未来拓く、みうらひらくです。
特技は料理、みうらひらくです。
昨日のエントリーの続き的な内容。
オオサンショウウオなんて、気持ち悪いと思う人の方がきっと多いだろう。だが昨日そう書いた私に対して…世の中には見た目の悪いものほどウマいものが多いじゃないかというコメントをくださった方もいた。
そう、ともかくも…オオサンショウウオは美味しいらしいぜ。まずはこの点が大切である。料理など…いかに素材が物珍しくとも美味しくなければ、わざわざコストを掛けたくはならないのが人情だ。作る方も食べる方も同じこと。手間ヒマ掛けても美味しくならない素材を調理する労力がモッタイナイし…美味しくない料理に大金を払おうって気は出ない。
オオサンショウウオは美食家の代名詞的存在、かの北大路魯山人をして美味だと言わしめている。
また今回、上海でオオサンショウウオ料理を食べた方の記事を拝見した。下記リンクには若干エグい画像が登場するが非常に興味深い。ご留意いただいた上でご確認を。
その① 一目見た瞬間、料理の技法はすぐに頭に浮かびました
その② 水槽のオオサンショウウオをずっと見つめながら「ああ、食いたいなあ、と」
その③ オオサンショウウオというけれど、山椒の匂いはしなかった
オオサンショウウオは美味しい。何事も自分で確かめないと信用しない、疑り深い俺だが…それは間違いなさそうだ。そうなると俄然、実際に食べてみたくなる。グロテスクなヌメッとした外見の”ハンザキ”を味わってみたいという、今までにない感情が湧き上がってくるのだ。
好奇心、怖いもの見たさ、人間の根源的な欲求である。
気になるでしょ?
日本国内で食べることができないオオサンショウウオを食べることができる場所に鏡野町がなれたとしたら…もはや地域おこしグルメなどという範疇のものではない。値段だって安くする必要はない。
禁断の果実を食べたい人間が集うのは確実だ。
オオサンショウウオを食べることには一種の背徳感を覚えるかもしれない。何しろソレは特別天然記念物と(少なくとも素人目には)全く区別のつかない種類の生物の”肉”なのだ。そこでしか食べられない地元グルメそのものであり、土産話としても間違いない。
水が綺麗な場所にしか生息しないオオサンショウウオ。水の美しさをアピールしている鏡野町だからこそ、ヒラメ(アマゴ)の養殖のように何処でもやっていることだけでなく、オオサンショウウオの養殖という方向性で攻めるという手段も可能になる。
若干悪い意味で…って気がしなくもないが、インスタ映えもするんじゃないか?

その地にあるものだけで勝負できる時代ではない。とゆーか、その地にどれだけ素晴らしいものがあるというのだ?
人を呼ぶためには工夫が必要だ。
交雑種が見つかったことで今後DNA鑑定の必要性が出てくるだろう。その結果、保護の必要がなくなった個体をどうするのか…ジビエのように考えたら良いのではないか?
関係各所との調整が超面倒なのは想像に難くないが、一つの案として提案しておく。
本日はこんなところで。また明日!