未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
今日はまず、この動画を観ていただきたい!
先日の台湾の選挙の話です。
台湾は中国との関係がありますから、総統選挙への関心や投票率が高くなるであろうことは理解できます。ただ同時に行われた議会の選挙も含めて、投票のあり方そのものが日本とは全く異なる上に、生活に密着した様々な場所が投票所になる(投票に行きやすい)こと、投票締切後には投票所がそのまま開票所になり、投票した人たちが見守る中で開票作業が行われることなど…お国柄で片付けてしまうには惜しいような、何とも興味深い内容を確認することができますので、是非チェックしてみてください。
本日は若い方々と、選挙について話す機会がありました。
特段に政治に特化した場ではなかったのですが、若者の集う場に市議会議員として呼んでいただけていたことで…どうしてもと言うべきか、やはりと言うべきか…その中では、上の動画内でも少し触れられている若者の選挙離れ、投票に行かないことについての話が出ました。
少なくともその場にいた皆は、政治の仕組みなどは理解していました。つまり、選挙に行かないといけない…意思表示の機会損失になること自体は、しっかりとわかっていました。そして、何となくだけど日本という国、岡山県全体、そして津山市の政治が、あまり好ましい状況にないと思っている人は、何とその場にいる全員でした。
それでも実際には、投票に行っていない方も何人もいたのです。
もちろん、投票に行かない理由などは直接問いかけてみたし、色々と一緒に様々な角度から分析もしてみたのですが…正直、得心のいく答えは得られませんでした。
上の動画内では”投票が当たり前になっていることに感銘を受けた”と有働キャスターは言われています。ただ実はそこまで台湾の投票率が高いわけではありません…いや、確かに現在の日本と比較すると高いと言えるのですが、日本も私が子どもの頃までは、現在の台湾と比べても遜色ない投票率を叩き出していたのです。
なぜ、この数十年でこんなにも、投票率が下がったのでしょうか?
改めて考えてみると、原因が本当にわかりません。これは津山市議会議員選挙をはじめとした多くの地方議会議員選挙においても同じで…国内ほとんどの選挙において、投票率は下がり続けているのです。
期待してもらえていない、興味すら持ってもらえていない。
情けない話だなと思っています。私自身も、もう3度も選挙に挑ませていただいているわけですが…その全てで、投票率を上げることは出来なかったことを恥ずかしく感じています。
うっかり約束しちゃったので、投票率を上げるための努力は今まで以上に行っていきますが…言うまでもありませんが、どんな政治家・議員であろうとも一人で投票率を向上させることができる者など存在しないわけです。そもそも政治家や議員には、誰も一人ではなれないですしね。
皆さまの一票一票の積み重ねだけが、政治を大きく変えることができるのです。
投票率向上のためのアイデア等も、是非とも寄せてやってください。嬉しいことに地域の集まりや会議などにお声掛けいただくことが少しずつ増えてきましたが…若者主体でなくても大歓迎です。
一緒にカタチにしていきましょう!
投票率だけ上げても仕方ないなんて声もありましたし、その主張には理解できる面もありますが…できるだけ多くの価値観への配慮が政治に反映されるためにも、まずここを上げていかないと話にならないと思っています。
本日はこんなところで。また明日!