未来拓く、みうらひらくです。
ゆるキャラとともに、岡山県北、美作国(みまさかのくに)をアピールする兵庫県でのイベントに参加してきました。
参加してみて感じたことは、何だかんだ言ってもやはり…ゆるキャラには訴求力があるということ。
いや、違う。
着ぐるみはやはり、特に子どもたちには人気があるということです。
まぁ、自分が子どもの頃を思い出してもそうだったわ。
ぶっちゃけ…中に人が入っていることなんて関係ない。
”中の人”のことなんて問題じゃなかったハズ。
そこまで考えられない年齢の子たちはもちろん…ある程度の社会常識を身につけ、すでに”中の人”のことにまで考えがまわるようになった子たちでも、やっぱりテンション上がる子も多い。
だって大人でもそうだもんね。
考えてもみなさい。
あの有名なディ◯ニーのテーマパークでも、キャラクターは着ぐる…おっと、誰か来たようだ…。

もちろん、一切興味がナイって人もいるだろうけど…くまモンやふなっしーなどの、かつて超絶ブレイクを果たしたレジェンドたちはご存知の方も多いハズ。
ひらくマも、彼らクラスを目指しているッ!!
ただ、それらのおこぼれに預かろうという残念なやり方で、何匹目かのどじょうを狙おうと思っても…ゆるキャラブームなんて今は昔。
キャラクターを使っていれば、子どもにウケると思っていないか??
うん、そういう一面があることは事実。

ほとんど知らないハズのキャラクターに対しても…結構な数の写真撮影希望者が集まります。
確かにウケは良いのだが。
ただ、大切なのは何のためにやっているのかってこと。
注目をされるためのきっかけ作りとしては、キャラクターの着ぐるみは有効ではある。
そこから次の展開へどう繋げていくかが、勝負の分かれどころなのです!!

目的を見失って、惰性で着ぐるみを被っているだけでは…望ましい効果など得られるハズはありません。
マスコットキャラクターの存在意義…そもそも期待される役割が、所属する団体の活性化であるならば、瞬間的な集客力をその後に繋げることができなければ、それはやはり本末転倒であると感じます。
たとえば、イベントの場での集客力が売り上げなどの結果に如実に影響するレベルであったとしたら、それはそれでアリでしょうけどね。
つまり、コスパが悪い利用の仕方をしていても意味がないってこと。

特に自治体がキャラクターを活用しているような場合…その原資を遡れば税金。
納税者の利益に繋がる…適切な税金の使途であるか否かは、大いに検討すべき点だと思うのです。
例えばゆるキャラとの撮影が有料…なんてことになったら??
ほとんどのキャラクターとは、写真撮りたいなんて誰も言わないだろう。
所詮は単体での価値なんてその程度。
それ自体が目的化できるレベルではないという現実を知らねばなりません。
ミッ◯ーマウスとは違うってこと。

高額な入場料を払った相手を、満足させられるだけの働きができているとでも??
入場料なんてもらっていないってか??
ふむ…確かに自治体への入場料(仮)はもっとタチが悪い性質のものかもしれません。
だって税金だぜ??
行きたくない人は行かなくても良いテーマパークとはワケが違う。
徴収した税金を使ってまでキャラクター活用するなら…むしろミッキー超える気で戦えや!!
あ、ミッキーって書いちゃった。

圧倒的に本気度が足りないのよね。
ま…金銭以外の数字に表れづらい効果も、キャラクター活用には確かにあるでしょう。
その存在自体を否定する気はありません。
しかし、目に見えないもの…数字以外を効果だと断じる行為には、恣意的な解釈が可能であるという非常に大きな危険性が付いてまわります。
効果は常に数字で測られるべきであり…それはキャラクター使用にかかるコストに対しても同様。
雨後の筍…流行り病のようにマスコットキャラクターが爆発的に増加した昨今。
もう一度、その必要性を考えてみる必要があるのではないでしょうか。

ゆーても、ひらくマの着ぐるみ欲しいけどね!!
管理が大変だってことは、改めてよくわかりましたけども…。
それでは本日はこんなところで。
また明日!!