ツヤマノミライその1。新たなヒーローを生み出す笏本達宏さん!

未来拓く、みうらひらくです。

これから私がライフワーク化していこうかとすら思っている当ブログの新機軸、インタビューリレー企画の記念すべき第1回がいよいよ始まります!それでは早速、初めてのゲストをご紹介いたしましょう。

津山市発のネクタイブランド、SHAKUNONÉの職人でありプロダクトマネージャーである笏本達宏(しゃくもと たつひろ)さんです。

約半世紀前に祖母である玉枝(たまえ)さんが立ち上げ、母たか子さんに続く三代目として達宏さんが活躍する株式会社笏本縫製さんがあるのは津山市桑下(くわしも)。現在は十数名のスタッフの方々がこだわりの逸品を生み出しています。

関係ないけど、人名と地名には絶対に振り仮名を付けるべきだと強く思っております。新聞など付けないメディアが多くてユーザーフレンドリーさのカケラもなくて嫌になっちゃうので、本企画では付けていきます!

2015年に立ち上げたSHAKUNONÉのブランド公式サイトはこちら。通信販売なども手がけておられます。

ブランドを立ち上げた年の売り上げは30万円ほどだったとか。それから僅か4年で年間1,000万円を超える売り上げ規模を誇るまでに成長させた達宏さんの手腕に興味がある向きもおいででしょう。しかしその辺りについては既に様々なメディアで紹介されておりますので、ここでは置いておかせていただきます。

1987年1月10日生まれの32歳イケメン。実はお会いするまで華やかで少し近づきがたいイメージがありましたが、久米中学校→津山東高等学校と進み、高校卒業後は働きながら通信課程で専門学校に通い、美容師の国家取得を取得した苦労人の一面もお持ちです。

意外にも昔は家業を継ぐつもりはなかったと気さくな笑顔で話してくださった様子は実にフランクで、一気に距離が縮まった気がしました(ええそうです、私の勝手な思い込みです)。

趣味はマンガを読むことだと断言。しばしばマンガのセリフをブログなどに引用する私も好きな方なのですが…確実に達宏さんのマンガ愛の方が上でした。

完敗です。

そんな笏本達宏さんが津山市のことをどう思っているのか?この企画ではそうしたところを掘り下げていきます。

みうらひらく
今日は有難うございます!幾つか質問を用意してきておりますので、よろしくお願いいたします。
早速ですがまず、MADE IN TSUYAMAのネクタイを生み出されている達宏さんにお聞きしたい最初の質問です。
ズバリ、津山の好きなところは?
笏本達宏さん
人が温かいですし、何かやろうって熱い人もいます。
価値を生んで送り出す仲間もいる。
ここに生まれ育ったってことで偏愛があるかもしれませんが”シンプルに好き”なのです。
みうらひらく
なるほど、もちろん津山市という場所への思い入れもあると思いますが、やはり結局は人なのですね!
では続きまして、最近あった津山での良いこと。
最近良いこと…ありましたか?
笏本達宏さん
本気で何かに取り組もうとしてる人達と出会う機会がたくさんあって、すごく良かったですね。
あと行きつけのお店ってのは今まであまりなかったんですけど、メシのうまい店と、楽しいBARを見つけたこと…ですかね!
みうらひらく
お!達宏さんの津山愛、徐々に伝わってきました。
お店が気になるところですが、その辺りは今回とりあえず伏せておきましょうか。
興味がお有りの方はお問い合わせを!
ドンドンいきましょう…津山に対して、もっとこうなったら良いなと思うところはありますか?
笏本達宏さん
素直に楽しいって思える環境が足りないんじゃないかなって感じています。
それがあればもっと満足度も上がると思うんですけど。
みうらひらく
なるほど…。
素直に楽しいと思える環境っていうのは、具体的な例を挙げられますか?
笏本達宏さん
そうですね…もちろん人によって「楽しい」の定義は違うと思いますけど、娯楽やエンタメ要素が増えると良いんじゃないですかね。
楽しいまちになると嬉しいし、していきたいですよね。
みうらひらく
有難うございます。
それ、本当にしていきたいです!
続いては…政治に希望すること。
ザックリ質問ですみませんが、とりあえず財源など無視して何でも…リクエストがあれば!
笏本達宏さん
経済的にチャレンジしやすい環境を整えることができたら、可能性が広がりますよね。
暮らし面では、やはり子育て環境の充実かな。
地域内外に向けて価値や魅力の発信をできる人を育てたり、その環境を整えてほしいです。
結局は全て繋がっていますからね。
みうらひらく
確かに全て繋がっています!
愚問だった気がして恥ずかしくなるので…申し訳ありませんが次行っちゃいましょう!
これはちょっと答えにくい場合もあるかもしれませんが…ずっと津山市、この地域に住み続けたいと思われますか?
笏本達宏さん
答えにくくなんてないですよ!
心からそうしたいと願っていますし…そう思えるような津山にしていくこと、そういう地域であり続けるように努めることこそ、今を生きてる自分達の役割なんじゃないですかね。
みうらひらく
いやまさにその通り(しかし回答がカッコ良過ぎるじゃないか…ネクタイ以上にあなたが素敵!)。
じゃあそんな達宏さんにこの質問…津山で一つだけ好きなことができるとしたら何をしますか?
これもとりあえず夢物語でも構わないですから。
笏本達宏さん
ヒーローを生み出すこと…ですかね!
自分自身がそういう存在になれたら言うことないですけど…それこそ政治家でも、起業家でも、高校生でも…誰だって構わないし、ヒーローになれる可能性はあると思う。
もちろんヒロインでも良いわけです。
津山はB’zの稲葉さんとホルモンうどんだけじゃないって、自分たちの力で示していきたいです!

最後までカッコ良過ぎ!

インタビューを終えて。

内容や写真からも伝わったかと思いますが、美容師の資格もお持ちで、現在もファッション業界の最前線で挑戦し続けておられる笏本達宏さんは、一言で言うとカッコ良かったです。

未来を意識した最後の2問での現役世代としての矜持とマンガ好きらしく(?)描いてくださった夢。達宏さんご自身がそう言われたように、私も夢で終わらせるつもりはありません!

実は今回のインタビュー、初対面&一対一で敢行しました。

しかし控えめに言って、最高に楽しかった!

お忙しい時間帯に会社にお邪魔させていただきました。感謝しかありません。インタビューする側だった私自身、歓待された気持ちになりながら帰途につきました。

穏やかな雰囲気を終始保ちながらも、時折垣間見せる鋭い眼差しと熱い心。正直言ってインタビューの最中から応援したくなる気持ちがガンガン湧いてくるのを感じておりました。

応援したくなる人物。

ネクタイに特化したクラウドファンディングでは資金調達額日本記録の1位2位が笏本達宏さんだという事実も納得できる、私自身にとっても非常に実り多い時間となりました。

そう言えば、オマケ的な質問をぶつけるのを毎回恒例にしようかなと思っておりまして…何にしようかなと一瞬だけ迷った末に、ある問いを投げかけました。

みうらひらく
ところで達宏さん、死ぬ前に食べたいものって何ですか?
笏本達宏さん
(え…何なのこの人…このタイミングで何を言い出すの?)

嫁さんが最後に食べさせたいと思うものが僕の食べたいもの
ですかね。

願いが叶うなら一緒に食べたい。

ちょ…待てよ。

とっさにこんな回答できる男いる?

まだまだ凄い人がいます…津山の未来は明るい!

笏本達宏さん、本当にありがとうございました。

今回はこんなところで。次はあなたのところへ突撃しちゃうかも…お楽しみに!

 

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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