3.11に思うこと。我々はやれることを積み重ねていくのみだ。

未来拓く、みうらひらくです。
大学中退だけど卒業式には出た、みうらひらくです。

アイキャッチ画像は神戸です。神戸港震災メモリアルパーク。

卒業シーズン&年度終わりということもあり、3月に別れの季節のイメージが強い方も多いでしょう。とは言え、生きている限り再会は可能ですし…仮に遠く離れてしまっても、今や日常会話はそれほど難しくないのも事実。

卒業はやがて来る次の出会いのためのステップであり、未来への門出でもあるわけです。卒業式に参加して号泣してしまったなどという話をかつての悪友から聞くたび、時間の流れを感じます。しかし、世の中には時間の流れで解決できない話もあります。

時の流れが全てを解決してくれる、時間が全てを癒してくれるなどという表現は、本当の悲しみを理解していない者の戯言に過ぎないと肩を震わせ言われた方に対して、私は何も言えませんでした。

本日、3月11日は東日本大震災が発生した日です。

今年もこの日がやってきました。東京で遊び暮らしていた私が、津山に戻り政治を志すきっかけとなった出来事が起こった日。自分が今ここにいる理由の…余りにも衝撃的な直接の引き金になった日です。

初心忘れるべからず…文句を言える相手がいるだけ俺は幸運かも。

2017-03-11

諸行無常の世の中で、忘れてはいけないと思えることがあるなら、それこそが生きる意味だ。

2016-03-11

去年も一昨年も、書き方が今と少し違うけど書いてるな。

こうやって過去の自分と向き合えること、それ自体が有難い話です。正直、普段はあまり意識することはありませんが…自分の中で自分を見つめ直す1日になっています。

命という喜怒哀楽の感情そのものを一瞬で奪い取るような圧倒的な理不尽は、備えていても誰の身にも起こり得るのが現実です。

癒しがたいほどの悲しい出来事が少しでも少なくなるように。

そうした思いから、私は政治を志しました。皆、同じことだと思います。

手段の違い。

医者、消防、警察、自衛隊の方々などはもちろん…そういった職種でなくとも、誰しも皆、自分にできる手段の範囲で、それぞれに精一杯悲しみが少なくなるように、喜びが増えるように生きているのです。

時間の持つ力には、実際のところ私自身も助けられています。しかし、時間の力だけを頼りにしたくはありません

時間は誰にとっても平等で、冷静です。薬になりますが、毒にもなります。

我々は、じっとしていては時間という病に侵され、やがて朽ちていく存在であることを忘れてはいけないと考えているのです。政治という手段にこだわる気はありません。

今日もまた目的達成のため、やれることを積み重ねていくのみです。

今日という1日が皆さまにとって、喜び多い1日となりますように。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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