5歳児の脳死に向き合った親の願いを今年も発信。愛娘の臓器提供の記事がプレジデント・オンラインで公開!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

標題は新年2日目から、いきなり“重めの話”だと思われるかもしれませんが…超大事な話。

実はすでに日本中の多くの皆さまから、「お正月から泣かされた!」とか「改めて、くーちゃんの偉業に感動!」などと嬉しいメッセージを頂戴しています。もちろん中には、知り合ってから間もない方など…「ん?三浦拓…ん?市議会議員…って、あの三浦ひらく君か!」みたいになってくださった方もおられたようで、間違いなく新たな層にも届いたことが確認できる嬉しいメッセージもいただけたり、感謝しています。

そんなわけで本日、プレジデント・オンラインにて…くーちゃんの記事が公開されたのです!

改めて書いておきますが…当ブログをはじめ、様々なシーンでお話しさせていただいてきた…5歳でインフルエンザ脳症に罹患し、1ヶ月近い闘病を経て脳死状態となり臓器提供した愛娘・愛來(あいく/愛称くーちゃん)のことを、2026年もできるだけ多くの皆さまに届けていきたいと思っています。

本日公開されたプレジデント・オンラインの記事は…かつてAERAに掲載いただいた際にお世話になった記者さんが今回も大変読みやすくまとめてくださっていて、インタビュー形式の記事として掲載されているので、是非ともチェックしていただきたいです。

Yahoo!のトップに転載されていたとわざわざスクショを送ってくれた友人がいましたので…自分自身でもついつい確認してしまいましたが…多くの方々の目に止まる結果になり、皆さまが考えるキッカケになったのであれば、どんな考え方をしてどういう結論を導き出されようとも、それだけでも私は本望です。

今回の記事に何が書かれているのかを、ネタバレを最小限にしてお伝えしますと…まず大前提として、この記事は「臓器提供って良いよね!」みたいな単純な話ではないものです。読んでいて、決して綺麗事では済まないことなんだなという“生っぽさ”が残る書き方になっていると感じます。そして、それが素晴らしい点の一つだと思いました。

あくまでも、私たち家族のケースですが、いつあなたの家族のケースになるかわからないことです。

臓器提供をめぐり、家族内でも気持ちが揺れて意見がまとまらず、特に「心臓が動いているのに“死”を認めること」への葛藤があったこと…結論が出ない時間が過ぎていく中で、状況がさらに進み、決断が避けられなくなったこと…私たち家族が実際に体験したリアルな流れが、具体的な温度感を伴って書かれています。

御涙頂戴ものの話とする気は一切ありませんが…全く関係のない第三者の皆さまをして、涙を堪えきれなかったと言ってくださった方がおられるほどのリアリティ溢れる描写の中でも、恐らくは最も胸に残る方が多いであろうポイントが「最後の時間」の描写です。

記事の中では、臓器提供を決めた後に訪れる“最後の時間”が描かれています。家族で寄り添って過ごした摘出前夜…医療者の皆さまが、可能な限り悔いのない別れになるように配慮してくださったことなどが書かれている部分は、読む方によってはしんどいかもしれません。

でも同時に、「こういう時間が現実に存在する」という事実を、もっともっと知っていただきたいとも思うのです。

記事では、くーちゃんの臓器が5人に移植されたこと(心臓・肝臓・腎臓2つ・小腸)にも触れられています。そして、私が提供の事実を公表したことにより、「家族で臓器提供を話し合うキッカケ」が生まれただけでなく…「救急要請の判断」など、想像以上にいろいろな波及を生んだことにも触れていただいています。記事の中には具体的には盛り込んでいただけていませんが、実際に命が助かったケースが何件もあることも、把握させていただいています。

私自身、「救われたのは“移植を受けた人”だけじゃない」という感覚は、まさにその通りだと思っています。

何しろ…何を隠そう、実は私自身もその一人なのですから。

他にも幾つかの大事な論点が含まれる当該記事は、単なる“感動話”ではなく、制度・運用・当事者の尊重のバランスという現実が提示された問題提起であり、実は誰にとっても関係があるテーマだからこそ公的身分証明書に意思表示欄が設けられている臓器提供について、考えるキッカケとなり得る記事です。

今まさに大切な人の病気や別れに向き合っている方には、刺激が強い内容かもしれません。ただ読むタイミングはいつでも構わないので、皆さまにお目通しいただきたい内容です。こういう現実がある事実を知っておくことは、きっとあなた自身と、あなたの大切な誰かにとってポジティブな結果に繋がるはず。

くーちゃんは今年も、世界一可愛くて、世界一優しい自慢の娘。

今年もくーちゃんと一緒に、ライフワークの臓器提供意思表示推奨も頑張っていきます!

本日はこんなところで。それでは、また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。