市長って引き継ぎないの?津山圏域衛生処理組合議会なのに市長も副市長も不在で良いの?責任への姿勢の話。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は津山圏域衛生処理組合議会の3月定例会が開かれました。これは2月2日付け、市長選挙よりも早い段階で案内されていたものですので、管理者である谷口圭三津山市長の名前で招集されています。

津山市、鏡野町、美咲町で連携して取り組んでいる、汚泥再生処理事業について話し合う場で、鏡野町長、美咲町長も列席されています。そしてそれぞれのまちの議員も委員として参加されています。要するに、日々私たちがトイレで排泄するし尿処理のアレコレについて議論する、誰もが無関係ではいられない議会…なのですが、冒頭から、ちょっと引っかかる場面がありました。

管理者(=市長)不在、副管理者(=副市長)も不在

上で触れたように、この組合議会は衛生処理の広域連携という極めて重要で、住民生活ど真ん中の事務を扱う議会です。予算も動くし、施設運営も、委託も、人件費も、維持管理も、要は全部ここで決まる場であるにもかかわらず、管理者である津山市長が不在、さらに副管理者の一人である津山市副市長も不在。これは決して望ましいしいことであるとは言えないと考えます。

副管理者には鏡野町長、美咲町長にも名を連ねていただいておりますので、本日は瀬島鏡野町長からご挨拶をいただきましたが…谷口市長、野口副市長が共に欠席されている状況はどうなんだろうと思わざるを得ませんでした。先だっての議案説明会とは訳が違うと思っています。もちろん制度上、代理での対応は可能です。「不在=直ちに問題」だと言いたいわけではありませんが…これ、住民感覚で言えば、かなり素朴にこうなりません?

「え、当事者(トップ)いないの?」って。

”形式的に成立”と”責任が果たされているか”は別問題

議事としては淡々と進みました。出席委員10名(欠席なし)、会期は1日、議案(予算関係)を一括上程、質疑の通告なし→採決→全て全員一致で原案可決…と、流れだけ見れば、何の問題もなく終わったように見えますが、私はここに、じわっとした違和感を覚えました。

なぜなら広域行政って、住民の皆さまからすると「見えにくい行政」になりやすい分野だからです。見えにくいからこそ、それぞれのまちのトップがわざわざ出てこられている…責任ある立場としての挨拶や姿勢を示すことには意味があるからです。

ましてや今回、来年度予算の話です。

「今日の議題はこういう趣旨で」「こういう方向性で」「こういう判断をした」…これを、当事者トップの口から発していただくこと自体が、説明責任の一部なのだと思います。津山市が県北の中心だとか、県北の雄都だとか言われるのであれば、市長と副市長にはその姿勢を示していただきたかったと極めて残念に思います。

言うまでもないことですが念のため…当然ながら無論、鏡野町長や美咲町長では不足だと言っているわけではありませんぞ。ただ、瀬島町長や青野美咲町長に対しても失礼であると私は個人的に感じます。間違いなくお忙しい中でスケジュールの都合をつけていただき、津山市役所議会棟の第一委員会室までご足労いただいているわけですから。私の把握している限り、この議会が津山市役所以外で開催されたことはありません。津山市長、副市長が不在の中で、代理としてきちんと役割を果たしていただいたことに心から感謝しています。

ただ、そうなる状況は恐らくは市長選挙の結果に起因して生まれているはず(違うのであれば謝罪します!)…退職の申し出を議長宛てに出されたとは言え、今現在は谷口市長はまだ市長であるわけですし、野口副市長も副市長であるという認識です。今回の構図には、「それでええんかいな…」という気持ちが残りました。

市長としての業務の引き継ぎ

聞くところによると、トップが交代するにもかかわらず…直接に前市長から新市長への引き継ぎのような業務は行われないようです。

それで良いと思われますか?

あるいは今までの市長交代時にもそうだったのかもしれませんが…自治体の長たる者の姿勢としては、私は大いに疑問を感じるのです。民間でお仕事をされている皆さまはもちろん、自治体職員の皆さまも…そう思われないでしょうか?

津山市長となる者に対して、適切な引き継ぎがなされないこと…それ自体が津山市にとって極めて大きなリスクになり得ることです。また広域連携の重要性は今後ますます重要になっていく…そんなことは私などが指摘するまでもなく、市長も副市長も重々承知なさっている”事実”だからこそ、瀬島町長や青野町長、各町の議員の皆さまに対しても礼を尽くしていただきたかったというのが私の本音です。それは、その役職にあるお二人にしか出来ないことだからです。

これは政治に携わる者として非常に重要な、責任を果たす姿勢の話。

私としては、最後まで責任を果たしていただきたいと強く願っていますし…当然ながら、自分自身もその職責に対して、そうありたいという思いで向き合っているところです。

どう思われるかを、お聞かせいただけると幸いです。

住民生活の”基礎インフラ”ほど、トップが向き合うべき

広域の衛生処理は、道路や上下水道と同じく、生活を下支えする基礎インフラです。トラブルが起きて初めて注目されるような印象もありますが…「何も起きないこと」を維持するために、日々お金も手間も費やされているのです。

だからこそ、議会の場で「当事者として向き合う姿勢」を自治体のトップたる首長が見せることは、地味かもしれませんがメチャクチャ重要なことだと思うわけです。光井新市長になられても、そうした「姿勢」はしっかりと注視していくつもりです。

こういうところで、行政の温度感や政治家の本気度が見える気もするのです。

公人としてのあり方のような話になりましたね…皆さまの率直なご意見をお待ちしています。

それでは本日はこんなところで。また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。