかないチャンスであり、3名の有力な候補が出揃った、またとない好機なのです。
「No.2」「No.3」でも、津山市のためにできることは必ずあるハズ
ただ当然ながら…誰が勝って誰が負けようと、落選されたお二人とも「はい、やります!」とは簡単にはいかないでしょう。それがわからないほど私も子どもではありませんし、心情的にも、政治的にも、現実はそう甘くないものです。
ただ、本当に本気で、3人が訴えているような津山市政の理想像を実現しようとするのであれば…No.2の立場やNo.3の立場でもできることは必ずあるはずです。落選してもやれることはもちろんあるでしょうが…そうしたポジションにつかない場合よりも確実に、効果は小さくなるのではないでしょうか?
そして何より重要なのは…どんなに優秀な首長であろうとも、人間一人のチカラには限界があるということです。皆のチカラを合わせあった方が良いに決まっていますし…今はある意味でバチバチとやり合っている市長選挙に出ている3人のチカラが合わさったら…なんて、想像するだけでもワクワクすると思われませんか?
私は候補者3名それぞれと、膝を突き合わせてお話させていただいたことがあります。
間違いなく3名とも頭も良くて実行力もあり、それぞれが他にはない強みを持っておられる方々です。言うまでもなく生半可な決意で市長選に出ておられるわけではありませんし…周囲に超優秀なブレーンも付いておられる。そして人や組織・団体との繋がりも、それぞれに他者にはない強みがあるように感じています。
だからこそ、なおさら。
この3名の候補者それぞれが持っておられる強みと、積み重ねてきた実績と、繋がりと、ブレーンの力…それら全部を、津山市のために最も効率よく使っていただきたいと思うわけです。
負けたら使わない(あるいは使わせない)なんてケチくさいこと…言わないでほしいんです。
市政にかける思いが本気なのであれば、この話を”受けない理由がない”ように、私には思えるのです。そして市民の誰もが納得するようにも思います。一番票を取った方が市長、2番手が副市長、3番手は副市長でなければ特別理事とか、次ぐ立場の役職でも良いでしょう。むしろ「受けない」と言われるのであれば、その理由を教えていただきたいくらいに思っています。それで4年後には再び相見えたって、全然良いじゃないかと私は思います。
これは馴れ合いの提案ではなく「統合」に向けた提言
誤解のないように言っておきますが…これは決して単に仲良くしようぜとか、馴れ合いましょうという話ではありません。三つ巴で分かれた民意を、市政運営で束ね直すための「統合」の提言なのです。
勝った側が全部を取り、負けた側は全部が無になる…そういう政治を繰り返してきた結果、何が起きたか?
結局、津山市の中に「わだかまり」と「分断」が残り…次の4年もまた、足を引っ張り合う空気だけが強くなる。実際問題として…そんな政治が繰り返されてきたように感じているのは私だけでしょうか?
そんなの…津山市にとって一番の損失じゃないですか。
副市長2人体制という”器”を使ってもらって、3人の強みと市民の皆さまの思いを津山市の未来へと最大限還元していただきたい…ただそれだけの話です。市政の最前線に立たせていただいている議員として正直、本当ならそこに自分も加わるぜくらいのことが言えればなとは思います。ただ情けないことに…お三方のレベルに自分がいないことは、皆さまに突っ込まれるまでもなく、私自身が一番わかっていることです。
蚊帳の外の一市議だから言えることだけど、市民としても議員としても本気の発信
もちろん私自身が蚊帳の外にいる一市議会議員の立場だからこそ、こんなことが言えるのです。当選後の人事の構想も、それぞれにお持ちでしょうから…私のような者が何を言ったところでという話ではあります。
ただ、一市民としても間違ったことを言っているとは微塵も思っていません。
そして当然ながら市議会議員として、本気でツヤマノミライを思うからこその発信です。意味のない仮定の話になりますが、もし私自身が市長選挙の候補者であったなら…私ならそうしたいと考えるだろうなという意思表示でもあります。
あなた自身の考えを知りたい
いつだって…私が最も知りたいのは、市民の皆さまの思いであり、皆さまの声です。
この考え方について、どう思われますでしょうか?
今回の市長選挙を、津山市の未来をより良くするための機会として、最大限活用したいと私は考えています。そして市政を前に進めていくために、最大限有効に選挙の結果を活用、尊重しようというのであれば…私としてはこの構想を実現させることが、最もベターだと思っているのです。
異論、反論、全く別の提案でも構いません。
これからも一緒に考えていきましょう!
本日はこんなところで。それでは、また明日!



