未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
津山市では、過去最低だった前回(47.56%)を11.28ポイント上回る58.84%(男58.39%、女59.26%)という投票率を記録して、戦後最年少となる光井さとし新市長(40歳)が誕生しました。
その興奮と熱気を少しは伝えられたらという思いで書いた上記のエントリーをアップしたのは、投開票日だった2月8日の日付変更後の2月9日の午前5時頃でした。いつもなら実は、日付変更後になってしまった更新記事をアップする前には分類上、本来あるべき日付へとタイムスタンプを修正した上で見ていただける状態にしています。
ただ今回は私自身も興奮し過ぎて、日付の変更を忘れており…9日の午前5時のままでアップロードしてしまいました。今からでも変更することはできるのですが、すでにSNSなどでも多くの方にご覧いただいており、拡散にご協力くださった方もおられます。そのため、今回はリンクを変更すると混乱を招くとの判断から、そのままにさせていただきます。当ブログの中での分類としては、今日2月9日の記事を、2月8日の記事とすることで、対応させていただきます。つまり本エントリーは2月9日に書いています。
ただ、内容としてはまさに2月8日にアップしたかった件でもあるのです。
くーちゃんの「2回目の誕生日」でした
2月8日は、私の愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)がこの世界からいなくなってしまった…妻と私にとって特別な日です。5歳でインフルエンザ脳症に罹患し、脳死となり、臓器提供したという決断の先で、くーちゃんの臓器が5名の命を救った日なのです。
法の上での命日以上に、私たち家族にとっては”くーちゃんの命日”でもあり…また別の意味を持つ日でもあります。今年も例年のように、くーちゃんの友だちたちが狭い我が家に集ってくれました。私は仕事の関係上…どうしても出たり入ったりだったので、皆と一緒にいられたのは5分ほどの間でしたが…それだけでも胸がいっぱいになりました。私自身にとってもメチャクチャ嬉しいことですし、たくさんの手紙も届きましたし、くーちゃんも絶対に喜んでくれていると思っています。
くーちゃんを忘れずにいてくれる人がいる。
その事実そのものが私たちにとって救いであり…支えになっています。そして、あの日その時に、ある先生が私たちにかけてくださった言葉が、今も私の心には深く残っているのです。
「今日は、くーちゃんの2回目の誕生日だと思うんです。」
臓器の摘出手術から帰ってきたくーちゃんを前に、私たち家族を前に、そう言って誕生日ケーキを用意してくださったのです。もう娘と直接話すことが叶わないことが決定的になってしまった自分たちにとって、この日を「誕生日」だと捉え直すことなんて…正直、当時の私たちには到底できない発想でした。病院側としても、そんなことは言うべきではないとか、ケーキなんてとんでもないとか…様々な声があったと聞き及んでいます。ただ諸々を考慮した上で、くーちゃんの家族ならということで、最終判断してくださった責任者の先生の言葉、そして関わってくださった全ての皆さまの温かいお心づかいがあったからこそ…私たちは、あの日もほんの少しだけ前を向けた、そう思っています。
先日も報道していただいた通りですが…くーちゃんが、今もこの世界のどこかで頑張ってくれているという”確かな事実”が、私たち家族にとっての光になっているのです。
たくさんのお花への感謝と、人が本当に死ぬとき
アイキャッチ画像にあるように…お花が大好きだったくーちゃんのために、今年もたくさんのお花などを頂戴しました。生花があるだけで部屋の空気が変わるように、心の景色も変わるものです。いつまでも、くーちゃんのことを忘れずにいてくれる人がいることに、改めて心から感謝しています。
そして私はやっぱり、こう思っています…人が本当に死ぬのは、脳が死んだときでも、心臓が止まったときでもないのです。
その人が生きていたことを覚えている人が、世界中に誰もいなくなってしまったとき。
当ブログでも何度も書いてきていますし…講演させていただく際などにも必ずお伝えさせていただいていることですが、妻や私がこの世界からいなくなったとしても、「くーちゃんを覚えてくれている人がいる」と信じられることで、私たちは前を向くチカラをいただいています。何よりの救いになっているのです。
「世界中の人のためになりたい!」という言葉
これも何度も書いてきていることで、報道などでも取り上げていただけることが多い話なのですが…くーちゃんは生前、何度も「世界中の人のためになりたい!」と言っていました。5歳児がそんなことを言うはずがない…そんなふうに言われたこともありますが、言うんですよね。私たちは何度も、何回も、その言葉をこの耳で聞いています。家族だけでなく、周囲の皆も実際に聞いているセリフです。
そして今なら、胸を張って言えます。
くーちゃんは確かに、世界中の人のためになっている。
そんな娘の父親であることが、私の人生最大の誇りです。改めて、このくーちゃんの2回目の誕生日に、娘のことを気に掛けてくださる全ての皆さまに、心からお礼を申し上げたいと思います。
今年も様々なメディアで、くーちゃんのことを発信していただいているところです。今月末の連休に大阪で、久しぶりにくーちゃんのお話をさせていただく予定も入っています。上の方に貼り付けましたが…先だっては、withnewsさんに取り上げていただいた内容について、水野編集長らが、ポッドキャストでお話しくださっています。Apple PodcastやSpotifyなどでお聞きいただけます。2月5日の配信ですが、インターネットに繋がっている状況…つまりは当ブログをお読みいただけるのであれば、ラジオ感覚で皆さまに24時間365日、お好きな環境でお聞きいただけますので…是非チェックしてみてください!
5人の命を救った5歳の「くーちゃん」のこと 臓器移植のドナーやレシピエントの思い #2144
インフルエンザが広く流行している時期だからこそ、ぜひ多くの方に聴いていただきたい内容です。実はあらゆる皆さまに関係がある大切な話を丁寧に、非常にわかりやすく語ってくださっているので、くーちゃんの2回目の誕生日へのプレゼントだと思って聴いていただけると嬉しいです。
その上で、聴いて思ったことなどを大切な人と話し合っていただけたら…最高です!ポジティブな感想でなくても構いません。どんな感じ方、考え方も自由です。ただ、どんな人であろうと同じように、こうしたテーマが自分ごとになり得るのだということを知っていただきたいと願っています。
本日はこんなところで。それでは、また明日!








