未来拓く、みうらひらくです。
二兎を追う者は一兎をも得ずと言いますが…百兎くらい追っていれば話が変わってくると未だに思っている、みうらひらくです。
ストレスに着目している。
先日も大声で叫ぶことによるストレス発散をもって、精神衛生面を健全に保ち、健康な生活に役立てていく…という提案をしたばかり。
鏡野大声グランプリ。
叫びたいこと、用意しておきなされ。
以前も書いたように、子どものストレス対応にこそヒントが隠されている。
今日はもう一つ、攻めた内容を提案しよう。
最も原始的なストレス発散方法である泣き叫ぶこと同様に…何かを破壊する衝動もまた、おそらくは我々に本能的に備わった消化能力だろう。
駄菓子菓子!
子どもがイライラしておもちゃを投げたり、物に当たるのを”良い子だねぇ”と眺めている親は少数派ではないか?
物に当たるのはダサい。
俺らはそう教わってきた。
事実、物に当たっても良いことはない。
物が弱い場合は壊れてしまう。
しかも多くの場合…壊したものは元に戻らない。
物が強い場合は逆に自分が壊れかねない。
いずれにせよ損するだけ…むしろより大きなストレスに繋がる話なのだ。
さぁ、ここで鏡野町の登場だ!
鏡野町には世界唯一のウランガラス専門美術館がある。
その名も妖精の森ガラス美術館。
皆知ってたかい?
多くの人は知らないだろう。
いくら世界唯一だの何だの言っても…興味がないことには、人が目を向けることはない。
でもウランガラス、実際綺麗なんす。
綺麗だから、パンフレット作る時に表紙に使った。
ちなみも写真も俺が撮ったんだぜ(キリッ)!
まぁズブズブずぶの素人である私ですら、パンフの表紙を飾る素材を撮れるほどに、作品と素材に力がある&最近のカメラって凄いよねって話ではある。
しかしこれは完全な余談。
お楽しみはこれからだ!
ガラスってのは綺麗なだけでなく身近なもの。
当ブログの読者にガラスって何?って人は1人もいないだろう。
だったら知っているよな?
ガラスは割れるってこと。
そう、ヤツらは基本壊れやすい。
誰でも1度や2度は、ガラス製品を落として割っちゃったり…ぶつけて壊しちゃった経験があるだろう。
ガラス製品は非常にデリケートな扱いを求められるのだ。
それを思いっきり割るのってどう?
この野郎〜って叫びながら、地面に叩きつけるのはどうだ?
悪いことしてる感…背徳感がないか?
スッキリ…しちゃうんじゃないか?
正直わかんね…俺やったことないもん。
ガラス製品を思いっきり割った経験など、普通はないだろう。
多くの人が味わったことがない、初めての感覚。
ちょっと面白そうじゃない?
しかも、コレが可能になるシステムはすでに確立されている。
妖精の森ガラス美術館では、ガラスを用いた体験を実施している。
吹きガラスをはじめ、旅行先などでよく目にするアレだ。
どこにでもある。
せっかく世界唯一の美術館なんだから、世界唯一のことやったら良いじゃんって話だ。
心を込めて作ったガラス作品をぶっ壊す。
しかも、他人の作品をだ。
ストレス解消のために、他人の作品を叩き割る。
そんなことが許されるはずがない!
…そうかな?
作り手が、最初からそれを望んで作ったとしたらどうだ?
自分も誰かの作品を割ることで、ストレス解消”させて”もらっているのだ。
だから自分も”次の誰かのために”心を込めて、ストレス解消用の作品を作ろう。
オイオイ…これって実は、めっちゃ良いことじゃないの?
人という漢字はだな…という、耳にタコができるほど見聞きした話を引っ張ってくるまでもなく、我々は支えあいながら生きている。
ストレス解消1つにしても、なかなか自分1人の力だけでできるものではない。
小さなことかもしれないが、自分の作品が誰かのストレス解消に直接的に役立つのだ。
悪くなくね?
持って帰ってタンスの肥やしになるより、よほど有益だと思わない?
しかも工房が併設されているため、割ったガラスは溶かして再利用可能。
エコ的視点から見ても文句なし!
コストカットも期待できる。
これは健康の町として鏡野町がブレイクするための嚆矢的提案だ。
長くなったので、本日はこのあたりで。
また明日!