登壇6人中3人がツヤマノチカラの決算質疑!質疑分担を頼んだら秒で拒否られ、全部背負うことになった話。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて…本日の津山市議会では午前中の議会運営委員会全員協議会を経て、午後からは本会議が開かれ、令和6年度の決算議案が上程されました。市長による提案理由の説明と、副市長による概要説明の動画を貼り付けておきます。

議員にならせていただいたばかりの際には、今年度予算が執行されてから半年が経つ段階で前年度の決算を審査すること自体が、何て遅いんだ的に思っていましたが…当該会計年度の現金の収入・支出を全て完了させて、元帳を封鎖して決算に備えるいわゆる出納閉鎖が、原則として翌年度の5月31日をもって行われることなどから、制度上やむを得ないという事実を含め、この決算審査の重要性を、議員を長く務めさせていただくにつれてより深く実感として理解しているところでして、昨日も改めてその意気込みについては書かせていただきました。

運動会でカメラ小僧化後は決算準備!市議会で批判でなく改善を叫ぶ親バカ議員の二刀流(?)ドタバタ日記。

2025-09-23

津山市議会では、かつては共産党議員が質疑に立つのみだった時代もあり、決算に対してあーだこーだ言っても仕方ないという空気が議会にも充満していたと、かつて先輩議員の一人から伺ったこともあります。

ただ、時代は変わっています。

今回は6人の議員が質疑に立ちます。

何と半分が会派ツヤマノチカラのメンバー!

副議長をされている間、一般質問にも議案質疑にも立たれなかった田口浩二議員が2年間の沈黙を破り…満を持して(?)決算質疑に立たれます。田口さんには私の質疑の内容から幾つかの項目を引き受けてもらい、私自身の質疑の内容を、時間的にも余裕がある組み立てにしたかった…のですが、思いっきり拒否られたので…今回も昨年同様にかなりボリューミーな質疑になってしまう予感を隠しきれないところです。

そもそも田口さんが質していた項目なんだがねッ!

変更等あるかもしれませんが…もう少し詳しく当初の質疑の内容を書いておきます。

・市長部局・教育委員会それぞれの広報・公聴の費用対効果は?
・不登校・長期欠席支援の支出額と成果は?
・いじめ対策の支出額と成果は?
・児童虐待対応の事業内容・費用・成果は?
・不納欠損・収入未済(1万円以上)の内訳と発生理由は?
・キャッシュレス決済3年間の実績と今後の方針は?
・市長部局・教育委員会それぞれの不用額発生の主要な要因は?
・地方債の発行累計・交付税措置見込み・実質借入と残高構成は?
・個人向け補助金の執行額・執行率・周知方法は?
・予算流用の総額・件数と大口事例、禁止項目の例外流用件数は?
・行財政改革の決算上の効果(金額・内容)は?(市長答弁)
・実質単年度収支や経常収支比率などの指標の改善要因と評価は?(市長答弁)
・人件費の総額・直近3年推移と見通し、会計年度任用職員の人件費・人数・職種構成の推移は?
・基金の区分(特定目的・定額運用等)と各区分の役割は?
・出資・出捐団体への支出規模と適正性の判断基準は?
・成果資料未添付と思える状況での決算審査は地方自治法233条5項に反しないか?
・財務4表が審査段階で未提示の理由、公表時期などへの見解は?
・津山市公金管理方針の公開状況は?

こうした切り口で、まずは登壇での質疑をさせていただいて、答弁を伺いながら別の分野へも展開させていく予定で色々と考えています。もう何年間も継続的に確認させていただいている項目もありますし、今回だけであろうとも、しっかり質しておかねばならないなと思っている内容もあります。いずれにしても、今このタイミングで私自身が質すべきだという内容に的を絞り、質疑をさせていただきます。本当はもっと多くの質疑項目があったのですが…委員会審査時、あるいは会議録に残らない場でのやり取りで構わないと判断した内容については今回は盛り込んでいません。

質疑すること自体が目的ではありませんし、質したことで現状改善に結びつけていかなくては意味がありませんが…言うべきことは、はっきりしっかりと言わせていただかなくてはならないことは言うまでもないことです。

一般質問時同様に、明日からの1週間は事前協議に追われる日々となります。質疑の時間に建設的で実りあるやり取りが再現できるように、精一杯努めていきます。

なお本日のアイキャッチ画像について、珍獣議員などというワードは本文中に一言も出ていないことはもちろん、普段から私はイロモノ議員と自称することはあるものの珍獣議員とは誰にも言われたことすらない認識なのですが…生成AIチャンったら…恐ろしい子!

本日はこんなところで…それでは、また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。