年賀状…その罪と罰。コタツの中で考えてみた。

未来拓く、みうらひらくです。

ただいま。
本日東京から地元の岡山県津山市に帰ってきて、寒さ&ガソリンの高さに打ちひしがれております。
寒いのは仕方ないとしても、何でコッチこんなにガソリン高いんだべな。

さて、上京している間はコタツというものを目にする機会がありませんでした。
帰宅するやいなや潜り込んだ夢の箱から、今夜はなかなか出られずにいます。

しばらく留守にしていたというか…昨年末から帰っていなかったもので、約2週間ぶりに我が家(アパート)に帰るとポストはパンク寸前!!
まぁ何だコリャって感じのものも色々と入っておりましたが、やはりこの時期の目玉は年賀状だよね。
子供の頃は結構気合入れて書いていたものです…今は昔。


ご存知の方も少なくはないと思いますが、政治家は年賀状を出せません。

公職選挙法より

(あいさつ状の禁止)

第百四十七条の二  公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域)内にある者に対し、答礼のための自筆によるものを除き、年賀状、寒中見舞状、暑中見舞状その他これらに類するあいさつ状(電報その他これに類するものを含む。)を出してはならない。



あいさつ状という範疇に含まれるものはアウトということです。

じゃ、アウトになったらどんな罰が待っているのか??
この程度では公民権停止ってとこまではいかないみたいなので、限りなく黒に近いグレーで攻めている方もいるようですな。


ま、何事も同じですが…こんなことに関しても色々と裏技を駆使する人はいたりするみたいです。
公職選挙法は、おかしいんじゃないのコレって点が目白押しの…もはや時代にそぐわない点が多々感じられる法律ですからね。
抜け道に関しても研究(?)され尽くしている感があるようです。


ってか、そもそも自分は出しちゃダメな身分なのかしら??

だって俺、政治家じゃねーし。
特定の選挙に立候補するぜよって言ってるわけじゃない以上、公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者に該当しないだろって理屈も通用しそうなものです。


そういうのって、言って回ること自体ダメなはずだし。
まさか…一回でも選挙に出たら、ずっと年賀状出せないって訳じゃあるまいよ。


そもそも法解釈自体、解釈する人の主観による屁理屈合戦的側面を持っていますし、裁判も水物と言い切っちゃう人だっています。
数多くの法律の中でも、一部では特に悪名高い(?)こういったひどくファジーな部分が色濃く残っている、政治や選挙に関する法律が公職選挙法なのです。


現職の政治家の中にも同様の見解を示されている方はおられます。
自分が尊敬しているような方々は、押し並べてドラスティックな見直しの必要性を説いておられます。

とはいえ…ぶっちゃけて言えば、基本的に現職に有利に働くのが公職選挙法です。

既得権益にまみれた多数派(?)の方々は、重い腰を上げようとはしません。
本当にサッサと改善すべきだと思っています。

onara

問題だと感じるポイントはいくつもあるのですが…今日は年賀状絡みに絞りますかな。


答礼による自筆のものを除きって時点で、何じゃそれって話ですよね。
答礼を認めているのなら、自筆にこだわる必要性も疑問です。

また実際にどこからどこまでを自筆とするかといった線引きは、極めて曖昧なもののようです。


まぁ正直…そうならざるを得ないってのも理解できなくはないけど、だからこそこのままじゃいかんだろってことで。
各自治体の選挙管理委員会に尋ねてみても、ただちに判断することはできないとの回答が返ってくるわけで。


方向性を変えた解決法として…そもそもそーゆー全てを含めて、判断は選挙で有権者が下せば良いんじゃないかという考え方も成り立ちます。


極論か。


お年賀の名刺配ったりしているのも、年賀状と実質同じじゃないのって話だし。

あれは良いのか??
教えて詳しい人。


だからいっそ解禁してみるって手もあるって思わなくもないけどね。

公選ハガキみたいに…いや、あれと同じ扱いは難しいか。
税金で年賀状送るってことになったら…本末転倒ってか理解得られんわな。
しかしそうなったら出さないと損するんだろうなぁ。


田舎では特にな。


まぁ少なくとも現状の法律のもとでは、私は自分からは出さないほうが良いようなので、今年はいただいた方にお返事するにとどめておきます。


完全手書きってのもしんどいな。
お年玉くじついてる年賀状もアウトって話らしい。
普通のハガキ買ってこないといかんわ。


いや、面倒くさいっていってるわけじゃないですよ!!
…言ってるけど。


とりあえずこんな自分にわざわざ年賀状を送ってくださった皆さまには、きっちりとお返事いたします!!
有難うございました。
arigatou

何かまとまりのない文章になって申し訳ありません。
公職選挙法のおかしな点、選挙絡みのどうなのコレって話等…実際に挑戦したからこそ実感できたアレやコレやも今後色々と問題提起し、皆さんと一緒に解決への道筋を探っていけたらと考えております。


ご意見やご感想、ご連絡お待ちいたしております!!


年賀状(の答礼)書かなくちゃ☆
そもそもハガキ買いに行かねば。
コタツから出るのキツいんで、明日でいいっすかね??

それではまた明日…今日もありがとう。

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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