100分を費やしてでも伝えたかった3つの項目を大公開!情報受発信・児童虐待・公金の使い道を真面目に。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

議場をざわつかせた決算質疑!100分越えの大熱戦の持ち時間は1秒残し。執念のギリギリ芸で未来を拓く!

2025-10-01

先日、共有させていただきましたが…津山市議会での超絶長い決算質疑、正直なところ(動画も長過ぎて誰も最後まで観てくれないんじゃないか)と思っていました。実際に、議場では「せっかく面白い質疑をしているのに長過ぎるから、誰も聞かんのよ!」などともご助言いただいていたので…覚悟はしていたのですが、フタを開けてみれば、おかげさまで想像以上に多くの皆さまにチェックいただいているようで、沢山のご連絡をいただき…本当に嬉しい限りです!

もちろん反省すべき点が多々あったことは自覚はしています。

ただ地方議員仲間など、他自治体の皆さまからも「津山市議会…とゆーか、三浦ひらく、ここまでやるのか!」「うちの議への参考になったわ、ありがと!」などといったご意見を届けてくださった方もおられ、メチャクチャ有難いことだと思っています。

でもやっぱり一番嬉しいのは、市民の皆さまからの細かなご感想やご意見!

長い動画をわざわざ再生して、そして内容についての思うことや感じた内容を届けてくださるという、その行動そのものが津山市政を一緒に考えていこうという意思の表れですので、絶対に無駄にしません。心から感謝申しあげる次第です。そういえば昔は、そうしたご意見のうち、ご本人の許可をいただけたものをブログでも紹介していた時期がありましたし…頂戴した声をまとめて市長に提出したこともありました。今日も「ブログに書いてもいいよ!」とご連絡をくださった方がいらっしゃったので…(あ、そうだった! そういうポジティブな循環をまた作っていこう)と思い出したところです。改めて、前向きな気づきや建設的なご意見を、ご本人の許可を得たうえで積極的に発信していこうと思います。

もちろん、本人のご許可がある場合に限って、ですけどね!

そして、今回複数いただいた質問がこちら👇

「100分もある動画、どこを観たらいいの?」

うんうん…確かに。これは確かに自分が同じ立場でも思うかもしれません。議員による決算質疑なんてマニアックなやり取りの動画、そもそも“通”な人でもフル視聴はなかなかに大変ですよね。そこで今回は、政治の世界でもよく使われる魔法の数である3つに柱を絞って、個人的に特に観てほしいポイントをご紹介します!

その1 広報・広聴、情報受発信

市民の皆さまにどのように情報を届け、市民の声をどう受け取っているのか。つまり「双方向のコミュニケーション」が本当に機能しているのか?このテーマは津山市政の根幹に関わる部分だと考えているからこそ、毎回のように決算質疑でも質していますし、一般質問でも幾度となく取り上げてきています。

特にツッコミを入れたAIチャットボットの使えなさに関しては、前日の夜なべで作ったフリップパネルも登場します。“みうらひらく節”全開の場面は必見です。「情報発信」と「広聴(市民の声を聴く)」のバランスをどう取るのか、個人的にはまさに地方政治の生命線とも言える部分だと思っている点ついて、考えていただけたら幸いです。

その2 児童虐待に関する姿勢

続いては、こちらも何度も取り上げ続けてきている児童虐待という、命と尊厳に関わる極めて重大なテーマです。ここでは、「法的な分類にこだわるあまり、どうしても虐待をなくすという強い姿勢が感じられない」と感じた行政対応について、強く指摘しました。

法律上、児童虐待は親や養育している人(父母、祖父母や里親、同居の事実上の監護者など)による行為を指します。ただこれは決して“家庭内の問題”として片づけて良い話ではないのです。制度の線引きにとらわれて、救える命が救えない状況があってはならないと、信じているのです。制度に則って仕事をせざるを得ない現場の皆さまには、じゃあどうしろというのだと言われがちではありますが…だからこそ公民連携などで可能性の幅を広げていく姿勢や、制度そのものの変革、新設などが求められている分野、つまり政治が機能すべき分野だと、現場に向き合い続けてきた身として、確信しているのです。

“どうすれば救えるか”という具体的アクションに繋がる考え方が必要な、本気度が問われる領域であり、津山市がその一歩を踏み出せるか…その姿勢が見えるような、そんなやり取りになっていると思います。

その3 団体への公金支出の正当性

最後は、最もベーシックで、そして最も重要なテーマ…公金の使われ方について。この9月議会の一般質問でも取り上げた公益社団法人津山市観光協会と、設立時にも大きな物議を醸し私も反対討論まで行った地域商社曲辰を実例として挙げています。行政と民間、あるいは関係団体の間に“なあなあ”や“忖度”が生まれていないか。支出のプロセスに説明責任と透明性は確保されているか。その一つひとつを丁寧に検証する姿勢こそ、市民の信頼の土台です。

「本当にその支出は市民のためになっているのか?」という視点を欠かさず持つことが、議会の責任です。特にこの項目は12月議会以降でもしっかりと追求すべき点を追求し、改善していただかなくてはならないと考えています。

以上の3つの場面を観ていただければ、今回の100分超え質疑で私が最も伝えたかった問題意識の核心が見えてくる…はず!「全部観るのは大変…」という方も、まずはこの3ポイントだけでも、是非チェックしていただきたいなと思います。

少しでも視聴していただきやすいように、その他の項目を含め、YouTubeでは項目ごとにタイムスタンプを設定していますので、興味関心がある項目だけでもチェックしてみていただけると幸いです。コメント欄に私自身が設定したコメントを入れてありますので…数字部分をタップ or クリックいただくことで、当該項目の再質疑の場面からご視聴いただけます。

長い質疑にお付き合いいただいた皆さま、そして今もこうして私の活動を気に掛けてくださっている皆さまには、いつも心から感謝しています。未来拓く、みうらひらくでした。

ご意見&ご感想等、お気軽にお届けください!

本日はこんなところで。それでは、また明日!

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。