LM総会で全国の仲間と善政競争を誓い、奥津温泉で反省会!持続可能性を様々な規模で考えた日の振り返り。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日は議会質問関連の打ち合わせなどに終日追われた一日でした。今回もそれなりにボリューミーな内容ではありますが、幾つかのポイントに的を絞って掘り下げていくつもりで準備しているところです。今回のエントリーは議会開会前日の話ですが…夕刻からはオンラインでローカル・マニフェスト推進連盟(通称LM)の第21回総会に参加。温泉街の一角の素晴らしい部屋を、ご厚意で貸していただきましたので、そこから参加させていただきました。

その際の最後の記念撮影画像を、連盟の共同代表の一人でもあり、マニフェスト大賞の実行委員長でもある鈴木綾子江東区議がChatGPTでイラストにしてくださったものが面白いので、そのまま比較できるようにアイキャッチ画像として使用させていただいています。

超優秀な生成AIに人間じゃないと認識されとる…。

まぁ、それはともかく…議長を務めてくださった中西かすみ千葉県議の進行のもとで、役員と事務局から各議案について説明があり、それに基づいて審議が進みました。一応、自分自身も役員側の一人なので今回は珍しく質問等を行うこともなく結局は発言せずじまいでしたが…結果、すべての議案が無事可決しました。なんだかんだ言いつつも全会一致というのは、やっぱりちょっと気持ちが良いものだなと感じた次第。

とは言え…先日も書いたように基本的にはやる気がある人たちしか集まっていない場でもあります。決してシャンシャンで終わってしまったわけではありません。様々な地域事情を抱え、議員としての経験や立場、そして待遇も異なる日本中のメンバーが、自主的に参加しているわけです。総会の中では様々な切り口で、印象に残るような議論が繰り広げられました。なるほどと思うようなこと、そうだろうかと考え込むような話、激しく頷飾るを得ないような意見など…たくさん聞かせていただいた、皆さまから寄せていただいた率直な声は、当然ながら運営の一端に携わらせていただいている身として、今後の組織運営に役立てていくべく考えています。

結論としては「今後も検討を続ける」形で持ち越しになったテーマもありました。当然ながらどこかの段階で答えを出す必要がありますが、拙速に多数決で無理矢理に決定したりせず、衝突も避けずに議論できるのも、真摯に目的達成のために集った面々だからこその強みです。

総会を締めくくったのは、共同代表の一人、山本美和茨城県議の閉会挨拶では「これからは一人ひとりが主役。今まで以上に切磋琢磨しながら、議員の質を互いに研鑽する場にしていきたい」という趣旨の発言があり、その通りすぎて思わずリアルに膝を打った(痛かった)ところです。今年は開催見合わせを発表していますが…今回の総会で再開が決まった『マニフェスト大賞』を、さらに効果的な取り組みにしていくためにも、自分自身の果たすべき役割についても改めて意識させられました。

LMは創設から20年以上が経ち、どう考えても「若手団体」とは呼べないでしょう。本日参加している面々も、ベテランの域に達している方々や自分の中ではレジェンドでしょ的な方々が中心でした。

…とは言え、20歳を超えた人間と同じで、ある意味でここからが本番。

これまで培ったネットワークを活かして、他の団体等を含めた全国の仲間とともに…”善政競争”というフレーズに象徴される「地方議会から選挙と政治をより良く変える」という大きな挑戦をさらに加速させていきたいところです。

さて、そんな真面目な総会の後は…先日開催報告記事を書きました奥津温泉夏まつりの反省会と称する実質上の打ち上げに参加させていただきました。「反省会」と書くとシリアスな雰囲気を、「打ち上げ」と書くと単なる飲み会的イベントを想像されるかもしれませんが…実際のところ、飲みながらも総会に負けないくらいの熱量で皆さまがそれぞれに思いをぶつけ合ったり、具体的提言やアイデアが次々に飛び交う、楽しくも有意義な時間でした。

「もっと若い世代に関わってもらうにはどうする?」
「持続可能な運営をするための資金繰りは?」
「屋台がもっと必要じゃないのか?」

…などなど、真面目な課題と実にリアルな現場の声が入り混じり、和やかな雰囲気…そして大自然の中で笑い合いながらも、本気で未来を語り合う時間となりました。若いメンバーも含め、地元の方々十数人の中に、自分のような異分子を加えていただけること自体が非常に有難いことでしたが…お酒をいただいてしまったので運転して帰るわけにはいかず、星の里キャンプビレッジのトレーラーキャビンに宿泊させていただきました。念願の花美人の里の美人の湯にも入らせていただくことができて、大変に有難かったです。

総会での議論が“全国レベルの持続可能性”なら、反省会は“地域レベルの持続可能性”でした。スケールは違えど、テーマは同じ”持続可能な仕組みづくり”だったと思います。

昼は全国規模のオンライン総会、夜はローカルな夏まつりの反省会。フォーマルとインフォーマルの振れ幅が極端でしたが、どちらの場でも持続可能性という同じ課題に向き合っていたのは、人口減少・少子高齢化社会の中で必然とも言えることだったかもしれません。

この日は改めて、規模の大小にかかわらず、続けることの難しさと大切さを強く感じた一日となりました。全国の仲間と繋がりながら、地元でも語り合う。その両方ができる今の立場に感謝しつつ、挑戦を続けていきます。

まずは眼前に迫った津山市議会9月定例会に全力投球します!

本日はこんなところで。それでは、また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。