無会派からの卒業。議会改革目指し、会派ツヤマノチカラを結成!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日は皆さまに、非常に重要なご報告があります。2019年4月の選挙で当選させていただき、同5月1日から約2年の間、津山市議会議員として活動させていただいてきた私、三浦ひらくですが…この度、津山市議会における活動のあり方を大きく変えることを決断いたしました。

同僚議員2名と共に会派「ツヤマノチカラ」を立ち上げます。

アイキャチ画像をご覧ください。今後は安東伸昭議員(写真右・3期目、66歳)、田口浩二議員(写真左・2期目、58歳)という先輩議員と共に、津山市議会を今まで以上に住民の皆さまの思いが反映されていくような場にしていくために…協力できるところはしっかりと協力し、連携できるところはしっかりと連携しながら、それぞれの得意分野をより生かし、足りないところは補い合い、そして切磋琢磨しつつ活動していく集団として議会活動を行っていくこと。

それをお約束します!

そして私は、ツヤマノチカラの会派代表者という重責を担わせていただきます。

会派代表者となることで、今までは傍聴のみで発言ができなかった(2年前には傍聴すら許されなかった)、実質上は津山市議会の上位意思決定機関として機能している会派代表者会議においての発言が可能になるのです。

これ、とても大きな一歩なのです!

この会議で発言できるようになることは、津山市議会そのものの変革を第一に訴えて市議会議員にならせていただいた私にとって、この2年間を経て出した結論として…変革への必要最低限の手段であり、より実効性の高い議員活動を行っていくために絶対に外せないポイントでした。

年長者である先輩議員2名を差し置いて、今まで無会派議員として活動していた1期目の最年少議員が会派代表を務めるということに違和感を覚えられる向きもおられるでしょう。それは当然です。私自身も正直、お二人にとってはデメリットの方が多いのではないかと感じなくもないくらいですから。

しかし無意味な既成概念、固定観念の類を打破し、津山市議会そして津山市行政にも深く根付いている因習・しがらみの類を克服し、より市民の皆さまに求められている役割を私たち議員が果たしていくためには…今までとは明らかに異なるという姿勢を示し、そして実際に全く異なる集団であることを実感して行っていただくことがまずは非常に重要です。

そうでなければ会派を組む意味などありません。

こんなことを正式な会派結成の日に言い切ってしまう私と共に活動していくことは、ある意味ではリスキーとも言える判断でしょう。しかし議会改革のためという大義を成し遂げていくためにそうした決断することができる二人だからこそ…私も共に戦っていけると確信した次第です。そして二人が津山市議会で最も熱心に勉強されている議員だという事実を、私はもうすでに知っているのです。

我々は仲良しグループではありません。

それどころかむしろ、かなり激しい議論を戦わせることもありますし…議案への賛否も同じ判断が多いとは言い切れません。しかし議会改革が必要であるという強い思いは共通しているからこそ…お二人も納得してくださって、私が会派代表を務めるという形に落ち着いたわけです。こうした懐の深さと、津山市議会で随一(二人だけど)と言っても過言ではない安東・田口両議員の向上心は、尊敬しているところです。

ただ実際問題…三人ともそれぞれに意志が固く、主張を曲げないところがありまして(これは多くの議員がそうですが)、同じ会派ではあっても、山積する課題に対する考え方が一つの結論にまとまらないことは今後多々出てくるはずです。

私たちの会派、ツヤマノチカラでは個々の判断を重視し、一切の会派拘束をかけません。

ツヤマノチカラは、今まで本市議会に存在してきたあらゆる会派と一線を画す会派です。

まず名前からして違うからなッ!

カタカナ名の会派は、今までの津山市議会の歴史上…恐らく存在しないでしょう(確認しようと思って忘れていましたけど…)。

津山市議会史上初の、カタカナ名の会派なのです(きっと)。

名前なんてどうでも良いと思いますか?

それは随分と乱暴な考え方です。明日、あなたの名前を変えても構わないと言い切れるほどに無頓着なら話は別かもしれませんが…名は体を表すなんて言葉もありますからね。私は非常に重要なことだと考えております。

ツヤマノチカラという会派名については…おわかりかと思いますが名付け親は私で、安東・田口両議員も賛同してくださいました。しかも二人ともデザインも含めて結構気に入ってくださっていた様子で、本日は早速…田口議員が用意してくれた津山産木材で作った(何の木だか確認するのも忘れていましたが…)ピンバッジを議員バッジの横に装着して議会に臨みました。とても良い出来栄えで、個人的にはメチャクチャ気に入りました。愛用しようと思っています。

カッコ良くない?

そしてツヤマノチカラではA4判5ページに及ぶ会則を設けました。

このような会派独自のルールを明文化した会派も、今までの津山市議会には存在しなかったはずです。だから何だと言われそうな気もしますが…どのような指針のもとに活動しているのかを市民の皆さまにお示ししていくことは議員の非常に重要な仕事の一つであり、最低限の職務だと認識しています。

何しろ、公金ベースで活動しているわけですからね!

長い会則を皆さまに公開したところであまり意味がないでしょうし、読む気も失せると思うので…本エントリーの最後に紹介します。興味がおありの方は読破してください!

そこで私たちツヤマノチカラが目指す方向性を端的にわかりやすくまとめたものが、上でも紹介した5つの約束なのです。改めてもう一回貼っておきます。こうした理念のもと、今後の活動を行っていきます。

会派名やロゴ、5つの約束と会則…その全てを基本的には私が準備して、お二人の意見を伺いながら三人で相談して整えて形にしたものです。正直に言えば他にも一部プロフェッショナルな方々のアドバイスは求めましたが…こうした共同作業に共に取り組める方々だからこそ、共に進んでいくことができると感じています。

私が津山市議会に入る前に、津山市議会の最高規範としてで制定された議会基本条例も、そのほとんどの叩き台をお二人がつくったと聞いておりますし…昨年12月22日に策定された津山市議会業務継続計画(議会BCP)も策定業務の実務の中心にいたのはこの二人でした。

まぁ議会基本条例については…かつて私はボロクソに言っていました。

これが津山の政治のリアル…自浄作用を期待しても無駄だって話。

2019-03-26

それをお二人とも忘れてくれているフリをしているので…スルーすべきかもしれないところですが、あえて晒しておこう。

そんな二人と組む以上は、自分自身もしっかりと取り組んでいく姿勢を示す必要が、まず誰よりも安東さん、田口さんに対してあると考えたからこそ…会派設立準備のベースは私自身が担当して取り組ませていただきました。下記の会則については、運用していく中で改善が必要だと判断すれば臨機応変に修正していくつもりです。

引き続き、皆さまのご指導ご鞭撻を賜りますように…よろしくマお願いいたします!

これからの津山市議会、そしてツヤマノチカラ三浦ひらく個人にも…ますますご期待いただき、ご注目ください。二人の仲間を得たことで、津山市の未来をより良いものにしていく、暮らしの現状を少しでも改善していくという共通の目的達成に向けて…それぞれのやり方を今まで以上にパワーアップさせて、しっかりと頑張ってまいります。
本日開催された議長選挙等の詳細についてはまた明日以降、改めて共有させていただきます。本日はこの件だけでも情報量が多過ぎになっていると思うので、ここまでにしておきます。

役職に就きたがる議員が多いのは理解しているつもりでしたが…23時過ぎまで掛かるとは!

何という住民不在政治なのか…。

それでは本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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