未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
昨日のエントリーでも触れましたが、大変な暑さが続いています。

ダムなどの貯水量が減ってきているという話も各所で見聞きしています。津山市では本日、公式サイトや公式LINE、災害情報メール等で発信がなされていましたが、それ自体が事態の深刻度を物語っており、昨日の標題で書いたように、文字通り災害警戒を迫られるレベルの暑さとなっているということです。
ただこれはもはや、毎年のことです。
恐らくは来年以降も極めて暑い夏が続くでしょう。つまり、毎年夏には災害がやってくることがわかっている…ある意味では台風以上にわかりやすい、猛暑は必ず訪れる災害の一つであるという見方もできるわけで、対応・対策を考えて準備しとえくことは自治体の当然の責務だと言える時代に入っているのではないでしょうか。
例えば、体育館へのエアコン設置など…多くの費用を必要とする対応もありますが、節水意識の向上や、水不足への備えなどは、それこそ今すぐにでも始められることです。昨日の繰り返しにはなりますが、結局のところ、私たち自身の小さなアクションの積み重ねが社会、世界を変えるという大きな成果へと繋がっていくのです。小さな動きも大きな動きも同時並行で…あらゆる角度から、あらゆるアプローチを用いて、しかもスピーディーに現状改善に努めていかないとなりません。

今回の発信で、津山市では節水のポイント、農業での渇水対策への協力のお願いなどを発信しています。
ただ、いずれも抜本的な解決に繋がる施策ではありません。現時点で私自身が画期的なアイデアを持っているわけでもないわけですが…考えて動いて改善していかねばならないことです。
だからこそ、皆さまの声やアイデア等を議員などに届けていただくことには意味があります!
もちろん全てのご意見やご要望にお応えできるわけではありませんが…必要だと判断したこと、大切だと思える声は議会に届けてきていますし、これからもお届けすることが、私の職責の一つだと思っています。

今までにも議場でも何度も触れてきていますが、改めて水道や下水道の整備、農業用水や工業用水の確保、学校や医療、あるいは飲食店や商業施設、そして家庭…ともかくあらゆる現場で必要不可欠な水の重要性を認識する機会として、暑さに向き合う中で考えてみていただけたら幸いです。
例えば、米どころとして知られる新潟県南魚沼市などでは、農業用水渇水対策支援事業として、高温・小雨の影響を考慮し、被害を最小限にとどめて農業経営の安定と作物の品質低下防止を図るための施策を打たれています。こうした性格の取り組みを検討・実施すべき段階に、津山市も入ってきているのかもしれません。
本日は簡潔ながらこんなところで。また明日!