未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
珍しく「ご自宅へ」—現場で向き合う相談対応の日
今日は市民の方からのご相談対応の一環で、2件続けてお宅へ伺いました。普段の活動の中では、こうした相談事への対応としては電話・メール・SNSなどを経由して第一報をいただいた後、市役所議会棟の会派控室や私の個人事務所、あるいは街なかのお店でお会いすることほとんどです。ご自宅訪問が同日に重なるのはレアケース。しかし今回は特別な配慮が必要だと判断し、こちらから足を運ぶ形をとったところ。
結果として、当事者の方の安心感が高まり(多分)、関係者間の状況整理も進み、問題解決・状況改善に向けて大きく前進したと感じています。やはり「場」の力は侮れません。情報量が増えるだけでなく、空気感や生活実態から見えてくることも多々ありますからね。
センシティブな相談への扉は常時開放しておくべき
私のところには、表立って関与を出したくないけれど公共に関わると思われるような案件…いわばセンシティブなご相談が少なくありません。内容によっては、そうは言われてもこれは…と思うような話で、弁護士や警察など、専門機関が介入すべきケースもあります。そうした場合は議員として無理に背伸びすることはせず、速やかに適切な窓口へつなぐことが最善です。これは逃げではなく、むしろ最短距離の解決に資する「責任ある伴走」だと考えています。
私は主に以下のような姿勢で相談に向き合っています。
・守秘と配慮を最優先にします。
・記録は必要最小限・目的限定で扱い、決して漏らしません。
・必要に応じ、行政・福祉、場合によっては司法などの適切な専門ルートへ確実に接続し、その後のフォローも、できる範囲で伴走します。
まず「困った」を伝えてみてください。
声をあげることが難しい、あるいは声をあげても誰も応じてくれなかった…そんな際のセーフティネットとなることも、政治・議会・そして議員の大切な役割だと、少なくとも私は信じています。行政だけで常時扉を開いておくことは現実的ではないからこそ、私たち議員はもちろん、皆のチカラを合わせていかないとサポートを徹底していくことはできません。
もちろん、生命や安全確保に関わるような緊急性が高い場合は、ためらわず119番や110番、そして児童相談所189(いちはやく、で覚えてください)など…公的窓口に迅速に連絡していただくことが肝要です。
「誰一人取り残さない」ために本気で取り組むなら
「誰一人取り残さない」というフレーズを美しいスローガンで終わらせないため、現場で取り組むことには終わりがありません。だからこそ、まずは自分自身が先頭に立って、実際に会い、聴き、動くことが大切だと思って取り組んでいます。机上の議論だけでは変わらない現実、そして救えない現実に、今日も改めて向き合いました。
議会では制度や仕組みを整え、現場では個別具体の課題に寄り添う。
丸6年以上議員を務めさせていただいてきた中で、この両輪がかみ合って初めて、持続可能な解決に近づけるのではないかと思っています。小さな前進を積み重ねていくしかありませんが、その積層がまち全体の「生きやすさ」を底上げするのだと実感しています。
プリンス送迎と、子どもの権利の話
そんな一日でしたが…「パパに来てほしいの!」という、先日めでたく4歳になったばかりの我が家のプリンスの熱いラブコールに応えて、幼稚園の送迎も担当。お迎えはギリギリになったものの何とか間に合い、喜んでもらえましたし、息子の友達たちとも戯れることで、とても癒されました。理不尽と向き合うとき、心を整えてくれる存在には救われます…本当に有難いこと。
ところで——「子どもは宝」「地域の財産」「未来そのもの」などとよく言われるわけですが、これもSDGsの理念同様に肝心なのはスローガンの反復ではないわけです。
子どもにも大人と同様の権利があり、意見表明権はもちろん、参加する権利もある。
過日にもこのテーマには触れましたが、これらは生まれながらに備わった人としての尊厳そのものです。
大人がそれを忘れた瞬間、社会はアウトではないでしょうか?
私たち大人も、すべての大人が例外なく、かつては子どもでした。あの頃に抱いていた不安や違和感、やり場のない気持ちを、都合よく置き去りにしていないでしょうか…完全に忘れてしまうくらいにボケ散らかしてしまったのでしょうか?
制度づくりも現場対応も、私としては子どもの視点を失わずに進めていくつもりです。今までにも何度も子どもたちの視点に助けられてきました。大人も子どもも、いつでもご意見・ご質問等お届けください。
まずはご相談も…遠慮は不要です!
上にも書いたように電話(09036305758・現在は非通知可)・メール・SNS経由など何でも大丈夫。面談場所も柔軟に対応します。当然ながら費用はかかりませんし、匿名でも大丈夫!
政治は遠いものではないのです。
あなたの困りごとが、まち全体の仕組みを良くする改善の芽になるかもしれません。いつでもご一報ください。
それでは本日はこんなところで。また明日!



