未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
今月は臓器移植普及推進月間です。
上に貼り付けた厚生労働省の公式サイトや、大阪府のサイトでも発表されましたが…10月26日(日)、大阪市中央公会堂にて開催される「第26回臓器移植推進国民大会」に登壇させていただくことが決まりました。テーマは、いのちのバトン、想いをつなぐ〜臓器移植医療をもっとあたりまえに〜というものです。厚生労働省・大阪府・日本臓器移植ネットワークなどが主催する全国的な大会で、臓器移植の普及と啓発を目的とした年に一度の大きなイベントです。

誰もが4つの権利を持っていることを、多くの皆さまに知っていただき、考えていただくための機会としていただければという思いで、登壇させていただきます。正しい知識をもとに、しっかりと考えた上で出された決断であれば、それは決して誰にも批判されるようなものではないのです。
どんな決断も尊重されるべきです。
私は、愛する娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)の臓器提供を決断した、たった5歳だった命より大事な娘の臓器を摘出し、どこかの誰かに移植するという決断をした父親、ドナー家族の一人として、お話をさせていただきます。くーちゃんが亡くなった後、2年が経ったのちに事実を公表して以来…様々なメディアや講演会、日本中の勉強会などで発信させてきていただいていることは、当ブログの読者の皆さまであればご存知の方も多いはずです。
今回は一般には公開されない医療従事者の皆さま向けの研修内でまず30分ほどのお時間をいただき、お話させていただく予定なのですが…その後、会場にお集まりくださった皆さまや、オンライン参加での皆さまにご覧いただける形で、レシピエント(臓器提供を受けられた方)とのトークセッションに参加させていただきます。
ゲストは何とあの有名な映画監督、河瀨直美さん!
第26回臓器移植推進国民大会の詳細なプログラムは下記の通り。


会場は先着540名ですが、申し込み不要、視聴無料でオンラインでご覧いただけます!
皆さまにご覧いただける私が登壇する部分は、「ドナー家族 × 心臓移植者 ~それぞれの想い~」というトークセッションで、心臓移植を受けて20年以上を経た小西政志さん、そして映画作家の河瀨直美さんと共に、いのちのリレーのリアルについて語り合うという内容だと聞いており…まだ何も具体的な話を考えてもいないのですが、私自身としても、メチャクチャ楽しみにしています。
救われ難い悲しみの中でも、誰かの未来を救える選択がある。
経験を通して感じた私の主観ベースの話ではありますが、こうした話を聞いてくださる方々が増えることで、救われる命、そして心が救われる人も必ず増えると確信しています。
これは実際に何人もの方々からそうした声をいただいているからこそ言えることです。

きっと、世界を少し優しくすることにも繋がる貴重な機会、全国の皆さまと共有できることを楽しみにしています。
会場では、相愛高校・四條畷学園高校の皆さまによる演奏やダンスパフォーマンスもあり、展示ブース「どっちも正解展」では、臓器提供の意思を家族と話し合うきっかけをつくる体験ができるようなので、登壇時間以外も可能な限り動き回らせていただき、楽しませていただこうと思っています。
来場者には、いつも私が着用しているグリーンリボンピンバッジのプレゼントも!

決算質疑の際にはひっくり返ってしまっていたのに気づきませんでしたが…。
第26回臓器移植推進国民大会🏛️概要
📍会場:大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1-1-27)
🗓️日時:2025年10月26日(日)13:30〜16:30(12:30開場)
💻Web配信あり・視聴無料
🎫来場希望の方はこちら(定員540名・先着順)
👉 大阪府公式ページ
👉 日本臓器移植ネットワークのお知らせ
あと、毎年のように案内させていただいていますが…開催中の「グリーンリボン検定2025」もぜひチェックしてください!合格すればグリーンリボンバッジがもらえるという、親切設計のオンライン検定です。
もちろん何度でも再チャレンジOK、しかも無料!
🌱グリーンリボン検定2025への挑戦は👉 コチラから!
昨年のブログ記事でも書きましたが、私もこの検定を通して、改めて「臓器移植を自分ごととして考える時間」を持ちました。臓器移植の基礎知識だけでなく、「命を繋ぐ」ということの重みを、クイズ形式で自然に学べます。超オススメです!

💚「いのちのリレー」を、あたりまえの選択肢に。
臓器移植は悲しみを少し減らし、喜びを増やす医療です。医師でなくても、何歳の誰であろうとも、誰かを救える可能性があるのです。そしてそれは万一の際の話、訪れなければ良い話に思えるかもしれない話だけれど…実はいつどんな形で自分自身が当事者になるかわからない、誰にでも関係があるテーマなのです。それをわかりやすく、実感を伴って感じていただけるような、そんな話をしたいと思っています。
だからこそ、運転免許証やマイナンバーカードの裏面には「臓器提供意思表示欄」がある。
この欄が存在する理由を、ほんの少しでも考えてみていただくキッカケになれたら幸甚です。家族や大切な人と、その話をする時間こそが、“いのちのリレー”の第一歩になるはずだと私は信じています。
本日はこんなところで。また明日!