情報を隠蔽している?岡山県が新型コロナ感染者発表方法を変更。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

津山市議会では本日、決算議案が上程されました。1週間後の29日には決算質疑が行われます。質問通告により質疑の概要はすでに公開されており、今回は9人の議員が質疑に立つことが決まっています。

今回、私は3番手!

午前中の内に終わるかどうか…ってところかなと思います。皆、基本的には一般質問よりは短い内容にまとめるはずなので、昼を跨がずに済めば良いなと思っています。

ツヤマノチカラの3人では質問内容を事前に共有し、被らないように調整しました。まぁそもそも3人のスタイルがそれぞれ異なるので…最初から被っているポイントは多くありませんでした。今回は田口議員がかなり早い段階で原稿を仕上げてくれ…とても広い範囲をカバーしてくれる数字にも強い内容で私たちの聞きたいことも押さえてくれているので、安東議員は田口議員がカバーしていない範囲を比較的大きく捉え、私に至ってはかなり細かいアプローチをとることができました。

例によって決算をベースに具体的なお願いも少しだけさせていただくつもりでして…厳しい財政状況の中であってもむしろ注力して、予算をできる限り手厚く増やしていっていただきたいポイントに絞った質疑を行う予定です。

お楽しみに!ところで。

今日から岡山県における新型コロナウイルス感染症の新規感染者の公表方法が変わりました。

今まで「症状があったため自ら受診して検査」とか「〇〇例目の濃厚接触者として検査」などといった情報が書かれていた備考欄が、基本的には空欄になっています。これは個人の特定に繋がりかねないという理由により、今後は原則として非公表にするということらしいです。

今さらではありますが。

ただ岡山県のこの変更によって、基本的には岡山県から届く感染者情報を受けて発表している津山市の新規感染者情報の発信についても…同様の形にならざるを得ません(新型コロナの感染者情報は県所管)。よって本日発表分より備考欄は空欄になっております。

早速チェックして気づかれた複数の方から問い合わせもいただいているところ。

こうした変更を行うのであれば…不要な詮索やあらぬ誤解を生じさせないためにも、しっかりとその趣旨を誰にでもわかるように告知することが必須であると思うのですがね…。

何考えてんだ岡山県。

この一手は…別に備考欄の情報を出さなくなったこと自体は良いと思いますが、丁寧さ・想像力が足りないばかりに情報発信を怠っていることで…むしろ逆に「岡山県は隠している!」とか言い出す人が増える結果になり、余計な火の粉が津山市にも飛んできたり、津山市内でも発生しないかが心配になるレベルです。そもそもの話…備考欄に書いてある情報を知ったところで、ハッキリ言って何も私たちのすべきことは変わらないはずです。

最初から知る必要がないことだったと、私自身は考えています。

もう一点、津山市のこと…保護者の方からご連絡をいただき、教育委員会に確認させていただいた件について情報共有しておきます。

先日来、津山市内の一部小・中学校において…児童生徒が風邪症状等で早退する場合には、同居家族にあたる”きょうだい”の児童・生徒も連れて帰っていただくことがお願いされていました。例えば小学校の児童が早退する場合、中学校に兄姉が在籍されているケースでは、保護者が中学校に連絡し対応するようなお願いが、当該小・中学校においてはなされていたのです。

ただこの対応、きょうだいまで早退させる対応は一部の小・中学校が独自に取り組んだ対応だったそうで…当然ながら市内の他の学校との整合性も取れなくなりますし、混乱を招くことに繋がりかねません。

そこで津山市教育委員会として統一した対応を取るべく…津山市医師会とも相談した結果、そこまでの措置は少なくとも現時点では必要ないという結論に至ったとのこと。今まで統一的な通知は出せていなかったこともあって、今回改めて全学校に通知したそうです。保護者の方には遅くとも今日あたりで、以下のような趣旨の連絡が入っていると思います。

・早退が必要な児童のきょうだいについて、一律に早退のお願いはしない。早退する児童は速やかに病院で受診していただき、その際、きょうだいへの対応についても医師の指示をあおぐこと。その指示を学校へ伝えるとともに、必要な場合は迎えをお願いする。
・児童・生徒の同居家族がPCR検査等を受ける場合、児童の登校の可否については保健所や医師等の指示を受けての対応をお願いする。

対応に迷われた場合は、学校へご相談くださいとのこと。

市内全ての学校に通知しているはずなので、連絡入っていない場合は要確認!

要するに医者に聞くのが基本で、聞けない場合は学校に聞けってこと。これも基本通りなわけだけど…結局我々にはそれしかやりようがないわけです。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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